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振袖姿は背中がポイント?着崩れ対策と美しい着こなし方

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成人式は、一生に一度の晴れ舞台です。シャッターチャンスは幾度となく訪れることから、振袖を着付けてから式典中、そして家に帰るまで美しい着姿を保ちたいものです。

しかし、頻繁に着用するものでもないため、振袖が着崩れる原因や着崩れ防止の対策などの知識がある方も少ないでしょう。

そこでこの記事では、振袖の着崩れ防止対策や、着崩れを起こしてしまった際の対処法を紹介します。着崩れを事前に防ぎ、もしものときに備えて「お直し方法」をマスターしておきましょう。

成人式の振袖には着崩れ対策が必須

振袖を美しく着こなすためには、着付けの時点で着崩れ対策をしておく必要があります。成人式にご自身で着付けをするケースは少ないですが、着付けに必要な小物を、ご自身で揃える方もいらっしゃるでしょう。

まずは、振袖の緩みやたるみを防ぐために必要な着付け小物や、その役割を紹介します。また、着崩れしにくい草履の選び方も見ていきましょう。

着崩れ対策1:着付け小物を準備

振袖を着付ける際には、着付け小物を一式揃えておく必要があります。着付け小物にはさまざまな種類がありますが、帯枕(おびまくら)・三重ゴム・コーリンベルトの3点は、着崩れを防いでくれる重要なアイテムです。

帯枕は、背中に当てて帯の土台を作るものです。フィット感のあるガーゼタイプを使うと、帯の安定感を保てます。三重ゴムは、帯結びの際に使う着付け小物です。三重ゴムを使用すると、帯結びが崩れにくくなります。

コーリンベルトは着付けの補助アイテムですが、衿(えり)やおはしょりの着崩れを防いでくれる効果があります。必須とされる着付け小物ではないものの、キレイな着姿を長時間保つためには、ぜひ準備しておきたいアイテムです。

着崩れ対策2:体形補正をしっかり

着崩れしにくい着付けを目指すためには、補正アイテムも必須です。振袖に限ったことではなく着物は、身体の凹凸がないほど美しく着こなせるものです。

補正アイテムを使用して「ずんどうのスタイル」を作るのが、着崩れを防ぐためのコツです。ずんどうスタイルで振袖を着ると、緩みやしわのない美しい着姿を実現できます。

それぞれ体形は異なるため、まずはご自身の体形を把握して、体形に合わせて補正アイテムを揃えましょう。なお、準備するフェイスタオルは白地が色落ちの心配もなくおすすめです。また、ワイヤー入りのブラジャーを身に着けることは避けましょう。胸のボリュームをアップしてしまうだけでなく、帯などの圧迫により苦しくなってしまうこともあります。

<ほっそり体形さんの補正アイテム>
・肌着インナー
・薄手のフェイスタオル数枚

<ぽっちゃり体形さんの補正アイテム>
・和装ブラジャー
・薄手のフェイスタオル数枚

着崩れ対策3:草履サイズに注意

振袖を着ていてよくあるのが、裾を踏んで着崩れてしまうパターンです。勢いよく裾を踏んでしまうと、振袖全体がだらんと崩れてしまい、着付け直さなければならなくなる恐れも……。そのような状況を防ぐためには、裾を踏まずに歩ける草履を選びましょう。

振袖に合わせる草履は、台から1センチメートルほどかかとがはみ出る大きさがベストです。さらに、5センチメートルほどの高さがあれば、裾を踏むリスクが低くなります。草履は色柄のみに注視するのではなく、大きさと高さも意識するとよいでしょう。

振袖着用時の着崩れ対策は「背中」がポイント

振袖を着るときに意識したい最大のポイントは姿勢です。背中をピンと伸ばした姿を保つと、着崩れを最小限に抑えられます。

立ち方・座り方・歩き方などの所作をマスターしておけば、上品なオーラをまとえるでしょう。ここからは、振袖を着たときの立ち居振る舞いを確認していきます。

振袖の立ち方|背中を意識する

着付けのときは背中をピンと伸ばしていたのに、時間がたつと姿勢が悪くなってしまう方は多いものです。ピンとした姿勢で着付けた後に姿勢を崩してしまうと、裾の部分が長くなって見栄えが悪くなってしまいます。

その状態で歩くと、裾を踏んで着崩れてしまう可能性もあります。振袖を着付けるときはもちろん、着付けた後も背中が丸くならないよう常に意識して過ごすようにしましょう。

振袖の歩き方|小さな歩幅で歩く

振袖を着ているときは、背中をピンと伸ばしたまま、足を内股にして小さな歩幅で歩くのが基本です。両足の膝頭をくっつけるような意識を持ち、すり足で歩けるとよいでしょう。大股で歩いてしまうと、裾が乱れてしまうので注意が必要です。

