結婚式の前撮りは和装が人気！
撮影方法や時期などまとめて解説

近年、日本の伝統を重んじる「和婚」が再注目されており、神社や日本庭園での結婚式や和装のフォトウエディングを楽しむ方が増えています。とはいえ、バージンロードをウエディングドレスで歩きたいという女性も多く、「結婚式はドレスを着る予定だけど、前撮りでは和装の写真を残しておきたい」と考える方もいるでしょう。

そこでこの記事では、和装の結婚写真について徹底解説します。撮影方法やおすすめの時期、着物の種類、和装に合う髪型、おすすめのポーズ、フォトスタジオ選びのポイントなど、和装の結婚写真の基礎情報を網羅的にまとめました。

和装の結婚写真を撮るためには2つの方法があります。写真業者のスタジオ内で実施する「スタジオ撮影」と、屋外に出向く「ロケーション撮影」です。それぞれの撮影方法には異なる魅力があります。ここでは、スタジオ撮影とロケーション撮影の特徴を詳しくみていきましょう。

スタジオ撮影の魅力は本格的なライティングや機材が用意された安心の撮影環境で、ハイクオリティの仕上がりが実現することです。スタジオ内で撮影を済ませるため、天候に左右されずいつでも快適に楽しめます。

表現できるシーンや写真のイメージは、フォトスタジオが用意している撮影セットや衣装の雰囲気によって大きく変わるでしょう。多彩な撮影セットと豊富な衣装バリエーションを取り揃えるフォトスタジオを探し、理想の仕上がりを追求するのがおすすめです。

ロケーション撮影では、2人の思い出の場所やフォトジェニックな写真が撮れるスポットなど、好きなロケ地を自由に選択できます。旅行を兼ねて、有名な観光スポットで写真を残す方もいるようです。

ロケーション撮影では、自然豊かな風景をバックにした季節感あふれる演出が楽しめます。特に桜や紅葉の時期には、色鮮やかで風情あふれる写真が撮れるでしょう。和装の場合は、和の伝統と四季の表情が堪能できる神社や日本庭園での撮影が人気です。

結婚式はさまざまな準備が必要なため、何かとバタバタするものです。撮影を準備する際は、計画性をもってスケジュールを立てることが大切です。そこで、ここでは和装の結婚写真でおすすめとなる撮影時期について解説します。2人にとって最適なタイミングを見つけましょう。

前撮りの写真データは手元に届くまで2週間~1ヵ月程度かかるのが一般的です。結婚式のウェルカムスペースの飾りやムービーに使用したい場合は、写真の選定や印刷、ムービーの編集といった作業時間を考慮して撮影のスケジュールを立てる必要があります。結婚式の約3ヵ月前に撮影を済ませておけば、余裕をもって準備が進められるでしょう。

ロケーション撮影を希望する場合は、桜が咲く3月~5月頃、または紅葉が見頃の10月~11月頃がおすすめです。色鮮やかな桜や紅葉は和装姿に映え、ロマンティックで風流な写真に仕上がるでしょう。

穏やかな気候の中で快適に撮影が楽しめるのもポイントです。梅雨や台風の多い時期、暑すぎる・寒すぎる時期はロケーション撮影に向きません。

結婚式前は準備することがたくさんあります。ゆっくりと落ち着いて撮影を楽しみたい場合は、結婚式後に「後撮り」をするのもひとつの手です。

後日撮影だけの日を設けることで、写真のテーマや雰囲気、使いたい小物などをじっくりと検討できます。理想の仕上がりを追求した、満足度の高い撮影が実現するのではないでしょうか。

結婚写真の費用相場は5万円~15万円程度が目安です。ただし、写真業者やプランによって差があり、スタジオ撮影とロケーション撮影のどちらを選ぶかによっても変わってきます。なるべく費用を抑えるには、以下のポイントを意識するのがおすすめです。

【費用を抑えるための3つのポイント】
1.平日に撮影する
…依頼する写真業者によっては、予約が集中する土日祝日の撮影が割高になる場合がある

2.お得なプランやキャンペーンのある写真業者を探す
…明瞭な料金体系でお得なメニューがあるかどうか確認する

3.ロケーション撮影よりもスタジオ撮影を選ぶ
…ロケーション撮影は移動費や屋外での撮影準備費が追加になる場合がある

一口に和装といっても、花嫁の着物にはいくつか種類があり、それぞれ違った意味や特徴を持っています。ここでは、和装の結婚写真で着られる「色打掛」「白無垢」「引振袖」の魅力を紹介します。

白以外の打掛を総称して色打掛と呼びます。色打掛は代表的な花嫁衣装の白無垢と同格に当たる正礼装です。繊細な刺繍や金箔の施されたきらびやかな柄や鮮やかな色合いが特徴で、花嫁姿を華麗に彩ってくれます。写真映え抜群の豪華な衣装です。

白無垢は室町時代から受け継がれる定番人気の婚礼衣装です。純白の着物は花嫁の清らかさの象徴であり、婚家の嫁として生まれ変わり染まっていくことを表しています。また、白は昔から神聖な色とされており、邪気を祓う意味も込められているようです。

引振袖は成人式で着る振袖よりも裾が長く、その名の通り裾を引きながら歩く見た目が特徴的です。裾には「ふき綿」と呼ばれる綿素材の芯のようなものが入っており、ふっくらと美しいラインが出ています。

