ママのミカタPROJECT

その4
おしりマッサージで、骨盤まわりを整えよう。

おしりマッサージで、骨盤まわりを整えよう。

おしりの奥、骨盤を支える筋肉をほぐす。

いわゆるヒップラインと呼ばれる、おしりのいちばん外側にある筋肉は大臀筋(だいでんきん)と呼ばれ、階段の上り下りや椅子からの立ち座り時等に主に活用されています。一方、その上部と深部にあり、主に立っている時や歩いている時に骨盤を支える役割を果たしているのが中臀筋です。子どもを抱っこする時にも、特に負担がかかるこのインナーマッスルをほぐしていきます。

①立った状態で押す場所を確認する。

立った状態で押す場所を確認する。

まずマッサージする位置を確認しましょう。背筋を伸ばして起立すると、おしりの側面付近がくぼむはずです。そこが中臀筋を効果的にマッサージできる部分になります。

②うつ伏せに寝て、左側からマッサージ。

うつ伏せに寝て、左側からマッサージ。

次に、マッサージを受ける人は、うつ伏せに寝ます。押す人は、寝ている人のおしりの左側に来て、椅子に手をかけたり、ソファーに座ったりしてバランスを取りながら、中臀筋にあたるおしりのくぼみ付近を上から3カ所に分けて押していきます。相手に気持ちいいところを確認して、かかとでギューッと圧力をかけてください。時間をかけてじっくり押すのがコツです。

③右側のおしりのくぼみ付近を押す。

右側のおしりのくぼみ付近を押す。

続いて右のおしりも同様に、右側に来て、椅子に手をかけたりしながら、おしりのくぼみの部分を、足のかかとで3カ所程度に分けて圧力をかけていきます。相手の反応を見ながら、押すポイントと強さを調節してください。おしり付近のだるさの解消につながります。

特にお風呂上がりは筋肉がほぐれやすいのでおすすめです。マッサージする側も自分の足裏が刺激されるので、心身を整えることにつながります。これまで紹介してきた足裏からおしりまでを通して行うと、下半身全体をマッサージすることができて効果的です。ぜひご家族でお試しください。

おしりマッサージで、骨盤周りを整えよう。
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