着物は、足首やふくらはぎを見せずに歩くのが望ましいとされています。大股でスタスタと歩くより、小股でゆっくりと歩くほうが、振袖の美しさが引き立つでしょう。

振袖の座り方|背もたれにもたれない

成人式の当日は、会場まで移動したり、お食事の席に招待されたりと座るシーンもたくさんあります。振袖を着て座るときには、背もたれにもたれないのがポイントです。

背もたれにもたれると、せっかくの帯結びがつぶれてしまいます。帯は着物の顔とも呼ばれる重要な部分なので、帯結びの華やかさが失われないように、椅子には浅く腰掛けましょう。

また、振袖の長い袖が地面に付かないように座るように意識しましょう。袖は左右を合わせて膝の上に置くのが基本です。

振袖の階段の上り方|裾を軽く持ち上げる

成人式当日に、階段を上り下りしなければならない状況もあるでしょう。振袖を着て階段を上り下りするときは、袖が地面に付かないよう注意します。階段では、ひとつに合わせた両袖を、片方の手で持っておくのがベストです。

上りの場合、振袖の裾を踏まないように、背中を伸ばした姿勢を意識しましょう。前傾姿勢になると、裾を踏んで着崩れてしまう恐れがあります。背中を意識するのが難しいときは、裾を軽く持ってもOKです。ただし、裾を持ち上げすぎると、ふくらはぎが見えてしまうので注意しましょう。

お手洗いの仕方|振袖を引っ張らない

お手洗いは、振袖が着崩れしやすいシーンです。お手洗いのときに振袖の裾を引っ張ったり、帯まわりを無理にまくったりすると、帯やおはしょりなどが着崩れてしまいます。

着崩れせずにお手洗いを済ませる方法にクリップの活用があります。着物を止めておくクリップを準備し、クリップを使って袖や裾を帯に留めておくと、お手洗いが楽になります。袖や裾を帯自体に挟んで着崩れを防ぐ方法もありますが、着物を着慣れていない方はクリップを使用したほうが無難です。

また、スマートにお手洗いを済ませるなら、下着にもこだわりましょう。ハイウエストショーツの場合、お手洗いのときにおなか部分まで振袖をまくらなければなりません。帯まわりに触れずにお手洗いが済むよう、和装用ショーツなどのローライズタイプの下着を着用するとよいでしょう。

振袖の長い袖に注意しよう

振袖は、袖が長いという特徴があります。その特徴を踏まえて立ち居振る舞いしないと、何気ない動作で着崩れを起こしてしまうことも……。着崩れしやすい動作として挙げられるのが、落としたものを拾うシーンです。

物を拾うときに、洋服のようにしゃがみ込んでしまうと、おしり部分のおはしょりが引っ張られてしまいます。美しい後ろ姿を保つためにも、物を拾うような動作をするときは、しゃがむのではなく軽く腰を落とす意識を心掛けましょう。

なお、腰を落とすときには、振袖の裾が汚れないように注意します。両袖をまとめて片手で持ち、もう片方の手を地面に伸ばすとよいでしょう。このとき、上前も軽く持ち上げると、裾を汚してしまう心配がありません。

振袖が着崩れしたときの対処法

体形に合わせてしっかりと着付けをしても、長時間にわたって振袖を着ていると緩みやたるみが出てきてしまうものです。もしものときに備えて、着崩れしたときの対処法を覚えておくと安心です。ここからは、振袖が着崩れしてしまった際の対処法について見ていきましょう。

振袖の衿(えり)が緩んでしまったら?

振袖の衿元は、美しい着こなしを演出する大切な部分です。衿合わせがずれてしまったり、衿元がぷかぷかと浮いてしまったりといった状態では、上品さが失われてしまいます。衿が緩んできた場合には、状況に合わせて上前や下前を整えましょう。

<衿の上前が緩んだ場合>
上前側のおはしょりを下に引くと、緩んだ衿元がキレイに直ります。

<衿の下前が緩んだ場合>
着付け時にコーリンベルトを使っている場合には、下前をコーリンベルトにグッと入れ込みます。コーリンベルトを使っていない場合には、身八つ口に手を入れて、下前を下に引いて胸ひもに入れ込みましょう。下前から上前という順で衿を整えると、見栄えのよい衿元に復活します。

振袖の背中が緩んでしまったら?

