成人式の振袖にかかる費用・料金は？準備方法や出費を抑えるコツも◎

• ＃成人式
• ＃振袖
• ＃レンタル

成人式は、大人の第一歩を踏み出す節目の日です。成人の日には、色とりどりの振袖を着た女性を街中で見かけることもあるでしょう。

とっておきの記念日ということで、成人式の服装に振袖を選ぶ方も多い傾向ですが、「振袖にかかる費用はどのくらい？」「出費を抑える方法はある？」と振袖にかかる費用について不安があるという声も多く聞かれます。

そこでこの記事では、成人式の振袖にかかる費用・料金について詳しく解説します。また、振袖を用意する方法や、費用・料金をおさえるポイントも紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。とっておきの振袖で、成人式の思い出を華やかに彩りましょう。

成人式の振袖にかかる費用・料金が気になる！

成人式の振袖は、振袖を用意する方法によってかかる費用が異なります。準備方法は、主に「購入する」「レンタルする」「譲り受ける」の3パターンです。ここでは、それぞれの方法でいくらかかるか、費用・料金の目安を紹介します。

購入する際の費用・料金

振袖を購入する際にかかる費用の目安金額は、30万円~100万円程度です。大量生産による低価格な振袖も増えていますが、刺しゅうや絞りといった職人技が必要となるような振袖を購入する場合は高額になることも多いようです。また、着物だけでなく帯や草履、着付け小物なども揃える必要があるため、総額100万円以上かかるケースもあるでしょう。

振袖を購入するとご自身にピッタリのサイズに仕立てられます。また、成人式だけでなく冠婚葬祭やイベントなど、好きなタイミングで何度でも着用可能です。姉妹で着回しをしたいときにも便利でしょう。

レンタルする際の費用・料金

振袖をレンタルする際にかかる費用の目安は、5万円~20万円程度です。レンタルの場合、着物の品質や人気に応じて価格設定が異なります。小物はセットになっているケースが多く、用意の手間がかからないのがうれしいポイントです。また、前撮り撮影と振袖レンタルがセットになったお得なプランを展開するフォトスタジオもあります。

レンタルは、振袖の準備にかかる費用を抑えられるのがメリットです。クリーニングやメンテナンスの費用もかかりません。また、購入する場合は何度も着用することを考え、定番のデザインの振袖を選びがちですが、レンタルの場合は、そのときのトレンドや気分に合わせた振袖も着用できる点もうれしいポイントです。

譲り受ける際の費用・料金

ご家族やご友人から振袖を受け継ぐのも方法のひとつです。特に、ママ世代は振袖を購入するのが主流だったため、「自宅に振袖が眠っている」というケースも少なくありません。ママ振袖であれば、準備の費用は0円です。ただし、小物を買い替える際や仕立て直しをする場合、クリーニングに出すようなケースでは諸費用がかかります。

ママ振袖は、ご家族で思い出を共有できるのが最大の魅力です。ママはもちろん、着物を購入した祖父母も喜んでくれるでしょう。思い出話に花を咲かせたり、前撮り撮影の写真を見比べたりできるのもママ振袖のメリットです。

費用・料金が高くなる理由とチェックポイント

振袖にかかる費用はレンタルで5万円~20万円程度、購入で30万円~100万円程度です。費用に幅があるため、どの方法で振袖を選ぶべきか悩んでしまうこともあるでしょう。

振袖は安ければ安いほどいいというわけでもありません。ここでは、振袖を選ぶ際にチェックしておきたいポイントなど、役立つ知識を紹介します。

生地の品質

振袖に使用される代表的な素材は、正絹とポリエステルです。正絹は天然素材（蚕の繭）でできており、希少価値が高いため費用も高額になる傾向があります。高級感漂う見た目と柔らかい触り心地が特徴です。吸水性、保湿性、通気性にも優れ、着心地がよく、着崩れしにくいともいわれています。

一方、ポリエステルは石油から作られた化学繊維です。大量生産が可能であるため、正絹の振袖に比べて低価格に設定されています。

近年は製造技術が上がっており、ポリエステル製の振袖でも、生地の薄さや着心地の悪さが目立つものは少なくなりました。ただし、正絹に比べると重さがあり、着崩れを起こしやすいものもあるようです。

柄の染色加工

柄や色の入れ方によっても、振袖の費用が変わります。値段が高くなるのは、染色加工職人がひとつひとつ手作業で染色加工を施した「手染めの振袖」です。特に、職人が1枚1枚手書きによって染める「手描き染め」の振袖は、型紙を使用する「型染め」よりもさらに価値が高くなります。

