振袖の色や柄にも意味がある?後悔しない振袖選びのポイント

毎年、成人式会場は色とりどりの振袖でとても華やかになります。成人式の服装といえば、やっぱり振袖がダントツ人気。
とはいえ、振袖は普段着るアイテムではありません。「どのようにスタイリングしていいのか迷っている」「自分に合う振袖の色は何色なのだろう」など、いざ振袖選びをスタートしてみると、迷ってしまうことも非常に多いようです。
振袖は、さまざまな色合いのものがあり、多彩な柄も描かれます。自分らしい振袖を選ぶために、まずは色や柄に込められた意味を知りましょう。
そこでこの記事では、振袖の「色」や「柄」について深掘りします。日本人は古くから着物の色や柄に思いをのせてファッションを楽しんできました。
もちろん、振袖にもその文化が残っています。この記事で、振袖に対する知識を深めて、特別な日をとっておきの振袖で迎えましょう。
成人式で振袖を着る理由

成人式の衣装に厳密な決まりはありませんが、成人式といえば振袖というイメージを持つ方は多いのではないでしょうか。スーツやワンピースといった洋装を選ぶ方も増えてきているものの、やはり振袖は根強い人気があります。
ではなぜ、成人式の日に振袖を着用する習慣があるのでしょうか。ここでは、振袖の役割や由来とともに、成人式に振袖が選ばれる理由を解説します。
格式の高い第一礼装であるため
成人式を始めとする冠婚葬祭などのフォーマルなシーンでは、礼装と呼ばれる格式の高い服を着用するのがマナーです。緊張感の高い厳かな場からカジュアル感のあるパーティーシーンまで対応できるよう、礼服には以下のように3つのランクが用意されています。
・第一礼装(正装):振袖、黒留袖、色留袖、イブニングドレスなど
・準礼装:色無地、訪問着、セレモニースーツなど
・略礼装:江戸小紋、付け下げ、小紋、ワンピースなど
振袖は、未婚女性の礼服の中で最高ランクに位置する第一礼装です。また結婚した後でも、袖を短くした訪問着として仕立て直しすれば、生涯にわたって着用できます。
成人式は人生の節目となる記念すべき日です。第一礼装を身に纏うことで身も心も引き締まり、大人としてより一層の自覚を持てるでしょう。
厄よけの意味も込められているため
振袖は長い袖が特徴的な着物です。振袖の長い袖を「振る」という動作は、昔の日本において「悪いものを追い払い、良いものを呼び寄せる」という意味があったといわれています。そのため、厄払いや魔よけといった、縁起の良いアイテムとして信じられてきました。
女性における厄年は19歳、33歳、37歳、61歳です。一般的に成人式を迎える年も前厄や後厄などの厄年にあたります。厄年は、生活環境が大きく変化することの多い年であると考えられており、健康に気をつけましょうという意味を込めて「長いもの=長寿を願うもの」を身につけるようになりました。
現代でもこれらの文化が根付いており、成人を迎える方の幸せや健康を願う特別な衣装として親しまれています。
奈良時代からの風習であるため
成人式は長い歴史のある日本の伝統行事です。その始まりは奈良時代の儀式に由来するといわれています。
男児は「元服(げんぷく)」、女児は「裳着(もぎ)」という儀式が執り行われており、12歳~16歳になった子どもの髪形や服装を大人と同じものに変えて、成長を祝ってきました。
また、振袖の原型は飛鳥時代にすでに存在していたと考えられています。もともとは男女関係なく着用されていた小袖が、見た目を重視した袖が長めの着物へと変化します。
そして、江戸時代後期になるころに「振袖は若い女性が着る袖の長い着物」という現代の形に定着しました。
成人式は太古の昔から続く大切な行事ということで、文化や歴史を感じられる日本ならではの伝統衣装を着たいと考える方が多いようです。
振袖の「色」が持つ意味を知ろう

成人式というお祝いの場にふさわしい装いである振袖は、基本的にどの色を選んでも問題ありません。しかし、その色が持つ意味や見る人に与えるイメージを意識して選ぶと、より思いのこもった一枚が選べるでしょう。
ここでは、振袖デザインでよく使用される色と、その色が持つ意味やイメージを紹介します。
赤

