ママのミカタPROJECT

その14
「どうぞ&ちょうだいあそび」

「どうぞ&ちょうだいあそび」

喃語(なんご)が増えた時期に実践!おもちゃを手渡してコミュニケーション

生後6、7カ月ごろの赤ちゃんは、「んま」「あじゃ」などの喃語(なんご)をはっきりと話せるようになります。喃語はそれ自体に意味を持ちませんが、赤ちゃんが自分の気持ちを伝えるために発する立派なコミュニケーション手段!この時期は、言葉を使った遊びを積極的に取り入れ、コミュニケーションの世界をさらに広げてあげましょう。

今回は、今後の子育てにも役立つ「どうぞ&ちょうだいあそび」をご紹介します。
赤ちゃんの好きなおもちゃを目の前に差し出して「はい、どうぞ!」と声を掛け、赤ちゃんが自分から手を伸ばして受け取るのを待ちます。上手に受け取ることができたら「できたね!」「お手手でつかめたね」とほめてあげましょう。何度か繰り返してたくさんほめ、楽しい気持ちを引き出してください。
「どうぞ」に慣れてきたら、今度は赤ちゃんが持っているおもちゃの前に手のひらを差し出して「ちょうだい」と声を掛けます。不思議そうな表情をするかと思いますが、何度か同じように声を掛けてみてください。差し出された手のひらに、赤ちゃんが気まぐれでおもちゃを乗せてくれたら大成功!満面の笑顔で「ありがとう!」と伝えながらたくさんほめましょう。何度か繰り返すうちに「こうすればママが喜ぶ!」と分かり、自発的に手渡してくれるようになりますよ。

「ママとお話するの、楽しい!」と思ってもらうのが一番大切なポイント!赤ちゃんの機嫌がいいとき、ママの余裕があるときに少しずつ、遊びの一環として気長にトライしてくださいね。

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