一方、プリンターによって大量生産された振袖は、手染めの振袖に比べて低価格です。ただし、プリンターのものは安い分、経年変化が起こりやすいという懸念点があります。価格を重視するか、付加価値を重視するか、希望に合わせて選択しましょう。

振袖の仕立て方法

振袖をご自身にぴったりのサイズに仕立てる際は費用がかかります。仕立てにかかる費用の目安金額は、3万円~10万円程度です。仕立てをすることで、着崩れしにくくなったり見栄えがよくなったりするといったメリットがあります。ただし、将来的にサイズが変わった場合や姉妹で着回しをする際などには、再度仕立て直しをしなければなりません。

できるだけ出費を抑えたいときは、既製品から選ぶとよいでしょう。既製品でも一定の範囲内であれば着付けの際にサイズ調整ができます。

振袖レンタルにかかる費用・料金を抑える方法

できるだけ費用を抑えたいときは、振袖レンタルが便利です。「予約の時期」や「サービス内容」をしっかりと比較しておくことで、よりお得に振袖をレンタルできる可能性があります。

振袖レンタルをする際のポイントをチェックし、コスパよく成人式の服装を準備できるとよいですね。

振袖が安い時期に予約する

成人式の1年前になると、新作振袖に関する情報やキャンペーンのお知らせが続々と届きます。キャンペーンを利用すれば、お得に振袖をレンタルできるでしょう。中には、早期購入・予約特典として、「着付け・ヘアセット無料」「前撮り撮影つきプラン」などのサービスが付いているケースもあります。

また、成人式の1年前は、前年度の成人式が終わることで振袖の選択肢が増加する時期です。新作の振袖も登場する時期で、人気の振袖をいち早くゲットできる可能性があります。できるだけお得に振袖を用意したいときは、1年前から準備を始めるとよいでしょう。

小物一式がセットになったプランを選ぶ

振袖を着用する際は、着付けに使用する小物も必要です。帯や長じゅばんなど、振袖と一緒に用意しておきたい小物の一例を紹介します。

・振袖
・帯
・帯揚げ
・帯締め
・前板
・帯枕
・腰ひも
・重ねえり
・えり芯
・長じゅばん
・肌着
・草履
・足袋
・バッグ
・髪飾り

小物を用意する方法は、主に「ひとつひとつご自身で集める」「小物一式がセットになった振袖を選ぶ」の2パターンです。全ての小物をひとつずつ集めるとなれば、手間も時間もかかります。直前になって準備し忘れたことに気付くというケースもあるでしょう。小物一式がセットになった振袖を選べば、準備し忘れも防げます。

ヘアセットと着付けサービスもチェック

振袖を着用する際は、ヘアセットや着付けをどうするかといった点も併せて考えておかなければなりません。ヘアセット・着付けの方法は主に以下の3パターンです。

・美容院に依頼する
・フォトスタジオで施してもらう
・ご自宅にて、ご自身やご家族で行う

フォトスタジオでは、振袖のレンタルと一緒に、着付け・ヘアセットのサービスが付いているケースもあります。無料付帯でサービスを受けられるプランを選べば、その分の費用や移動の手間を軽減できます。

写真撮影だけ振袖を着用する

成人式当日は、スーツやワンピースといった洋装も着用可能です。振袖でなければならないという決まりはないため、移動のしやすさや費用を重視して洋装を選ぶ方もいます。ただし、そういったケースの中でも、「やっぱり振袖を着ておけばよかった」と後悔する方も少なくないようです。

振袖を着用する機会はそう多くありません。写真撮影のときだけ振袖を着用し、成人式当日はお手持ちの衣装を着用するのも方法のひとつです。何度も振袖をレンタルする必要がないため、費用も抑えられます。

撮影時期によって費用・料金も異なる？写真撮影はいつするのがお得？

成人式の写真撮影の方法は主に、「前撮り撮影」「当日撮影」「後撮り撮影」の3パターンです。それぞれの概要とメリットは以下のような点があります。

当日撮影は、撮影時に必要となる着付けやヘアセットが一度で済む点がメリットですが、当日のスケジュールが過密になることに注意が必要です。

成人式の費用を抑えたいときにおすすめの写真撮影方法は、前撮り撮影です。前撮り撮影ではキャンペーンやサービス・特典などが付いてくるケースが多く、それらを利用すればお得に写真撮影できるでしょう。

