ママのミカタPROJECT

その3
いろんな匂いでえがお

いろんな匂いでえがお

臭覚は五感の中でも特に原始的な感覚だと言われます。匂いは脳の本能的な部分に伝わり、危険を察知したり、安らいだりする感情を生み出していると考えられています。実際、生まれたばかりで、ものが見えない赤ちゃんは、匂いでママの存在を確かめています。ママと他の人の母乳の違いまでかぎ分けられるのだそうです。例えば、ママがおでかけして、パパと赤ちゃんとで留守番する時、赤ちゃんが泣きだして困った経験はありませんか。そんな時はママの匂いが残ったタオルやシャツ等を嗅がせるとママの存在を感じて落ち着く場合があります。赤ちゃんが泣く大きな理由の一つは不安。大好きなママの匂いには不安をやわらげる効果が期待できます。

一方、そんな敏感な臭覚を生かすなら、自然のいろんな匂いに触れさせてみるのもいいでしょう。花の香りや土の匂い、雨の日の空気や旬のくだもの等、大人には当たり前でも、赤ちゃんには初めての匂いがいっぱいです。ママやパパと楽しく過ごしてかいだ香りは、赤ちゃんの記憶に残り、豊かな心を育ててくれるでしょう。いろんな匂いでえがお。赤ちゃんはもちろん、ママもパパも、えがおになりますように。

いろんな匂いに触れさせて感性を育もう

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