成人を祝う儀式は古くからあり、日本の「元服 ( げんぷく ) 式」が成人式の由来とされています。
「元服」とは、男子が成人になった象徴として初めて冠をかぶり、髪型や服装を改める儀式で、 年齢は 11 歳から 16 歳くらいの間に行われていました。
女子は 13 歳になるとそれまで長くしていた髪を初めて結い上げる「髪上 ( くしあげ )」 が行われました。
儀式を通じて、一人前の大人であるということが社会に認められるとともに、 自分自身も成人として義務や責任を果たしていくという自覚を持ちます。
現代の成人式は、地方自治体などで行われ、年度内に満 20 歳を迎える男女が袴やスーツ、 振袖を着用して成人となった祝いを受けます。
式が行われる「成人の日」は、1948( 昭和 23) 年に国民の祝日として 1 月 15 日に定められ、 2000( 平成 12) 年には 1 月第 2 月曜に変更されました。
最近では、成人となる 20 歳の半分にあたる 10 歳に、「2 分の 1 成人式」を開催する 小学校も増えてきています。
古来の風習を守りながら、自分たちの手で新しい文化を築いていくことも、 大切にしたいものですね。