また、「混雑の時期を避けられる」「振袖を着る練習ができる」「振袖を長期間レンタルできる」といった点も前撮り撮影ならではの魅力です。

なお、前撮り撮影の中でも、成人式の前年3月~4月の時期がおすすめです。撮影したい時期が決まったら、早めの予約を心掛けましょう。

振袖レンタルに適した時期は？

成人式にとっておきの振袖でおしゃれを楽しむためには、「振袖を適切な時期に予約できるかどうか」が大切です。

特に、新作振袖やトレンド柄などは人気が高く、予約が殺到することもあります。振袖レンタルに適した時期をチェックして、予約に向けた準備を進めましょう。

リサーチは1年半前から始めよう

着たい振袖やなりたいイメージを知るためのリサーチは、1年半ほど前から始めておくと安心です。だいたいのイメージを膨らませておくことで、振袖探しもスムーズに進みます。

成人式の準備は慌てずコツコツと進めることが大切です。1年半ほど前になったら、カタログやSNSを見ながら大まかなイメージを固めておきましょう。

振袖のレンタルは1年前がベスト

振袖レンタルの予約を開始するベストタイミングは、成人式の1年前です。前年の成人式が終わると振袖が返却されるため、選択肢が広がります。たくさんの振袖の中から選んで決めたいという方でも、お気に入りの1着を見つけられるでしょう。

振袖の予約は、早いところで2年以上前から開始しています。ただし、予約から当日までの期間が長くなると、好みや体形が変わってしまったりトレンドが変化したりすることも少なくありません。

成人式の1年前を目安に好スタートを切られるよう、実際に着たいと思う振袖イメージをいくつかピックアップしておきましょう。

新作狙いなら前年1月~2月までに見つけよう

新作振袖は、通常毎年1月~2月ごろに発表・予約開始となります。新しいデザインの振袖を着用したい場合は、成人式前年の1月~3月までに予約を済ませるようにしましょう。

ただし、メーカーによっては新作発表の時期が異なることもあります。気になるメーカーがあれば、公式ホームページなどを確認しながら最新情報をチェックしておくと◎です。

振袖だけじゃない！その他にかかる費用・料金

振袖を着る際にかかる費用は、「着物」や「小物」だけではありません。着付けやヘアセット、メイク、フォトスタジオ、お祝い返しなどさまざまな費用がかかることも忘れてはいけません。それぞれの費用にいくらかかるか確認しながら、トータルコストを計算してみましょう。

着付け・ヘアセット・メイクの費用・料金

振袖の着付けは「着付け」＋「ヘアセット」＋「メイク」で行われていることが多く、まとまった費用が必要になります。また、着付けをお願いできる場所は主に、「美容室」「ホテル」「出張着付けサービス」「合同着付け会場」の4種類です。場所ごとの費用目安は以下のようになります。

・美容室：2万円~3万円
・ホテル：2万円~4万円
・出張着付けサービス：2万円~3万円
・合同着付け会場：無料（振袖を購入した場合）

費用だけでなく、式典会場までの距離、ご自宅からのアクセスのしやすさなどを考慮して、依頼場所を決めましょう。

フォトスタジオの費用・料金

成人式は一生に一度の大切なイベントです。振袖姿や若々しいフレッシュな姿を記念に残しておきたいと思う方も多い傾向です。写真撮影にかかる費用は大まかに分けて以下のようになります。

・スタジオ撮影のみプラン：3,000円~3万円
・振袖レンタル・着付け付きプラン：4万円~5万円
・着付け・ヘアセット付きプラン：4万円~5万円
・振袖レンタル・着付け・ヘアセット付きプラン：10万円~30万円

着付けやヘアセットなしの「スタジオ撮影のみプラン」を選択すれば、3,000円~写真撮影が可能です。また、着付けとヘアセットが付帯されたプランでも、4万円~5万円で撮影できます。なお、上記は前撮り撮影のみの金額です。当日撮影や後撮り撮影の場合、費用相場が上がる可能性があります。

お祝いのお返しが必要な場合も

成人祝いのお祝い返しは必ずしもしなければならないわけではありませんが、感謝の気持ちとともにお礼の品を渡すと喜ばれるでしょう。お祝い返しの目安金額は、いただいた金額の30％～50％です。目上の方には1/3返し、同世代や年下の方には1/2返しをするのがマナーとされています。

お祝い返しの品は、お祝いをいただいてから1か月以内を目安に用意しましょう。相手の方を思いながら、感謝の気持ちを込めて選べると◎ですね。

「ふりホ」なら振袖レンタルと写真撮影の費用・料金がお得に

©HIBIYA-KADAN

ふりホは、前撮り撮影と振袖レンタルがセットになったお得なプランです。前撮り撮影時の着付けやヘアセットのサービスも付帯されています。成人式にかかる費用をできるだけ抑えたいと考えている方は、ぜひ、スタジオアリスの新プラン「ふりホ」をご利用ください。