成人式の振袖の定番ともいえる赤は、太陽を象徴する色。古くから太陽神である天照大神(あまてらすおおみかみ)を象徴する神聖な色と考えられていました。
「魔よけ」や「厄払い」の意味を持つとされていて、成人式という人生の節目にもぴったりです。火や炎なども連想させるため、情熱的、アクティブといった活発なイメージも与えてくれるでしょう。
ピンク

恋をイメージさせるピンクの振袖は、かわいらしさを感じさせる人気色です。古くは万葉集や源氏物語でも恋の予感を桃色で表現しており、現代と同じような意味を持って日本人に親しまれてきました。
パステルピンクは明るく柔らかな印象に、濃いめのピンクは元気で愛らしい印象になります。トレンドのくすみ系ピンクは大人っぽく仕上がるので、甘いテイストが苦手という方にもおすすめです◎。
白

白といえば、結婚式に着るウエディングドレスや白無垢(むく)といったイメージを持つ方も多いでしょう。上品さや優雅さ、優しさを感じられる色で、ふんわりとした雰囲気を演出したいときやお姫様のような印象に仕上げたいときにピッタリです。
また、白を基調としたワントーンコーデやモノトーンコーデはこなれ感があり、おしゃれ度がグンッとアップします。
白は、雪のように真っ白なシルバーホワイトから、アイボリーやオフホワイトなど種類が豊富なカラーなので、自分に合う「白」を見つけることが大切です。
イエベ肌の方はアイボリーやバニラ、ブルベ肌の方は純白やオフホワイト、くすみホワイトなどの色味を選ぶと肌になじみやすくなります。
ブラウン

ブラウンと聞くと地味なイメージが先行してしまうかもしれませんが、実はおしゃれ女子からの支持率高めの注目カラーでもあります。
ブラウンは土や木などを連想させることから、安定感や温かさ、信頼などのイメージが引き立ちます。また、派手さが抑えられるので、品の良さもアピールできるでしょう。
ゴールドを差し色にすることで、落ち着いた雰囲気ながらもひとさじの華やかさを添えられます。また、柄に黒が入っているものならクールさも際立つでしょう。
振袖の中でも、種類の少ない色合いなので、周りと差をつけたい方にもおすすめです。
青

空や海などの自然を連想させる青は、清涼感のある色。知性やクールさ、落ち着き、品の良さなどが感じられます。
古来より日本に伝わる代表的な青には「藍色」や「瑠璃色」があります。藍色は「ジャパンブルー」としても親しまれており、武士にとって縁起のよい色だとされてきました。
また、仏教の七宝のひとつでもある瑠璃(ラピスラズリ)に由来する「瑠璃色」は、高貴で神聖な色と捉えられてきました。どちらも格式高い場面で非常に映える色です。
最近人気のパステルブルーは、大人っぽさと同時にかわいらしさも引き立つ色です。ピンクや黄色以外で、キュートな色合いを選びたいという方におすすめです。
緑

草木や山など、のどかな自然をイメージさせる緑は、癒やしや調和を感じさせる色です。驚くようなスピードですくすくと伸びる「竹」も緑色であることから、若々しさや成長を表す色ともいわれます。
振袖の柄として多用される花柄との相性も抜群◎。特に赤やゴールドなどの柄は緑と反対色なので、色鮮やかに映えるでしょう。
その上、緑は中間色であるため他の色となじみやすいのも安心ポイント。他の色柄を引き立てる緑の振袖は、じわじわと人気が広がっています。
紫

高貴さや神秘的な色というイメージが強い紫。日本だけではなく、世界的にもそのイメージが浸透しています。奈良時代や平安時代には、身分の高い人しか身につけられなかったといわれていることから、格式を表現するのにも最適です。
「紫は主張が強く着こなすのが難しそう……」と思われがちですが、おしゃれ上級者見えする色でもあります。個性的な小物を取り入れたり、近年人気のくすみカラーの紫を選んだりして、洗練されたエレガントな雰囲気を手に入れましょう。
オレンジ

オレンジは暖色系カラーの一種で、温かみを感じられる色です。太陽やオレンジ(果実)といったエネルギッシュで爽やかなイメージがあり、若々しくフレッシュさのある20歳前後の方にぴったりでしょう。
くすみ感のある色を選べば落ち着いた印象に、パステルカラーを選べばポップでかわいらしい印象になります。強すぎず甘すぎない絶妙な色なので、どのようなタイプの方でもコーディネートしやすい点も魅力です。
黒

