その7
二の腕のマッサージで、しつこい肩こりを緩和！

①二の腕を外側から押す。

マッサージを受ける人は脇を少し開き、手の平を上にして寝てください。押す人は二の腕の外側に立ち、左手の場合、左足で肘から肩へ、３、４カ所に分けて、足で包み込むように押していきます。特に指先を意識すると包み込むように押しやすくなります。

②腕の付け根を重点的に押す。

続いて、二の腕の内側に移動して、右足で脇の下付近に当たる腕の付け根を押していきます。はじめは小指側の足のヘリを、脇の下の内側、腕の付け根に横からスライドさせるように押し当てます。次に小指側の足のへりを立てて腕の付け根にピンポイントで深く圧力をかけましょう。最後に足裏を寝かせて、付け根一帯を押していきます。腕が疲れている人ほど痛みを感じやすいので、相手に聞きながら加減し、心地よい強さでマッサージしてください。

③二の腕を内側から押す。

その後は、内側に立った状態のまま、腕の付け根から肘へ向けて、３、４カ所に分けて、二の腕を包み込むように押してください。以上のような工程を反対側でも行いましょう。

肩こりというと、肩の上部をたたいたり、背中を揉んだりする方は多いと思います。でも、その肩からぶら下がっている腕の付け根や二の腕をほぐすことで、さらに肩こりの緩和につながります。特に腕の付け根付近は、足圧だからこそしっかりとマッサージできる部位と言えますので、ぜひお試しください。