ママのミカタPROJECT

その22
「脳を育てる!積み木あそびの極意」

「脳を育てる!積み木あそびの極意」

積み木あそび=未知の世界の研究!好奇心をじっくり見守ろう

初めての誕生日が間近に迫る、生後11カ月の赤ちゃん。おもちゃを使った一人遊びでも、器用に指先を使って楽しむ様子が見られます。おもちゃと言えば代表的なのが「積み木」!家にあるけど、ルールがないぶん遊ばせ方がいまいち分からない・・・というママも多いと思いますが、指の感覚が鋭敏になってきたこの時期、「積み木あそび」はとても大切な経験になるんですよ。

赤ちゃんにとって積み木は未知のもの。はじめは一つ一つのブロックを触ったりなめたり、ぶつけ合ったり、ママやパパが積んだものを触って崩してみたりしながら「固いな」「いい音がするな」「触ると崩れるんだな」と観察しています。指先の感覚が未発達の月齢では、この“観察”が遊びのメインです。
そして成長に応じて、ママと同じように指先を使って「積む」ことができるようになります。赤ちゃんは「積めた!もう一回やりたい!」「こうするとどうかな?」「崩れちゃうのはなんでかな?」と考えるようになります。積んで、崩しての“実験”を繰り返す中で、上手な積み方を発見していくのです。
こうして指先を使って一生懸命に“研究”を行うことで、赤ちゃんの脳の神経回路がどんどん発達していきます。

つまり、積み木あそびでママがしてあげるべきことは「見守ること」!積み木同士をぶつけるのも、触って崩すのも、積み方を失敗するのも研究の一貫です。最低限の安全を確保してあげたら、口出しや手出しはNG。一緒に遊びながらわが子の研究を見守り、脳の成長を応援してあげてくださいね。

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