黒の着物といえば、まず黒紋付や黒留袖をイメージする人も多いのではないでしょうか。フォーマルシーンで選ばれることも多い黒は、格の高い色です。シックで大人っぽいイメージのある黒振袖は、華やぎ感を取り入れることで、お祝い感がアップします。
最近では、モードでスタイリッシュな着こなしが人気。レースやラインストーンなどを合わせて、あえてモノトーンで仕上げるコーディネートも流行っています。
振袖の「柄」が持つ意味を知ろう

振袖の色と同様に「柄」にもそれぞれ意味があり、繁栄や長寿、縁起がよいなど、お祝いにふさわしい思いが込められています。
ここでは、代表的な24種類の文様とその意味を紹介します。伝統的な柄ですが、かわいいものも多く、お気に入りの柄に出会えるかもしれません。
柄 |
意味 |
松竹梅(しょうちくばい) |
室町時代から伝わるとされる模様。寒い冬でも力強く育つ「松」、まっすぐ天に向かって伸びる「竹」、寒さの残る春先に花を咲かせる「梅」の組み合わせ。生命の輝きや力強さが表現された柄。 |
鞠(まり) |
魔よけの意味がある模様。どんな困難も丸く収まる、弾むような幸せがいつまでも続くという思いが込められている。 |
桜(さくら) |
桜柄は五穀豊穣(ほうじょう)を願い、新しい門出を祝う縁起の良い文様。桜の名前は、稲(田んぼ)の神様である「さ」が宿る「くら(蔵)」に由来するという説がある。 |
組ひも(くみひも) |
組ひもは、奈良時代から伝わるとされる工芸品。細い絹糸が折り重なる繊細で優美なモチーフは、振袖の上品さを引き立たせるとともに、「結ぶ」ことが魔よけを意味すると考えられている。 |
亀甲文様(きっこうもんよう) |
古くは奈良時代の正倉院宝物にも見られるほど歴史のある文様。長寿の象徴・亀の甲羅に由来する六角形をしていて、複数を連ねると、永遠の繁栄を願う文様となる。 |
橘(たちばな) |
「古事記」によると、不老不死の理想郷「常世(とこよ)の国」に生えていると記されている、かんきつ類の橘(たちばな)は日本由来の文様。ハート型の果実と花や葉がかわいく描かれており、長寿や子孫繁栄をもたらす縁起のよい文様として知られ、現在の500円玉にも採用されている。 |
熨斗柄(のしがら) |
祝儀の進物や引き出物に添える「熨斗鮑(のしあわび)」を文様化したもの。細長い帯状にして、幾つも束ねた「束ね熨斗(のし)文」は、より縁起の良い吉祥柄。 |
雪輪(ゆきわ) |
特徴的でかわいい形は、春の到来を感じさせる斑(はだれ)雪をくぼみのある円形で表したもの。雪の多い冬を乗り越えた年は豊作になると信じられていたことから、豊作を願う意味もある。 |
貝桶(かいおけ) |
平安時代に流行した宮中遊び「貝合わせ」に使う貝の入れ物(貝桶)のこと。2枚1組の貝は永遠の契りや夫婦円満を意味し、お祝いの席で多く使用される。 |
流水文様(りゅうすいもんよう) |
絵画のようにも幾何学のようにも見える文様。絶えず止まることなく流れる清らかな水は、苦難や厄災を流し去ってくれるものとして信じられてきた。 |
鶴(つる) |
「鶴は千年」という言葉があるように、長寿を願う柄。美しさや高貴さ、生命力の豊かさを表す模様ともいわれており、幸せを願う柄として慶事に使用される。 |
御所車(ごしょぐるま) |
平安時代に貴族が乗っていた牛車を御所車といい、高貴で典雅な雰囲気を演出できる文様。「花車」という御所車に花をあしらった華やかな柄もある。 |
糸巻き(いとまき) |
蚕糸(さんし)や染めた糸を巻きつける道具「糸巻」がモチーフ。糸巻は「千切(ちきり)」とも呼ばれることから、人との仲を固く結ぶという意味を持つ。長く伸びる糸は長寿を表す縁起物。 |
矢羽根(やばね) |
矢羽根とは矢の上部に取りつけた羽のこと。矢はまっすぐ前に飛ぶことから力強いイメージがあり、「魔を払う=魔よけ」とされてきた。また、矢羽根を並べた「矢絣(やかすり)文様」という柄もある。 |
七宝(しっぽう) |
同じ大きさの円が幾重にも連続して広がっていく柄は、円満や繁栄を意味する。人の縁やつながりが仏教の七宝(金・銀・水晶・瑠璃・めのう・さんご・しゃこ)と同じくらいに尊く価値があるということから、この名前が付いたという説もある。 |
桐(きり) |
「鳳凰(ほうおう)が出現すると天子の治世となる(平和な世の中になる)」という伝説から、鳳凰が住む桐の木は高貴なものと考えられていた。格の高さを表す人気の吉祥文様。 |
松皮菱(まつかわびし) |
大きなひし型の上下に小さなひし型を重ねた幾何学模様。長寿や若さの象徴である松の木の表皮のひび割れに似ていることから名が付いた。平安時代の絵巻物や桃山時代の辻が花染めにも多く使われている。 |
蝶(ちょう) |
その美しさやひらひらと優美に舞う愛らしさが人気の柄。卵から青虫、さなぎを経て蝶(ちょう)になる様子から、立身出世や不死不滅を表す模様として使用されてきた。 |
扇面(せんめん) |
扇を大きく広げた形は、古くから「末広がり=縁起物」の象徴で、お祝いの席にふさわしい発展や繁栄を願う柄。扇自体にも美しい絵柄が描かれる。 |
雲取り(くもどり) |
空に雲がたなびく様子を輪郭線や鮮やかな色柄で表現した柄。柔軟に色・形を変える様子や、竜や神様が住んでいると信じられてきた雲は、神秘的なものとして「運気上昇」「おめでたいことの前兆」といった意味を持つ。 |
バラ |
洋花であるバラもモダン柄として人気のモチーフ。色にも意味があり、赤色は愛情、ピンク色は優しさ、黄色は友情、白色は純真さなどが表現されている。 |
麻の葉(あさのは) |
実際の麻の葉っぱに似た、正六角形の幾何学的な形であることが特徴。麻の葉は成長が早いことやまっすぐに育つことから、お子さまの健やかな成長を願う思いが込められている。 |
青海波(せいがいは) |
古代ペルシャが発祥とされる吉祥文様で、波が絶え間なく大海原に向かって広がっていく様子を表現。平穏で幸せな暮らしが未来永劫(えいごう)続くようにと、願いが込められている。 |
藤(ふじ) |
藤の花は平安時代に活躍した藤原氏の活躍・繁栄とともに、高貴な花として認識されるようになった。下向きにしだれるように咲く花穂の様子から、「天と地をつなぐもの=縁起のよいもの」としてさまざまなものに使用されている柄。「不死」と同じ響きであるため、長寿や子孫繁栄といった意味もある。 |
自分に合う振袖の選び方