座る機会が多いほど、背中には緩みが出てしまうものです。背中回りが緩い場合、背中のおはしょりを下に引くと、しわが改善されるでしょう。腰まわりが緩い場合には、緩んだ部分を腰ひもの下から引きます。背中まわりを整えるときは、背中心がずれないよう注意しましょう。

振袖のおはしょりが崩れてしまったら?

「腰ひもが緩かった」「裾を踏んでしまった」「お手洗いの際に大きくめくってしまった」など、振袖を着ていておはしょりが崩れるケースはよくあります。おはしょりにしわができたり、ガタガタにずれてしまったりした場合には、以下の方法で整えましょう。

1.帯の下に両手を入れておはしょりをつかむ
2.おはしょりを左右に動かす

おはしょりは、人目につきやすい部分です。おはしょりがキレイだと、りんとした印象を与えられるので、こまめに確認しておくとよいでしょう。写真撮影の前にササッと整えるだけで、美しい着姿で記念を残せます。

振袖の上前が下がってしまったら?

裾が落ちてきた場合は、すぐに対応するよう心掛けましょう。上前が下がっている状況は、見栄えがよくないだけでなく、下がった裾を踏んで転倒してしまう恐れがあります。着付けたときより裾が長いかも……と感じたら、以下の方法で長さを調節してください。

1.おはしょりの下に手を入れる
2.上前の上部分を腰ひもに入れ込む
3.上前の裾の長さを調節する

落ちてきた上前を、おはしょりの下に隠すイメージで整えましょう。ただし、上前が一度下がってきてしまったら、また落ちてきやすい点に注意が必要です。こまめに調整し、裾の長さを整えましょう。

振袖の帯が下がってしまったら?

帯まわりは、着崩れしやすい部分です。だらんと下がってしまう前に対処することが大切です。帯が下がってきたと感じたら、まずは帯を両手で持ち上げて、元の位置に戻します。下からグッと両手を入れ込むように、帯全体を持ち上げましょう。

持ち上げた帯がすぐに下がってしまうほど帯が緩んでいる場合は、タオルやハンカチなどの布を帯の下に挟み、胴回りの隙間を埋めるとゆるみがなくなります。帯を締め直すことは難しいため、成人式では、帯が緩んでしまう可能性も考慮して、帯の着崩れ用にタオルやハンカチなどを持ち歩いておくと安心です。

振袖姿の「背中」も美しく!やっておきたい2つのこと

振袖を着るときは、後ろ姿も意識しましょう。振袖は帯結びも華やかになるため、後ろ姿も注目されるものです。事前に対策をしておき、まわりの目をひく魅力的な着姿で成人式に参加しましょう。ここからは、成人式までに美しい後ろ姿を目指せる方法を紹介します。

背中まわりのボディメイク

振袖が映える背中を目指すなら、背中まわりのストレッチは欠かせません。背中や背骨をほぐしておくと、振袖の着姿が美しいものへと変わっていきます。

特に猫背の方は、肩甲骨のストレッチを取り入れて、少しでも姿勢を改善できるとよいでしょう。また、首元も重要な部分です。首元をほぐしておくと、振袖をすらりと着こなせます。

ストレッチはご自宅で手軽に行えるので、スキマ時間などを活用して、成人式に向けてボディメイクしてみましょう。

背中からうなじにかけてのムダ毛を処理

後ろの衿部分の衣紋(えもん)を抜いてうなじ部分を見せるのが、着物の基本的な着方です。衣紋を抜くと襟足が着物に映えて、女性らしい着姿を表現できます。

振袖も衣紋を抜いて着るのが一般的なので、アップヘアを予定している方は特に、うなじ部分をしっかりとケアしておきましょう。

ドレスなどの洋装の場合、襟足部分の産毛は処理せず、あえて産毛を残しておくケースもあります。しかし、振袖をはじめとする和装の場合には、うなじの産毛もしっかりと処理するのが一般的です。

振袖姿を美しく写真に残すなら「ふりホ」がおすすめ

成人式の振袖姿は、一生の思い出になるものです。美しい振袖姿で成人式を迎えるたけには、着崩れを防ぐ対策を心掛けましょう。そして、せっかくの振袖姿です。美しい振袖を着用して迎える大切な節目には、記念写真撮影も欠かせません。

スタジオアリスの「ふりホ」は、振袖のレンタルと前撮り撮影がセットになったお得なプランをご用意しています。

忙しくて成人式の準備がなかなかできないという方にもぴったりのプランです。ここからは、スタジオアリスが自信を持ってお届けする「ふりホ」の魅力を紹介いたします。

『ふりホ』

ふりホなら着付け小物の準備も必要なし!

