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振袖に必要なものリスト|装飾小物やあると便利なものまで徹底解説

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振袖を着る際は、着物や帯だけでなく、着付け小物や和装小物も必要です。着付けには多くのものが必要になるため、いざ振袖を着る際に「道具が足りない」「間違ったものを用意してしまっていた」といったトラブルが起こることも少なくありません。

そこで今回は、振袖に必要なものや、あると便利なものについて徹底解説。費用や準備方法など、振袖の着付けに関する基礎知識もまとめました。さらに、必要なものを一覧にしたチェックリストも記載していますので、ぜひご活用ください。

振袖とは?振袖の種類と着用シーン

振袖は未婚女性が着用する第一礼装です。通常の着物よりも袖が長いのが特徴で、3種類に分けられます。種類によって格式が異なるため、シーンに合わせて着用しましょう。

・大振袖
3種類の中で最も格式が高い振袖です。袖丈は110cm~114cm前後。全面に柄をあしらった絵羽柄で、五つ紋を入れるのが伝統的なスタイルです。結婚式で花嫁が着用することが多いですが、最近では成人式に着る方もいます。

・中振袖
大振袖の次に格式が高く、成人式や結婚式に参列する際に着用されることが多い振袖です。袖の長さは90cm~110cm程度と比較的長めで、ふくらはぎあたりまであります。

・小振袖
袖の長さが60cm~85cm程度と短めの振袖です。身動きがとりやすくカジュアルなデザインであるため、卒業式やパーティー、お茶会などに向きます。成人式で着用しても問題ありません。

振袖に必要なものチェックリスト

振袖を着付ける際は、たくさんの小物を使用します。必要なものの一覧は以下の通りです。チェックリストを参考にしながら準備を進めましょう。

種類・ジャンル

必要なもの

チェック欄

帯まわり

帯(袋帯・丸帯)

帯板

帯枕

衿まわり

衿芯

半衿

アンダーウェア

長襦袢

肌襦袢

裾除け

足袋

着付け小物

腰ひも

コーリンベルト

伊達締め(マジックベルト)

三重ひも(四重ひも)

和装小物

帯締め

帯揚げ

重ね衿

バッグ

ショール

髪飾り

草履

その他

補正パッド(タオル)

和装ストッキング

振袖に必要なもの|着付け小物

振袖を美しく着こなすためには複数の小物が必要です。ここでは、着付けに欠かせない「着付け小物」を紹介します。

しっかりと準備しておくことで、着付け当日に「道具が足りない」「忘れ物をしてしまった」と焦ることなく、スムーズに進められるでしょう。ジャンルごとに解説します。

帯まわり

帯は振袖の中でも重要な役割を担うパーツです。帯の色や結び方によって印象ががらりと変わります。きれいに仕上げるために必要なものは以下の通りです。

・帯
振袖に合わせる帯は袋帯が一般的。袋帯は幅30cm長さ4m超と長く、半分に折ってから使用するのが特徴です。表側だけに絵柄が刺しゅうされており、軽さがあるため、さまざまな結び方にアレンジできます。

・帯板
帯板は、帯にハリを出し美しい形を保つためのアイテムです。前板と後板の2種類あり、帯と帯の間に挟んで使用します。

・帯枕
帯枕は帯を支え、形状を保つために使用するものです。10cm×20cm程度の枕をガーゼで包んだような形になっており、背中側に枕がくるようにして、ガーゼをお腹に巻きつけて結びます。

衿まわり

衿まわりも、振袖の印象を決める重要なパーツのひとつです。衿まわりが整っていると、清潔感が出て上品な仕上がりになります。衿まわりの必需品は以下の通りです。

・半衿
半衿は、振袖の下に着用する「長襦袢」に取り付けて使用します。半分しか見えないことから、半衿と呼ばれるようになりました。幅15cm程度、長さ1m程度の布で、汗やファンデーションなどによる汚れを防ぐ効果があります。