振袖の色や柄にはそれぞれ意味が込められています。しかし、振袖の種類は実に多彩です。「どれが似合うか分からない」「多すぎて選べない」と、振袖選びに多くの時間がかかってしまうケースもチラホラ見受けられます。
自分に似合う振袖を見つけるためには、好みのスタイルも加味した上で、自分の身長や体形から導くのがおすすめです。
ここからは、自分に合う振袖の選び方を詳しく解説します。自分らしさを表現できるお気に入りの振袖を見つけて、おしゃれを楽しみましょう。
身長や体形に合わせて選ぶ
どの振袖が自分に似合うか分からないときは、身長や体形に合わせて選ぶのがおすすめです。例えば、大きな柄が入った振袖は身長が高い方のほうが合うといわれています。
また、白やクリーム色は膨張色であるため、比較的スリムな体形の方に合うとされています。
身長や体形、肌の色など自分に合う色・柄を選ぶことで、振袖が自然とチャームポイントを引き立ててくれるでしょう。ただし、どの色・柄が合うかは個人によって異なります。
必ずしも「身長が低いから大きな柄が似合わない」「やせ型でないから白が似合わない」というわけではありません。気になる振袖があればトライしてみるとよいでしょう。以下が体形別におすすめの振袖の色柄です。
高身長さん |
大きな柄が入った振袖 |
低身長さん |
小さめの柄が入った振袖 |
スレンダーさん |
パステルカラーなどの明るめの振袖 |
ぽっちゃりさん |
濃い色合いの振袖(寒色系がおすすめ) |
なりたいイメージを明確にする
なりたいイメージを明確にしておくことで、振袖を決めやすくなります。まずは、「大人っぽくスッキリと着こなしたい」「お姫さまのようなかわいらしい雰囲気に仕上げたい」など、理想のコーディネートを詳しく想像してみましょう。そして、イメージに近い振袖を実際に探します。
振袖の写真はInstagramなどのSNSや雑誌、振袖レンタルをしている会社のHPからチェック可能です。いいなと思う写真があれば、携帯電話に画像を保存しておきましょう。後からいつでも見返せるので、さまざまな振袖を比較しやすくなります。
実際に振袖を試着する
振袖はできれば実際に試着してみることをおすすめします。「好みの色は、自分の雰囲気に合わない」「思っていたよりも地味に見える」など、想像とのギャップが生じる場合があります。
振袖を合わせていく中で、「黒よりも白が似合う」「小花柄の振袖だと何となく華やかに見える」など新しい発見があるかもしれません。自身に合うデザインや全体的なコーディネートのバランスも確認しやすくなります。
なお、忙しくて振袖探しがなかなか進まないときは、スマホを使ってデジタルの世界で試着をする「バーチャル試着」が便利です。自身の顔写真に振袖を合わせていくもので、店舗に出向くことなく簡単に複数の振袖を試せます。
帯や小物もトータルコーディネートする
振袖は、帯や小物などとのバランスも重要です。全体的な統一感が出るだけでなく、細部までこだわった印象を与えられるため、おしゃれ度がさらにアップします。
スッキリとした雰囲気に仕上げたいときは、同色系でまとめるのがおすすめです。一方、メリハリをつけたいときや個性をアピールしたいときは、反対色を差し色にするといったテクニックもあります。
振袖はトータルコーディネートが欠かせません。合わせ方は、カタログやInstagramなどを参考にしながら決めるとよいでしょう。
2026年の振袖トレンドはコレ!おすすめ振袖5選

