成人式の写真は後撮りもあり?メリットや期限・費用相場を解説
成人式での写真撮影は20歳になる節目の記念のため、成人式の2年半ほど前から準備をして撮影に挑む方も多いでしょう。写真撮影は、式典当日は慌ただしいこともあり、前撮りや後撮りを選ぶ方も少なくありません。 写真撮影には費用もかかるため、撮影時期についてもしっかりと検討したいものです。
そこでこの記事では、成人式の写真撮影の後撮りにスポットを当て、後撮りのメリットやデメリットを解説します。また、費用の相場や後撮り、当日撮影、前撮りの比較についても紹介するので、成人式の写真撮影の時期に迷った際の参考にしてください。
成人式の写真は後撮りもできる
成人式の翌日以降に撮影することを「後撮り」と呼びますが、多くのフォトスタジオでは後撮りも受け付けています。「成人式に参加できない」「前撮りのスケジュールが合わなかった」という場合は、後撮りを検討するとよいでしょう。また、成人式時期の混雑を避ける目的で後撮りを選ぶという方も多いようです。
成人式の撮影時期には、後撮りの他に、成人式当日までに撮影を終える「前撮り」と、成人式の当日に撮影する「当日撮影」があります。
成人式の後撮り|4つのメリット
後撮りの時期に春を選ぶ方も多いですが、ロケーション撮影をする場合、梅や桜が咲く時期は写真映えもバッチリです。成人式の後撮りは撮影時期に適している他、スケジュール面や振袖の選択肢の面でメリットがあります。
また、成人式に参加できなかった方が、振袖姿の写真を残すために後撮りを選ぶこともあるようです。ここでは、成人式で後撮りをするメリットについて詳しく見ていきましょう。
メリット1.ゆっくりスケジュールを組める
スケジュールに余裕を持てるのが、後撮りのメリットのひとつです。成人式に合わせて予約する必要がないため、自分の都合を優先できます。また、ご家族に付き添ってもらったり家族写真を撮影したりする場合でも、お互いの都合を合わせやすいでしょう。
後撮りは、当日撮影に比べて着付けやメイクを急ぐ必要がありません。時間に追われないため、落ち着いた気持ちで撮影に集中できるでしょう。
メリット2.成人式不参加でも記念になる
「すでに就職しているから成人式への出席が難しい」「家庭を持っているので時間に余裕がない」といった理由で成人式に参加できないケースもあるでしょう。しかし、一生に一度のお祝いということで、成人式が終わった後に「振袖を着たかった」「写真だけでも撮っておきたかった」と後悔してしまう方も多いようです。
そんなときは、後撮りをすることで成人式の振袖姿を写真として残せます。成人式に参加できなくても、後撮りであればご家族に振袖姿を見せられます。何らかの理由で成人式に参加できない際は、後撮りを選択肢のひとつに考えておくとよいでしょう。
メリット3.当日を踏まえてこだわりを生かせる
成人式当日は、フォトスタジオや美容室は多くの人で混み合います。そのため、イメージと異なるヘアセットになっても、お直しをお願いするのをためらってしまう方も多いようです。一方、後撮りは成人式当日の反省を踏まえて、こだわりのスタイルを目指せるメリットがあります。
また、混み合う時期を避ければ、人気の振袖の予約が可能になることもあるでしょう。選択肢が増えるため、自分に合った衣装をじっくり選べるのもうれしいポイントです。
前撮りの写真や衣装に納得できなかった場合も、後撮りはおすすめです。ただし、費用が余分にかかってしまうため、予算を踏まえて検討しましょう。
メリット4.当日と違う振袖やドレスが着られることも
後撮りは、成人式当日と異なる振袖を選べる点も魅力です。成人式当日と別の柄や色の振袖を選べば、新しい雰囲気の写真に仕上がります。大人っぽい振袖やキュートな振袖、レトロな振袖などデザインの選択肢が多いため、事前にイメージを固めておきましょう。
成人式といえば一般的に振袖を着用しますが、後撮りならドレスを選んでみるのもおすすめです。ほかにも「振袖とドレスを両方着たい」という方に対して、セット撮影プランを設けているフォトスタジオもあります。一生に一度の成人式なので、納得のいく撮影プランをしっかりと調べてみましょう。
成人式の後撮り|2つのデメリット