・衿芯
衿にしわが寄るのを予防し、ピンと立たせるためのものです。長襦袢の半衿の間に通して使用します。美しい後ろ姿を作るには、衿が整っていることが大切です。

アンダーウェア

振袖を着る際は、普段の生活で使用するようなアンダーウェアの着用は避けるのが無難です。きれいに振袖を着こなすために、和装に適した下着をつけましょう。

・肌襦袢
肌襦袢は、素肌の上に着用するアンダーウェアです。汗や皮脂を吸着させるもので、キャミソールのような役割があります。

・長襦袢
肌襦袢の上に重ねて着るインナーです。下着と着物の間に着ることで、振袖の型崩れを防止する役割があります。

・裾除け
長襦袢の下に着用し、裾が痛むのを防ぐためのものです。「裾さばきがよくなる」「着崩れを防止する」「下半身の保温に役立つ」といった効果もあります。

・足袋
足袋は着物用の靴下です。足先は、親指とその他の指で2つに分かれています。振袖には白色の足袋を合わせるのが一般的です。

着付け小物

着付けに必要とされる小物は他にもあります。小さかったり形状が似ていたりするため、うっかり忘れると着付けに支障が出ることも。忘れないように、そして不足がないように注意しましょう。

・腰ひも
着物がはだけないように固定するひもです。長襦袢にも使用します。着付け方や体形、着物のサイズなどにより必要となる本数が異なるため、5本~6本程度用意しておきましょう。

・コーリンベルト
胸元や衿元をきれいな形に整えるためのベルトです。クリップが付いたゴム状になっており、コーリンベルトを付けると着物が固定され着付けしやすくなります。

・伊達締め(マジックベルト)
伊達締めやマジックベルトは、衿合わせやおはしょりを押さえる際に使用するアイテムです。長襦袢と着物用の2本用意しましょう。

・三重ひも(四重ひも)
三重ひもとは、ゴム状のひものことです。帯を結ぶ際に使用することで、動きがついて華やかな印象のアレンジに仕上げられます。

振袖に必要なもの|和装小物

和装小物は、着物を着る際に必要となる小物のことです。広義では「着付け小物」も和装小物に含まれますが、実際に使用する際は、帯締めや重ね衿といった装飾小物としての意味合いが強くなっています。

振袖の魅力を最大限引き出すためにも、和装小物をバランスよく取り入れましょう。ここでは、代表的な和装小物を7つ紹介します。

帯締め

帯締めは、帯の中央で結び引き締めるものです。装飾的な役割も強く、飾りが付いたものや柄にこだわったデザインのものなど、豊富な種類があります。

帯まわりを華やかにしてくれるアイテムで、着こなしのセンスアップに最適です。着物や帯の差し色と合わせてアクセントにしたり、同系色を選んで上品にまとめたりとアレンジ方法は多岐にわたります。

帯揚げ

着物と帯の間に着用し、帯枕を包み込み、見えないようにするアイテムです。帯が下がらないように支える役割もあります。

帯揚げの生地は、ふんわりと柔らかくボリュームがあるのが特徴。帯の間から見えると着物を引き立てるアクセントになるため、洗練された帯まわりを演出するために欠かせない小物です。

重ね衿

重ね衿(伊達衿)は、半衿に重ね付けして衿にボリュームを出すことで、何枚も着ているように見せるためのものです。着物を重ねて着ていた昔の日本文化と同じように、「喜びが重なりますように」という願いが込められているといわれています。

使用は必須ではありませんが、顔まわりの華やかさをアップさせる効果があるため、明るい印象を演出したい方は検討しましょう。

バッグ

普段日常生活で使用しているようなバッグは避けるのが無難です。振袖に合わせるバッグには、手で持つタイプの小ぶりのものが適しています。着物の型崩れを防止でき、持ち運びにも便利です。

エナメルや布などさまざまな生地のものがありますが、振袖のデザインに合わせると統一感が出るでしょう。

ショール

ショールは、冬の防寒具として活用できるアイテム。マフラーのように首元(衿)に巻くことで、冷気が入り込むのを防ぎ体の熱を保温できます。

成人式でよく使用されるのは、白のふわふわとしたデザインのものです。明るく華やかな印象を演出できます。とはいえ、実際に使用するショールの色や素材に、特別なきまりはありません。黒いフェイクファーや赤いベルベットのものを着用する方もいます。

髪飾り

髪飾りは、振袖の印象を決める重要な和装小物のひとつです。振袖に合わせる髪飾りは、つまみ細工のかんざしや造花が付いたものなど、花をモチーフにしたデザインの髪飾りが多くなっています。

また、リボンやパールも人気です。着物の色や柄、髪型の雰囲気と合わせて選び、コーディネートのバランスを整えましょう。

草履

草履は日本の伝統的な履物です。着物やバッグと色合いを合わせると統一感が出ます。そのため、振袖とセットになって販売・レンタルされていることも少なくありません。

草履は、ジャストサイズよりも少し小さめのサイズを着用するのが望ましいといわれています。いきなり履くと足が痛くなる可能性があるため、成人式やイベントに参加する前に何度か履いて練習しておくとよいでしょう。