スタジオアリスの「ふりホ」は、振袖のレンタルと着付け小物がセットになっているお得なプランです。

衿芯・だて締め・着物ベルト・三重ひも……など、着付けに必要な小物はすべて揃っているので、ご自身で着付け小物を用意する必要がありません。着付け小物は返却不要なので、クリーニングの手間も省けます。

前撮り撮影はもちろん、前撮り撮影時の着付けとヘアセット、高品質のアルバムもプランに含まれているのが「ふりホ」の魅力です。スタジオアリスの「ふりホ」なら、振袖の準備をトータルでお任せいただけるので、成人式の準備をする時間がないという方にもぴったりでしょう。

『ふりホとは』

ふりホは振袖着ホーダイが魅力◎

©Disney

スタジオアリスの「ふりホ」は、振袖を長期間レンタルできる点も魅力です。前撮り撮影終了後にお渡しする振袖は、成人式当日はもちろん、返却日まで何度でも振袖の着用が可能です。

前撮り撮影時以外の着付けはご自身で手配する必要がありますが、レンタル期間中に振袖を着用する機会が数回あるという方は非常にお得です。

振袖を着てご家族やご友人と思い入れのあるスポットへ足を運んだり、初詣やパーティーに参加したり、さまざまなシーンでレンタルした振袖をご活用ください。

なお、スタジオアリスの「ふりホ」でご用意する振袖は、すべて撥水加工済みなので安心してください。簡単な汚れはすぐに落とせます。振袖を着る機会はなかなかないものです。成人式を迎えるこの機会に、たくさんの思い出を作りましょう。

『ふりホ とは』

公式インスタグラムで成人式の疑問を解消!

スタジオアリスの「ふりホ」公式インスタグラムアカウントでは、成人式のお役立ち情報を発信しています。成人式でのマナーや、振袖を予約する時期など、事前にチェックしておきたい情報も盛りだくさんです。

新作の振袖やコラボ振袖、トレンドを押えた振袖情報も発信しています。「肌カラーに合う振袖」や「なりたいイメージ別の振袖」も掲載中です。納得のいく成人式を迎えたい方は、ぜひスタジオアリスの「ふりホ」公式インスタグラムアカウントをチェックしてください。

『スタジオアリスの「ふりホ」公式インスタグラムアカウント』

ふりホのQ&A|気になる疑問を解決!

ふりホの疑問1|いつ予約したらいい?早く予約しなくて大丈夫?

人生の大きな節目である成人式の振袖を何年も前に予約するのは早すぎませんか?好みも変わるし不安がいっぱい・・・
そんな声から生まれた「ふりホ」なら振袖選びは急がなくてもOK!
成人式の直前でもご予約いただけます。毎年トレンドに合わせた旬の品揃えをしているので、豊富なラインアップからお選びください。
※1~2年前のご予約からお受けしています。

ふりホの疑問2|たくさんの中からどうやって選べばいいの?

「ふりホ」ならWEBカタログで好きな色やイメージで絞り込んで選べるから簡単です。すきま時間を使って気になる振袖をいつでも、どこでもチェックできます。

気になった振袖はバーチャルフィッティングアプリで試着体験できるので、遠く離れた家族や友達にもシェアしてゆっくりじっくり選べます。展示会でも試着できますので、最寄りの会場でぜひお手に取ってお確かめください。

ふりホの疑問3|品質は大丈夫?

振袖は正絹を中心とした高品質な振袖をご用意していますのでご安心ください。グループ会社の「京都豊匠」で一括管理しているので、間接コストを省き、品質の高い振袖をリーズナブルな価格でご提供しています。

まとめ

成人式で振袖の着崩れが心配な方は、着崩れを防止する対策を確認しておきましょう。背中をピンと伸ばすように意識すると、着崩れが防げるたけでなく、美しい立ち居振る舞いになります。また、着崩れを起こしてしまった際の対処法も知っておくと、もしものときも安心です。

一生に一度の成人式です。華やかな振袖を美しく着こなし、思い出に残る節目にしましょう。スタジオアリスがご提供する「ふりホ」は高品質の振袖を、長期間レンタルできます。着付けや前撮り撮影込みの一律価格も魅力です。

成人式の記念写真撮影や振袖の準備をお考えの方は、振袖レンタルのご予約&ご相談会にぜひお越しください。成人式準備の不安や疑問をスタッフが解消いたします。

『成人式振袖レンタル ご予約&ご相談会』
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