成人式は、人生に一度きりの大切なお祝いの日。自分自身だけでなく、ご家族にとっても思い出深い日になるでしょう。
そんな特別な日だからこそ、振袖姿を自分らしくコーディネートして、思いきりおしゃれを楽しみたいですよね。とびきりかわいい姿で、ご家族や友達をビックリさせちゃいましょう。
ここからは、スタジオアリスの振袖レンタル&前撮り撮影プラン「ふりホ」から、2026年のトレンド振袖やおすすめデザインを5つ解説します。
王道の赤振袖をキュートに仕上げるディズニー振袖

カラフルな色使いと現代風にアレンジされた大胆な柄が目を引く、レトロポップなデザインのディズニー振袖です。鮮やかな赤色の生地と黒柄のコントラストで、ディズニーのメインキャラクターである「ミッキーマウス」を表現しています。
髪形はアップスタイルのお団子がおすすめ◎。ミニーになりきって個性派コーデを楽しみましょう。
大人っぽピンクならくすみカラーが正解

くすみピンクを使用した、トレンド感あふれるおしゃれ振袖です。淡いカラーでまとめられているので、優しい雰囲気に仕上がります。ピンクなのに甘すぎない点が、かわいさの中に大人っぽさも取り入れたいガーリー派に大人気。
全体のシルエットを引き締めてくれる、ゴールドの帯や茶色の帯小物をアクセントに、大人の落ち着いた雰囲気を纏いましょう。
ラインストーンにレースにトレンドを盛り込んだ白振袖

白い振袖はあえて柄に派手な色を使わず、黒や茶色、グレーでシックにまとめるのが今どき。優しい印象の振袖が一気にスタイリッシュな雰囲気へと変化します。
レースの重ね襟や帯揚げ、リボン結びをしたしごき帯などで今どき感たっぷりの甘さをプラス。周りと差をつけたい方におすすめの1着です。
ニュアンスグリーンの振袖は小物で個性をアピール