振袖に必要なもの|便利グッズや必需品

ここでは、成人式や結婚式といったイベント参加時の必需品や、振袖の着用時にあると便利なグッズを紹介します。当日に「持ってくるのを忘れてしまった」「あれを持ってくればよかった……」と慌てるのは避けたいものです。ぬかりのない準備を心がけて、イベントを思いきり楽しみましょう。

見栄えをよくしたいとき

振袖の見栄えをよくしたいときは、和装ストッキングや補正パッドの使用を検討しましょう。和装ストッキングとは、草履に適した形状のストッキングです。足元の冷え予防や肌の滑らかさを演出する効果を期待できます。

また、凹凸のないきれいなシルエットに仕上げたいときは、補正パッドがおすすめです。おなかまわりに付けることで、胴を平らにして着物が映える体形に整えてくれます。なお、補正パッドがない場合は、フェイスタオルでも代用可能です。

成人式や結婚式に出席するとき

成人式や結婚式といったイベントに出席する際に必要となるものや、あると便利なものを紹介します。

ジャンル

必要なもの

チェック欄

必需品

招待状・案内状

ハンカチ

ティッシュ

お財布(小さいサイズ)

携帯電話

あると便利なもの

着物の袖を留めるクリップ

ばんそうこう(靴擦れしたときに)

防寒用カイロ

ヘアゴムやヘアピン

化粧直し用コスメ

トイレに行く際や化粧直しをする際、振袖の袖が床についてぬれたり汚れたりする可能性があります。クリップがあると袖を簡単にまとめられるため便利です。

また、草履は普段履き慣れないため、靴擦れを起こすこともあるでしょう。万が一のためにばんそうこうを数枚持っておくと安心です。

振袖に必要なものどこで揃える?費用はいくらかかる?

振袖を着るために必要なものはたくさんあります。「どこで揃える?」「費用はどれくらいかかる?」と気になっていませんか。振袖の準備方法は主に、「購入」と「レンタル」の2パターンです。ここでは、各準備方法のメリット・デメリットと費用目安について解説します。最新情報をキャッチして、適した方法で準備しましょう。

購入するメリットと費用目安

振袖の購入費用は、10万円~80万円程度です。着物や帯の素材、デザインなどによって金額が大きく異なります。

購入するメリットは「自分の体形に合わせて仕立てられる」「好きなときに着られる」「思い出に残る」といったことが挙げられます。

一方デメリットは、「費用がかかる」「管理の手間がかかる」といった点です。また、購入後に体形(サイズ感)やデザインの流行が変わるリスクもあります。

レンタルするメリットと費用目安

振袖のレンタルにかかる費用は、5万円~30万円程度です。購入する場合と比較すると、出費を抑えられます。

レンタルする場合、経済的な負担を抑えられること以外にも、「着物を収納するスペースを確保する必要がない」「維持や管理の手間がかからない」「トレンドの柄を着用できる」といったメリットがあります。

一方、デメリットは、「体形によっては選択肢が限られることもある」「人気の振袖は予約が埋まりやすい」といった点でしょう。また、複数回着る場合は、購入したほうがトータルコストを抑えられるケースもあります。

振袖に必要なものを揃えたら記念写真を撮影しよう

人生の中で振袖を着る機会はそう多くありません。特に成人式は一生に一度。大切な記念日です。美しい振袖姿は、記念写真にして残しておきましょう。ここでは、撮影に適した時期や前撮り撮影について解説します。

成人式の振袖撮影は前撮り撮影がおすすめ

前撮り撮影とは、イベント当日でなく別の日に撮影する方法で、成人式では前撮り撮影をするのが近年の主流です。スケジュールに余裕ができるため、写真撮影だけに集中できます。ハードスケジュールにより撮影を楽しむ余裕がなくなったり、疲れが出やすくなったりする心配がありません。

また、長時間振袖を着続ける必要がないのも大きなポイント。着崩れを起こしにくく、きれいな姿を写真に残せます。

撮影におすすめの時期は?