後撮りを検討している方は、デメリットについても把握しておく必要があります。後撮りのデメリットとして、撮影プランや予約のタイミングによっては費用面で損をしてしまう可能性のあることが挙げられます。
特に後撮りと前撮りで悩んでいる場合は、依頼するフォトスタジオのプランを比較して判断する必要があるでしょう。
デメリット1.後撮りのセットプランは少ない
前撮りの場合、成人式当日に衣装を無料で借りられるプランや、割引・特典などがあるフォトスタジオが多い傾向です。一方、後撮りの場合はセット料金が用意されていないこともあり、費用面に注意が必要です。
ヘアセットや着付けを依頼したり、振袖を新たに借りたりすると、費用が高くなることも考えられます。また、アルバムや写真代が撮影プランに含まれていないケースも存在するため、プラン内容について事前にしっかりと確認しておきましょう。
振袖のレンタル費用は、撮影時期によってお得になる可能性もあります。最終的な総額費用を比較しながら、予算を踏まえて検討するとよいでしょう。
デメリット2.撮影のためだけの着付けやヘアセットになる
当日撮影は、撮影後はそのままの姿で成人式に向かえますが、後撮りの場合は撮影のためだけの着付けやヘアセットになってしまいます。写真として残せるとは言え、せっかくのキレイな姿を披露できないことに残念な気持ちになってしまうこともあるようです。
成人式の後撮りはいつまでに撮る?
成人式の後に撮影するとは言え、どのタイミングで後撮りをしたらいいのか迷ってしまう方もいるでしょう。ここでは、一般的な後撮りのシーズンと、何歳までが後撮りの対象年齢になるのかについて見ていきます。
後撮りに適したシーズンを参考にしつつ、自分の都合のよいタイミングを検討してみましょう。
2月~4月の後撮りが一般的
多くの方は、成人式直後の2月~4月に後撮りの予約をします。ロケーション撮影をする場合、背景に桜や梅などがあるとより華やかな写真に仕上がります。開花時期は地域により異なりますが、振袖の美しさを際立たせる春に撮影するケースが多いようです。
また、前撮りで混雑する秋冬を避ける目的で、春に後撮りするケースも珍しくありません。
21歳以降でも成人式の後撮りはできる?
仕事や体調不良、ご家庭の都合などにより年間を通してスケジュールが空けにくい方もいるのではないでしょうか。「時期を逃したら後撮りできないのでは?」と不安に思うかもしれませんが、後撮りに期限はありません。たとえ成人式から1年以上たったとしても、後撮りは可能です。
成人式の後撮りの相場と費用を抑えるコツ
後撮りはセットプランや特典が少ないため、割高になってしまう可能性があります。予算オーバーが不安な方は、相場や費用を抑えるコツについても事前に確認しておきましょう。
フォトスタジオによって設定料金は異なるので、ここから解説するポイントを参考に合計費用をイメージしておくとよいでしょう。
後撮りの相場
成人式の後撮り費用は、撮影のみだと1万円~1万5,000円ほど必要です。着付けやヘアセット込みの場合は3万5,000円から4万5,000円ほどかかり、さらに振袖レンタルを含めると総額で10万円以上の費用がかかります。
撮影費用には、カメラマンの技術料、機材代、アシスタント・スタイリストの人件費などが含まれているのが一般的ですが、アルバムや写真データは別途料金が発生することもあります。一般的に普通サイズの写真プリントが1枚2,000円ほどで、アルバム作成代は2万円~3万円が目安です。
フォトスタジオによって料金設定はさまざまなので、事前に撮影プランの内容や商品代を確認しておくと安心です。
後撮りの費用を安くするコツ
後撮りの際は、着付けや衣装レンタル、ヘアセットがプランになっているスタジオを選ぶと、費用を安く抑える可能性が高まります。また、振袖や小物をレンタルせず、持ち込めばレンタル料はかかりません。自前の振袖や小物を持っていない場合は、割安で借りられるショップを探してみるのもよいでしょう。
ヘアセットがセット料金に含まれていない場合、セルフでセットするのも費用削減に有効です。振袖に似合うヘアセットを事前に研究しておけば、撮影当日を迎えても慌てずに済みます。
成人式の後撮り・当日撮影・前撮りどっちがおすすめ?