淡い緑色の振袖は、ふんわりと優しげかつ、涼しげな印象を与えてくれます。大きな花柄は大人っぽさを引き立てるだけでなく、華やかさもプラスしてくれるでしょう。
お花モチーフのヘッドドレスやレースのリボンをプラスすることで、今どきの雰囲気へとアップデート。帯小物にもレースを取り入れて、今どきっぽさが際立つ清楚(せいそ)系おしゃれコーデを完成させましょう。
華やかな柄が映える!黒振袖は成人式にぴったり

第74回京友禅競技大会で京都府知事賞を受賞した、雰囲気たっぷりの振袖。黒のベース色が、お祝いムードたっぷりの「紅白の椿(つばき)×熨斗(のし)柄」を引き立てます。
柄を斜めに配置し、真ん中に余白を持たせているのがポイント。縦長ラインが引き立つので、低身長さんにもおすすめのデザインといえます。上品かつ豪華にコーディネートしたいときイチ押しのデザインです◎。
「ふりホ」ならお気に入りの振袖がきっと見つかる!

©Disney
振袖のデザインはバリエーション豊か。使われている色や柄の意味を知ってから振袖探しを始めると、選ぶ楽しみがグンッと高まりますね。
成人式の振袖選びに悩んだら、スタジオアリスの振袖レンタル&前撮り撮影のセットプラン「ふりホ」がおすすめです。ふりホの振袖ラインアップは非常に多彩。特別な日にふさわしい、お気に入りの一枚がきっと見つかるはずです。
『ふりホ』色も柄もバラエティ豊かな約1,500種類の振袖をご用意

スタジオアリスの「ふりホ」では、約1,500着(※)もの多彩な振袖をご用意しております。WEBカタログでは色を絞った検索も可能です。気になる色に狙いを定めて探すのも簡単にできるので、時間がかかりがちな振袖選びも楽にできるでしょう。
さらに、どの振袖を選んでも一律料金の99,800円(税込109,780円)でレンタルOK。追加料金を気にすることなくお選びいただける点も、ふりホが多くの方に選ばれている理由です。
前撮り撮影に加え前撮り撮影時の着付けとヘアセット、豪華なアルバムもセットになっているので、コスパ的にも最強です。(※)
※振袖の取扱数は2025年1月11日時点のものです
※料金は2025年1月6日~2025年12月26日までのものです
※2026年1月以降の受付より、109,800円(税込120,780円)に価格改定
スマートフォンでの手軽にバーチャル試着が可能

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バーチャル試着は手軽にたくさんの振袖を試着できるので、自分に合った振袖を見つけやすいのがメリット。気軽に試して、自分らしい振袖をお探しください。お気に入りが見つかれば、そのままオンラインでの仮予約も可能です。
『ふりホ振袖カタログ』最新情報は「ふりホ」公式インスタグラムをチェック

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ふりホの疑問2|実際は高い振袖もあるのでは?本当に一律価格?
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※2026年1月以降の受付より、一律価格109,800円(税込120,780円)に価格改定
ふりホの疑問3|振袖だけの価格なの?
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ふりホの疑問4|たくさんの中からどうやって選べばいいの?
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ふりホの疑問5|いつ予約したらいい?早く予約しなくて大丈夫?
人生の大きな節目である成人式の振袖を何年も前に予約するのは早過ぎませんか?「好みも変わるし、不安がいっぱい……」そんな声から生まれた「ふりホ」なら振袖選びは急がなくてもOK!成人式の直前でもご予約いただけます。
毎年のトレンドに合わせた旬の品揃えをしているので、豊富なラインアップからお選びください。
※1年~2年前のご予約からお受けしています
まとめ

振袖の色や柄にはそれぞれ意味があり、また、デザインによって見る人に与えるイメージは異なるものです。
じっくりと吟味して、たくさんの振袖の中から自分に合ったお気に入りの一着を見つけましょう。そして、とびきりかわいい振袖姿で、大切な日を迎えてくださいね。
スタジオアリスでは、振袖レンタルと前撮り撮影がセットになった充実のセットプラン「ふりホ」をご用意しております。ご予約・ご相談会では実際に振袖を見て選んでいただくことも可能です。ぜひお気軽にお問い合せください。
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