ママのミカタPROJECT

その12
「読み聞かせって、いつまでするべき?」

読み聞かせって、いつまでするべき?

「読み聞かせ」=「コミュニケーションの一環」、親子の時間をいつまでも大切に

これまで11回にわたって「はじめての読み聞かせ」のポイントをご紹介してきました。ご覧になってくださっているのは乳幼児のママが多いかと思いますが、「読み聞かせって、いつまですればいいの?どうなったら終わり?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

読み聞かせというと、なんとなく「文字が自分で読めるようになるまで…」といったイメージがあるかもしれません。たしかに、読み書きができるようになるにつれ、子どもが自分で読書する時間は自然と増えてくるものです。

では、いちど想像してみましょう。成長したわが子が「読んで!」と本を持ってきたら…どんなふうに対応するのが望ましいでしょうか?

<「自分で読んでみよう!」と声を掛ける…?>
5,6歳になったわが子に読み聞かせをお願いされたら、「ひらがなだったら、もう自分で読めるんじゃない?」「読み書きの練習になるし、自分で読んでみなよ」と言いたくなるかもしれません。できるようになったことを人任せにしていたら成長しないかも…と思ってしまいますよね。

こんなとき、思い出していただきたいのが「どうして読み聞かせをするんだっけ?」ということ。もちろん、読み書きの力や想像力を高めることが期待できますが、それは読み聞かせの結果の一部にすぎません。

<「一緒に読もうか」とコミュニケーションの時間を大切にする!>
そう、読み聞かせには「ママとのコミュニケーションを深める」という大切な役割があるのです。「自分で読めるかどうか」と「ママに読んでほしい気持ち」は別物。文字が読めるようになったにも関わらずママに「読んで!」とお願いするのは、単に自分で読みたくないからではなくママと一緒の時間を過ごしたかったり、その本をママと読むと楽しくて安心する、と感じていたりするからかもしれません。「じゃあ、一緒に読もう!」と受けとめてあげれば、それだけで子どもの心は明るくなるはずです。読み聞かせの時間を親子の時間として、いつまでも大切にしてあげたいものです。

「読み聞かせはいつまでするもの?」という問いの答えは「子どもが望むだけ、いつでも、いつまでも」と言われています。「読み聞かせ」を「コミュニケーション」に置き換えると・・・「子どもが安心できるだけ、たっぷりとコミュニケーションをとりましょう」とも受け取れますね。ぜひ無理なく楽しく「読み聞かせの時間」をつくって、成長してもわが子と心を通わせるツールとしてお役立てください。

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