満足のいく姿を写真に収めるために、後撮りだけでなく、当日撮影や前撮りについてもチェックしておきましょう。
前撮りは費用面でお得になることが多くおすすめですが、オンシーズンは混雑します。当日撮影は、着付けやヘアセットが1度で済むというメリットがありますが、式典や撮影を1日で済ませなくてはいけないため、時間に追われてしまうことに注意が必要です。
前撮り・当日撮影・後撮りそれぞれのメリット・デメリットを比較したものが以下の表です。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
後撮り |
・春休み期間中に撮影できる ・スケジュールに余裕がある ・人気衣装をレンタルしやすい |
・割引や特典が少なく、費用が高くなりやすい ・着付け代が別途かかるケースもある |
当日撮影 |
・成人式と撮影を1日にまとめられる ・着付けやヘアセットが1度で済む ・費用の負担が少ない |
・予定が詰まって慌ただしい ・振袖を長時間着るため疲れやすい |
前撮り |
・振袖やメイクの予行演習ができる ・前撮りと成人式当日のセットプランがある場合は費用面でお得 |
・早めに撮影スケジュールを考える必要がある ・オンシーズンは混みやすい |
最終的には、予算やスケジュールを考慮した上で撮影時期を決定しましょう。前撮りには成人式の前に振袖やメイクを試せるというメリットも存在します。「お得なセットプランを利用したい」「成人式当日はこだわりのヘアセットにしたい」という場合は、前撮りがおすすめです。
成人式の前撮りのベストな時期
早い人は成人式の2年半前から、成人式の撮影準備を始めます。成人式の撮影では、費用面でもお得な前撮りを選ぶ人が多い傾向です。前撮りの時期は自由に決められますが、それぞれの時期の特徴や、ベストシーズンを知っておくと撮影時期を決める際に役立ちます。直前になって慌てないためにも、早めに撮影スケジュールを決めて予約しておきましょう。
3月~4月がベストシーズン
3月~4月は成人式が終わってから期間が空いているため、比較的予約が取りやすく、前撮りの時期として一番おすすめの時期です。気候も暖かくなり、振袖でも寒さを感じにくいでしょう。また夏に日焼けをしてしまうことが多いという方にも適したシーズンです。
前撮りからご自身の成人式当日まで時間があるので、うっかり予約を忘れないように注意しましょう。
5月~6月なら家族写真を撮影するタイミングに最適
日差しの強さを感じる前に前撮りしておきたい方も、少なくありません。5月~6月は前撮りにぴったりの時期だと言われています。初夏の涼しい風を感じ、新緑も美しい季節です。
ゴールデンウィーク期間中であれば、ご家族との記念写真も撮影しやすいでしょう。ただし、5月~6月は梅雨の時期でもあるため、予約前に天気予報の確認が欠かせません。
7月~8月は暑さに注意!スタジオ撮影がおすすめ
「着物は暑くて汗でヘアセットが乱れる」と、前撮りの撮影で夏を避ける方も多いですが、ロケーションン撮影をしない場合にはおすすめの時期です。フォトスタジオでは冷房設備が完備されているため、夏でも快適に写真撮影をできるでしょう。
また、帰省のタイミングに合わせて撮影することで、ご家族へ振袖姿をお披露目できたり、ご家族揃って家族写真を撮ったりすることも可能です。
9月~11月は七五三と重なって混み合うことも
9月~11月は暑さも和らぎロケーション撮影がしやすくなる季節です。紅葉を背景に撮影すると、風情のある写真が撮影できるでしょう。ただし、七五三の撮影時期と重なるため、撮影予約が難しい時期でもあります。