一律99,800円（税込 109,780円）で振袖レンタルと写真撮影がセットに

ふりホの料金は一律99,800円（税込 109,780円）です。お得な料金で成人式の振袖レンタルと前撮り撮影ができます。振袖の着用に必要となる小物一式はもちろん、写真撮影の際の着付けやヘアセットも付帯サービスです。追加費用は一切かかりません。

成人式当日用の振袖は、前撮り撮影の際に受け取れるので長期間のレンタルも可能です。成人式はもちろん、その他の機会にも着用できる点もポイント。振袖の着用感に慣れておけば式典当日にも余裕がでて思い切り楽しめます◎。

約1,500種類の中からお気に入りの振袖を選べる

ふりホでは約1,500種類の振袖をご用意しています。たくさんの振袖の中から選べるので、お気に入りの振袖にもきっと出会えるでしょう。王道柄の定番振袖から、パステルカラーのかわいい振袖、ディズニーとのコラボデザインなどさまざまな種類があります。

京友禅競技大会で受賞した格式高い振袖もご用意があるので、トータルコーディネートを上品に仕上げたい方にもピッタリです。ふりホの公式サイトからでも振袖を確認できるので、ぜひ一度チェックしてみてください。

写真集アルバムだけでなく画像データも受け取れる

ふりホプランで撮影した写真は、10ページ12カットが入った写真集タイプのアルバムにしてお客様にお渡しします。ステキな写真の中から選りすぐりの写真をピックアップして、一生の思い出に残るアルバムに仕上げましょう。

また、アルバムだけでなく、注文画像データが入ったCDとSNS用画像データのダウンロードもセットになっています。SNSへの投稿やお友達へのメールなどにも気軽に活用できて便利です。高画質なのでスマホやパソコンにアップする際もキレイに反映されます。

ふりホ公式インスタグラムで最新情報をゲット

「ふりホ」の振袖ラインアップがチェックできる、「WEBカタログ」や「ふりホ公式インスタグラムアカウント」もご活用ください。WEBカタログでは、振袖の閲覧だけでなく、ご自身の写真データを活用したバーチャル試着が可能です。振袖姿のイメージを固める際に役立つでしょう。

また、ふりホ公式インスタグラムアカウントでは、振袖の写真だけでなく成人式に関する最新情報や振袖レンタルのご予約&ご相談会のお知らせも配信しています。成人式のお得な情報をいち早くゲットしたいときは、ぜひフォローしてみてください。

ふりホのQ&A｜気になる疑問を解決！

ふりホの疑問1｜実際は高い振袖もあるのでは？本当に一律価格？

新作振袖、受賞振袖、Disneyデザイン振袖、ブランド振袖、どの振袖を選んでも追加料金は一切ありません。高品質・約1,500種類の振袖を、すべて安心の一律価格でご提供しています。

ふりホの疑問2｜振袖だけの価格なの？

成人式当日の振袖レンタルと前撮りがセットになったプランです。振袖には帯こもの一式はもちろん、着付けに必要な小物10点もご用意しております。前撮り時は着付け・ヘアセットもついて、さらに写真集タイプの豪華アルバム（10ページ12カット）もセットになっていますので、すべておまとめお任せください。

ふりホの疑問3｜いつ予約したらいい？早く予約しなくて大丈夫？

人生の大きな節目である成人式の振袖を何年も前に予約するのは早すぎませんか？好みも変わるし不安がいっぱい・・・
そんな声から生まれた「ふりホ」なら振袖選びは急がなくてもOK！
成人式の直前でもご予約いただけます。毎年トレンドに合わせた旬の品揃えをしているので、豊富なラインアップからお選びください。
※1～2年前のご予約からお受けしています。

まとめ

振袖を用意する際は振袖だけでなく、小物一式や着付けサービス、写真撮影などさまざまな費用が発生します。振袖の予約を開始する前に、トータル的にいくらぐらいの費用・料金がかかるか計算してみましょう。

スタジオアリスでは成人式専用の新プラン「ふりホ」をご用意しています。前撮り撮影と振袖レンタルをお得な料金で利用できるプランで、成人式にかかる費用を抑えたいときにピッタリです。振袖のご予約ご相談会も開催していますので、ぜひお気軽にご利用ください。