ママのミカタPROJECT

その8
肩甲骨&肩マッサージで、肩こり解消へ!

肩甲骨&肩マッサージで、肩こり解消へ!

つらい肩こりを足圧でじっくりほぐす!

肩こりは首や肩付近の筋肉が血行不良等で緊張状態になり起こると考えられています。腕や足の筋肉痛は負荷のかけすぎ等で発生しますが、肩こりは逆に使わないことが一因。寒さで運動がおっくうになる冬は特に注意が必要です。そこで、前回の二の腕等に続き、今回は凝り固まった肩を直接足圧でほぐしていきます。

①肩甲骨付近を押す。

肩甲骨付近を押す。

まずは肩と腕をつなぐ肩甲骨付近を押します。肩甲骨は縦長の二等辺三角形型の骨で、その周囲を大きな僧帽筋が支えています。マッサージを受ける人はうつぶせに寝て、押す人は肩の外側に立ち、左肩の場合、右足で肩甲骨付近を背中側から腕の方へ、足裏でさするように押していきます。5~10回程度、はじめは軽く、徐々に強く押しましょう。三角形を意識すると、肩甲骨付近を上手にほぐすことができます。

②肩を足裏の腹で押す。

肩を足裏の腹で押す。

次に肩を押していきます。押す人は椅子に座り、首の左側から腕の方に押していきます。首の左端の付け根付近から、肩を3ヵ所に分けて足裏の腹をぐいっと押し付けるように圧力をかけていきます。ここでもはじめは軽く、徐々に強くしていきましょう。

③肩を足の指で押す。

肩を足の指で押す。

続いて、肩を足の親指で押します。爪が当たると痛いので親指の平たい腹の部分で押すのがコツです。首の下、肩の左端付近からぎゅーっと圧力をかけ、順に腕の付け根まで行ってください。強さは相手に確認しながら調整しましょう。以上のような流れを右肩も同様に行ってください。

肩周辺を広範囲に押す際は足裏の腹を使うと心地よく効率よく押せます。一方、特に肩こりがつらい場所は親指でピンポイントに押すと強い刺激を与えられます。5本指ソックスを履くのもおすすめです。首や肩が冷えると緊張状態が続き、肩こりがつらくなりがちです。外出の際はマフラーを巻く等して体温調整を上手に行い、冬を元気にお過ごしください。

肩甲骨&肩マッサージで、肩こり解消へ!
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