ママのミカタPROJECT

その1
「もったいない」に応える商品を、
つくる、つかう。

「もったいない」に応える商品を、つくる、つかう。

毎日の快適な暮らしは、皿洗いや洗濯、部屋掃除など、いくつもの家事の上に成り立っています。お子さんがいるご家庭では、特に衛生的に心地よく室内を保ちたいですよね。赤ちゃんを子育て中の家事は離乳食などで洗いものが増えたり、急に洗濯が必要になったりなど、何かと水や洗剤などを使いがちに…。子育て中でも、もう少し環境に配慮したり、お財布にやさしくしたりできないものかお悩みのご家庭は多いのではないでしょうか。今回は「もったいないを、ほっとけない。」というメッセージで持続可能な社会の実現に向けて企業姿勢や取り組みを発信している花王株式会社を取材しました。汚れはしっかり落として無理なく節水できる洗剤やプラスチックの使用量を減らしたエコな容器など、「もったいない」という発想から生まれた商品や、CMでもよく耳にする「もったいないを、ほっとけない。」に込められた花王の想いなどについて話を聞きました。

サステナブルを、ブームにしないために。

「もったいないを、ほっとけない。」のメッセージは、テレビCMをはじめ、さまざまなメディアで発信されています。特にWEBサイトでは、この取り組みの背景にある花王の想いが記されています。そこには「もったいないを、ごまかさない。」「目先の結果に、惑わされない。」など、ふだん見て見ぬふりをしている人たちに、ハッとするような気づきを与える言葉が並びます。また、「未来の問題を、その場しのぎにしない。」「サステナブルを、ブームにしない。」など、一般的にサステナブルという言葉が使われる遥か前から、いい未来につながることだけを追究し、地球のためにできることをコツコツと取り組んできた花王の企業姿勢が語られています。花王のPR担当の伊藤さんは「花王がこれまでサステナブル視点で開発してきたさまざまな商品を、ブランドの枠を超えて事業横断で紹介することで、花王とみなさまとで一緒にアクションを起こしたいという想いから、2022年にスタートしました。」と「もったいないを、ほっとけない。」をはじめた理由を語ります。

「もったいない」を、「ほっといて」いませんか?

「水の使い過ぎはもったいない」「洗剤の使い過ぎはもったいない」「つめかえないのはもったいない」など、私たちの暮らしの中には、少しだけ意識してみると小さな「もったいない」がたくさんあります。「もったいないを、ほっとけない。」のWEBサイトでは、そんな気づきにつながるコンテンツを発信しています。例えば、「もったいなインタビュー」という動画では、インタビュアーのマイクが、人のようにおしゃべりなグラスや排水口、フライパンなどのキッチン周りの品々を取材しています。そこで彼らが語るのは、食器洗いや洗濯、浴室など、私たちの暮らしの中の「もったいない」こと。それを「ほっとけない」花王は暮らしに無理なく、節水できる洗剤やプラスチックを削減した容器を開発していることを紹介していて、思わずうなずきたくなるようなことをそれぞれの視点で教えてくれます。ただ、「もったいない」と薄々感じていることでさえ、仕事や家事、子育てに追われていると、どう取り組んだらいいか分からないというご家庭も多いかもしれません。そんな方は、動画をみることで、今からできるちょっとした工夫や意外な発見があるかもしれません。「もったいなインタビュー」をぜひチェックしてみてください。

もったいなインタビュー グラスさん篇

もったいなインタビュー グラスさん篇
https://www.youtube.com/watch?v=7Sl3OQ7UJq8

無理なくエコに貢献できる花王の商品。

子育て世代に特におすすめの商品を伊藤さんに聞いてみると、「2025年春に発売した『キュキュットゴシゴシいらずの泡パック』なら、食器にかけて流すだけなので、食器洗いがラクになるだけでなく、すすぐ時にパッと泡が切れるので約20%も節水になります(花王手洗い品比 鍋とフライパンを除く表示使用方法で比較)」とのこと。東京都水道局の情報で、食器を洗う際に水を5分流しっぱなしにすると、60L程度の水が使われるとのデータがあります。それがすべてすすぎに使われた場合、20%とは約12Lにあたり、2Lのペットボトルで6本分もの節水になります。「ふだんの暮らしの中で、少しでも節水できる洗剤やプラスチックを減らせる容器などを選ぶことで、無理なくエコに貢献できます」と伊藤さんは語ります。花王の商品を選ぶだけで節水でき、使う人にも地球にもやさしく家事を行うことができるなら、子育て中でも無理なく続けられそうですね。

私たちの商品選びで、未来は変えられる。

私たちが何気なく使っている商品には、これまで見てきたように企業の想いや技術、社員の方々の努力などがギュッとつまっています。国連が2030年までに達成を目指す国際社会の共通目標「SDGs」の12番目「つくる責任、つかう責任」、13番目「気候変動に具体的な対策を」というものがあります。「つくる責任」を果たす企業に対し、私たちは「つかう責任」を担っており、私たちがどんな商品を選ぶかで未来は変わっていくのです。目先の結果に惑わされず、小さなこともおざなりにしないという私たち一人ひとりの姿勢や取り組みが、次の世代をよりよく育む力になります。子育てしやすい社会に向けて伊藤さんはこう語ります。「花王は簡単・便利で、人と地球に安心して使える商品やサービスを通じて、家事の負担を減らし、”みんなで子育て”しやすい社会に貢献したいと考えています。」日々の生活の便利さや快適さとともに、こどもたちが暮らす未来も大切する。そんなサービスや商品を選んでいくことが、子育て中でも無理なくSDGsに取り組むコツだと言えそうです。

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