振袖のクリーニングは?成人式後のお手入れ&保管方法をご紹介!

前撮り撮影や成人式当日にキレイな振袖を着るとテンションも上がって気分はゴキゲン♪…でも、着用後の振袖のお手入れもお忘れなく!振袖の素材である正絹は湿気に弱く、虫食いなどのトラブルもあるんです。管理不足のままタンスにしまっておいて、いざ次に振袖を取り出したときには、シミがついていたり、穴が開いてしまっていたりする可能性も…。
そこで今回は、着用後のお手入れ方法やクリーニングなどの有無、保管方法やメンテナンスまで、振袖のお手入れに必要な知識を伝授します!一生の思い出になる振袖を長く美しいまま残しておくために、必ずやっておきましょうね♪
振袖着用後のお手入れはどうすればいい?

袖を通す機会の少ない振袖は、たたんで保管する前にケアをしておくことで、美しさを長くキープできます。ここで紹介するポイントは、着た後になるべく早めに対応できるといいですね。
ハンガーにかけて干す
まずは直射日光の当たらず、風通しのいい室内で陰干しを行います。時間は最低でも2~3時間ほど。しっかりと湿気を取っておかないと、シミやカビ、虫食いなどを引き起こす原因になってしまうかも。「汗なんてかいてないけど…」と思っても、暖房のきいた式典会場や謝恩会など、冬でも知らないうちに汗はかいていますし、皮脂もついてしまっています。できれば和装用ハンガーなどを使って、袖も大きく広げて干せるとベストです。
汚れがないかチェックする
振袖の汚れは放置している時間が長いほど落としづらくなってしまいます。以下を参考に明るい場所ですみずみまで確認して、汚れやほつれを見落とさないようにしたいですね!汚れてしまっている場合やシミになりそうな場合は、保管前に必ずクリーニングやシミ抜きに出すようにしてください。
・衿元(えりもと)をチェック!
ファンデーションがついていたり、食べ物や飲み物がハネて汚れていませんか?顔周りはよく見られている部分なので、シミが残ってしまうと大惨事に!
・袖口をチェック!
皮脂汚れで少し黒ずんでしまうことが多い場所。表側だけでなく、裏側まで確認しておきましょう。
・裾をチェック!
雨の日ならドロ汚れが、晴れの日でもホコリなどで汚れがちです。特にドロ汚れは思っているよりも広範囲に広がっていることも。袖裾なども合わせてチェックして、見落とさないようにしたいですね。

振袖のクリーニングの料金や期間は?
たくさん汗をかいたときや雨に濡れたとき、汚れがあった場合は、振袖をクリーニングに出しましょう。多くのクリーニング店や専門店で行っている「和服クリーニング」は、専用の洗濯機で丸洗いしてくれるプラン。料金やクリーニングにかかる期間など、通常の洋服クリーニングとは大きく異なるので、その違いを知っておきましょう!
クリーニング料金は約10,000円
店舗によっても異なりますが、その多くが8,000円代~13,000円ほどになります。インターネットでの宅配クリーニングはもっと割安なところもあるので「一緒に振袖を見てもらって、汚れを確認してほしい」「とにかく安く抑えたい!」など、希望に合わせてチョイスするといいですね。
クリーニング期間は約1カ月
「そんなに長くかかるの?」と思うかもしれませんが、和服クリーニングでは平均的な期間。成人式後で混みあっているときや、染み抜きを一緒に行う場合などは、もっと長くかかってしまうこともあるんです。もし、成人式後に結婚式で着たい、卒業式で着たいなどの予定がある場合は、事前にちゃんと確認をして、クリーニングに出すタイミングを見計らいましょう。
クリーニングと染み抜きは別モノ!
前述したとおり、クリーニングは基本的に丸洗いになるので、ガンコな汚れは落ちない可能性もあります。例えば、ワインやコーヒー、血液、ファンデーションや口紅の油シミなどは、染み抜きが必要になる場合も。
染み抜きは、その汚れの質や範囲によっても料金が変わりますが、だいたい1カ所2,000円ほど。たくさんシミがあるとその分料金もかかってしまうので、不安であれば、クリーニング店に直接持ち込みをするなどして、シミの質と料金を確認しておきましょう。
帯や小物はクリーニングするべき?
ここまで振袖のケア方法をご紹介しましたが「じゃあ、他の小物は?」というのも気になりますよね。素材が違うと小物のお手入れの仕方も異なるので、こちらもチェックしておきましょう!
帯
汗や雨で濡れたり、ひどい汚れやシワがある場合は、クリーニングに出してもOK。正絹の帯であれば、だいたい料金は5,000円前後。じっくり見てキレイな状態であれば、陰干しなどのお手入れだけをしてから保管しましょう。洗濯可能として売られているものでない限り、自宅での洗濯は避けましょう。
長襦袢(ながじゅばん)
正絹でできていることが多い長襦袢も、基本的には振袖と同じ扱いになります。クリーニング料金はおよそ5,000円。クリーニング店によって、半衿をつけたままでOKかどうかが変わってくるので、確認しておくと安心ですね。
肌襦袢(はだじゅばん)や足袋などの小物
肌に直接触れるものは、着るたびに洗濯しましょう。ネットに入れて洗濯機で洗ったり、素材や刺繍などが気になる場合は、オシャレ着用の洗剤を使って手でやさしく洗ってください。
帯揚げや腰紐などの小物
肌に直接触れないものは、ハンガーにかけたり、ピンチハンガーで留めて陰干しを。湿気が取れたらたたんで保管します。
振袖の適切な保管方法

お手入れやクリーニングが完了したら、あとは保管しておくだけ。その保管方法や美しい状態を長持ちさせるためのメンテナンスにも注意が必要です!
正しくたたんで、「たとう紙」などで包む
シワにならないよう、振袖のたたみ方は丁寧に。吸湿性に優れ、振袖や帯、長襦袢の保管に適した「たとう紙」でそれぞれ包み、タンスや衣装ケースなどで保管しましょう。もし、「たとう紙」が古くなってカビやシミがある場合は、新しいものに替えておくと安心。また、タンスには和装用の防虫剤、乾燥材をいれておきましょう。
半年~1年に一度は虫干しを
振袖や帯に、湿気は大敵。湿度が低く、晴れた日を選んで虫干しをします。たまに「たとう紙」を開いてみたり、振袖をしまっている引き出しを開けたりしておくのも、湿気対策に効果的です。

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しっかり手をかけると愛着もアップ
思い出の振袖だからこそ、手間だと思わずに、丁寧にしっかりとお手入れをしてあげてください。そうすれば、あなただけではなく、子どもや孫の代までも愛され続ける家族の財産になってくれます。成人式だけは雰囲気を変えたい、友達とリンクコーデを楽しみたい方は、気軽にレンタル振袖を。お手入れやクリーニングの必要がないので、大切な振袖はきちんと保管したまま、気軽に変化が楽しめます!

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