成人式の前撮り撮影は、ご自身で撮影時期を選択できます。各シーズンの特徴やおすすめポイントをチェックしておきましょう。

時期

ポイント

1月・2月(1年前)

・屋外撮影では、雪景色のように冬ならではの背景で撮影できる可能性も

・その年に成人式を迎える方の撮影と重なる可能性がある

3月・4月

・フォトスタジオのスケジュールに余裕がある時期

・屋外撮影が可能な場合は、桜と一緒に撮影できることも

5月・6月

・ゴールデンウィークがあるため、ご家族での撮影がしやすい

・暑すぎず寒すぎず、着物を着るのに適した時期

7月・8月

・行事が少ない時期であるため、比較的予約が取りやすい

・夏休みを利用してご家族で写真撮影できる

・気温が高いため、屋外撮影には適さない場合もある

9月・10月

・気温がちょうどよく、屋外撮影に適している

・七五三の前撮り撮影に人気が高い時期

11月・12月

・11月は七五三、12月は成人式が近くなることで前撮り撮影の人気が高まる時期

・成人式に近いため、予行演習にもなる

前撮り撮影は、3月~9月頃が適しています。イベントが少ないため比較的予約を取りやすい時期です。特に3月~5月頃は、気候がよいので屋外撮影も楽しめるでしょう。

振袖撮影に必要なものが全て揃うスタジオアリスの「ふりホ」

スタジオアリスの新プラン「ふりホ」は、成人式専用の特別プランです。前撮り撮影から振袖レンタルまでワンストップで対応できます。

一生に一度しかない成人式の大切な瞬間を、スタジオアリスの「ふりホ」で写真に残しませんか。ここでは、「ふりホ」プランのおすすめポイントを3つ紹介します。

一律価格が安心!「ふりホ」のセット内容

スタジオアリスの「ふりホ」プランは、料金設定が分かりやすいのが特徴です。追加料金なしの一律9万9,800円(税込:10万9,780円)で、「前撮り撮影したい」「振袖をレンタルしたい」といった希望を一度にかなえられます。

【ふりホのセット内容】
・プロによる前撮り撮影
・正絹を中心とした高品質の振袖レンタル
・振袖の長期レンタル
・撮影時の着付け・ヘアセットのサービス
・新品着付け小物10点セット
・データ付きアルバムとSNS用データ
・安心サポート

お支払いは前撮り撮影のときでOK。また、前撮り撮影予定日の2週間前までキャンセル可能です。不測の事態が起こるかも……と振袖の準備に不安を感じている方も、ぜひお申し込みください。

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約1,500種類の振袖からお気に入りをチョイス!

「ふりホ」は衣装数「約1,500種類」と選択肢が豊富なのも魅力のひとつです。正絹を中心とした高品質な振袖の中から、お気に入りの1枚をお選びください。和装小物やバッグ、靴といった小物はトータルコーディネートされているので、振袖に関する知識が少ない方でも安心です。

振袖は、「WEBカタログ」か「カタログアプリ」から仮予約できます。カタログアプリの搭載機能であるバーチャル試着機能を利用して、正統派の華やかな振袖や古典柄、ディズニーデザインなど、さまざまなバリエーションを試してみましょう。「これ!」と思う振袖を見つけたら、「予約する」のボタンを押すだけで仮予約できます。

『スタジオアリス ふりホとは(商品・料金)』

「ふりホ」ご予約&ご相談会も全国で開催

スタジオアリスでは、成人式の写真撮影を検討中の方や、振袖準備にお悩みの方に向けた「振袖レンタルのご予約&ご相談会」を開催しています。着物の質感やデザインのディテールを、実際に手に取って確認いただけるチャンスです。

また、振袖や前撮り撮影に関する疑問もスタッフがお答えします。ぜひお気軽にご来場ください。なお、ご予約&ご相談会は予約制となっており、開催店舗への電話予約が必要です。開催店舗・電話番号はホームページにてご確認いただけます。

『スタジオアリス ふりホのご予約・ご相談会』

まとめ

振袖を着る際は、着物や帯以外にも複数の着付け小物が必要です。また、帯揚げや重ね衿といった和装小物もあると、振袖をより華やかに着こなせます。振袖の準備に難しさを感じる方は、振袖用品一式をまとめてレンタルできるサービスの利用が便利です。

スタジオアリスの新プラン「ふりホ」なら、振袖レンタルから前撮り撮影までワンストップ。 高品質な振袖が「約1,500種類」とバリエーション豊かで、着付け小物や和装小物もセットになっているのがうれしいポイントです。お好みの振袖を見つけて、ステキな振袖姿を記念に残しましょう。公式サイトにて撮影や振袖の仮予約ができます。ぜひお気軽にご利用ください。

『スタジオアリス WEB撮影予約サービス』
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