9月~11月の前撮りを希望される方は、早めの予約を心がけましょう。また、人気の振袖はすぐに予約が埋まってしまいます。選択肢の減る前に、早い段階で振袖の予約をしておくと安心です。
12月~1月成人式直前は最も混む時期
前撮りの撮影で最も混み合う12月~1月は、初詣と合わせて撮影できる点が魅力です。しかし、成人式直前の駆け込み予約などにより、予約はなかなか取りにくいでしょう。お正月休みを利用して前撮りをする方も多いため、12月~1月のようなオンシーズンに前撮りする場合は、予約が埋まらないうちに早めにフォトスタジオへ問い合わせておくのが賢明です。
スタジオアリスで一生に一度の成人式写真を撮ろう
スタジオアリスでは、前撮りパックを含むお得な新プラン「ふりホ」サービスをご提供しています。高品質な振袖が、約1,500種類から選び放題です。さらに、レンタルした着物は前撮り・成人式だけでなく、返却日まで自由にご利用いただけます。
王道のデザインからレトロ・モダン、モード系までさまざまなデザインを取り揃えており、ディズニーデザインの振袖はスタジオアリスだけの人気アイテムです。専用アプリを使うと、バーチャルでフィッティングも可能なので、自分にピッタリの一着を探せます。
最後に、スタジオアリスの「ふりホ」を含めた成人式のプランを紹介いたします。
「ふりホ」は安心の一律価格!
スタジオアリスの「ふりホ」プランでは、成人式の振袖レンタルと前撮りパックを9万9,800円(税抜)の一律価格で提供しています。レンタルした振袖は、成人式当日だけでなく、返却日まで着用が可能です。ロケーション撮影や初詣に、ぜひご活用ください。
前撮り撮影は、全国480店舗で対応しています。10ページ12カットのアルバムと注文画像データ入りのCDが付いてくるので、SNS投稿やご家族へのシェアにも役立つでしょう。
前撮り撮影時のヘアセットや着付けのサービス以外にも、振袖返却時にクリーニング費用がかからない点も、「ふりホ」プランのうれしいポイントです。9万9,800円(税抜)から追加費用は一切かからないため、安心して写真撮影に集中できます。
高品質な振袖を約1,500種類ご用意
スタジオアリスの「ふりホ」プランでは、格式の高い高品質な正絹(しょうけん)を中心に、約1,500種類の振袖を用意しています。正統派の華やかな振袖だけでなく、甘い世界観を演出してくれるパステル調デザイン、センスの光るレトロ・モダン、クールに決まるモード系、大人気のディズニーコレクションなど、幅広いデザインの中からこだわりの振袖を選べるのが魅力です。
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3つ目の「基本撮影プラン」は、撮影サービスにフォトアイテムを加えたシンプルプランで、振袖などの衣装があり撮影のみを希望される方に適しています。
まとめ
後撮りは、じっくり撮影スケジュールを決められる点や、成人式当日と違う振袖を着られる点がメリットです。ただし、セットプランや特典が少なく、割高になりやすい点に注意が必要です。
前撮り撮影では、撮影・ヘアセット・成人式当日の着物レンタルを含むセットプランのあるフォトスタジオが多く、お得にサービスを利用できる可能性が高いでしょう。スタジオアリスの「ふりホ」プランであれば、振袖レンタルと前撮りサービスのセットが9万9,800円(税抜)とお得です。約1,500種類もの振袖の中から、自分に合う振袖で満足のいく成人式の写真を残しましょう。
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