打掛と比べ、軽くて動きやすいのも魅力です。打掛は帯の後ろ側が着物で隠れてしまいますが、引き振袖は帯がしっかり見えるため結び方で個性を出せます。

振袖は未婚女性が着用する第一礼装であり、結婚後は着られなくなります。「成人式のために仕立ててもらった」「代々受け継がれる振袖がある」という方は、結婚写真に最後の振り袖姿を残しておくのもおすすめです。思い入れの詰まった衣装を着れば、より一層感動的な写真が撮れるでしょう。

和装の髪型といえば伝統的な「日本髪」を想像する方が多いかもしれませんが、最近はおしゃれな洋髪を合わせる方が増えています。低めのシニヨンやタイトなまとめ髪でシンプルな土台を作り、大きめの花飾りや豪華なかんざし、金箔などをあしらって華やかに仕上げるのがトレンドです。上品で落ち着いた雰囲気でありながらも存在感のあるアレンジをすれば、花嫁の美しさが引き立ちます。

着物の華やかな柄やきれいにまとめた髪をより一層美しく見せるには、ポーズにこだわることも大切です。ここでは、和装の優美さを際立たせるおすすめのポーズを3つ紹介します。和装ならではの上品さや格式高さを思う存分表現しましょう。

2人の立ち姿を正面から撮影する構図は、全身が写り、着物全体の柄が見えます。結婚写真に欠かせない人気のポーズです。両足に体重を乗せてしっかりと地面を踏み、背筋をまっすぐ伸ばして猫背にならないよう意識しましょう。男性は正面を、女性はやや斜め前を向くとバランスよく見えます。

2人で向かい合って手を取り、おでこをこつんと合わせると、仲睦まじい姿が写真に残せます。暖かみのあるかわいらしい雰囲気の写真に仕上がるでしょう。横を向くことで花嫁の髪飾りやヘアアレンジがしっかり見え、華やかさが増すのもポイントです。

色打掛や引き振袖を着る際に忘れず残しておきたいのが、後ろ姿の写真です。打掛や帯の華やかな柄がきれいに写り、なんとも豪華な印象に仕上がります。顔が写らないこのポーズは「SNSに結婚写真を投稿したいけど、顔は出したくない」という方にもぴったりです。

一生の記念になる結婚写真は最高に美しい花嫁姿を残したいものです。理想通りの仕上がりを実現するには、どのような点に気をつけて準備を進めればよいのでしょうか。ここでは、撮影前に注意しておきたいポイントを3つ紹介します。

女性の着付けでは、着物の後ろ襟を大きく引いてうなじが見えるようにします。髪もアップスタイルにすることがほとんどであり、ドレスに比べて肌の露出が少ないため、うなじに目がいきやすくなるものです。和装姿をより一層美しく見せるには、うなじの産毛やムダ毛を処理し、なめらかな状態に整えておきましょう。

着物は貸し出してもらえても、直接肌に触れるアイテムは各自用意するように指示されることがあります。必要なものは依頼先によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

• 【自分で用意するほうがよいものの例】
• ・肌襦袢
• ・裾よけ
• ・足袋
• ・腰ひも（4本~5本）
• 補正用のタオル数枚

スムーズに撮影を進めるには、事前に撮りたい写真のイメージを固め、カメラマンにわかりやすく具体的に伝えておくことが大切です。希望のポーズや構図をまとめた「指示書」を作成するのもおすすめです。全身を写す構図だけでなく、指輪をつけた手元やきれいにまとめた髪型など、単体で撮りたいパーツがあるかどうかも考えておきましょう。

結婚写真の撮影は「結婚式場が提携する写真業者」か「結婚式場外の写真業者」のいずれかに依頼します。ここでは、どちらを選ぶ場合にも共通する写真業者選びのポイントを3つ紹介するので、予約をする前に確認しておきましょう。

衣装の雰囲気は写真の仕上がりに大きく影響します。衣装のラインアップを豊富に取り揃え、さまざまなタイプのデザインが用意されているかどうか確認することが大切です。たくさんの衣装の中から自分にぴったり合ったアイテムを選べる写真業者を探しましょう。

気になる業者があれば、希望の予算や条件に合ったプランがあるかどうか確認してみましょう。料金体系が不明瞭な写真業者を選んでしまうと、追加料金がかかり、気づかぬうちに予算オーバーするかもしれません。料金の仕組みがシンプルで分かりやすい写真業者に依頼するのが安心です。

写真業者のWEBサイトやSNSを確認し、写真の雰囲気が理想に近いかどうか見ておくことも欠かせません。どんな撮影セットや小物が用意されていて、どんなシーンを演出できるのかに注目し、自分たちの写真の仕上がりをイメージしてみましょう。

新型コロナウイルス感染症の影響もあり、結婚式や披露宴は実施せず、記念写真撮影だけで済ませる「フォトウエディング」を選択するカップルが増えています。ゲストを呼ばないため、結婚式に比べて準備が簡単で費用も抑えられ、2人だけで自由に撮影できるのが魅力です。

フォトウエディングでは和装・洋装ともに結婚式さながらの衣装を選んで、本格的な花嫁姿が楽しめます。写真だけのウエディングであっても、一生の記念になる最高の思い出作りができるでしょう。

大人も主役になれるスタジオアリスHALULUでは、美しい着物や多彩な撮影セットを利用して理想の結婚写真が残せます。高い撮影技術を誇るプロの手でとびきりすてきな結婚写真を残しませんか。ここでは、スタジオアリスHALULUのウエディング撮影の魅力を詳しく紹介します。

スタジオアリスHALULUでは目移りするような豊富な衣装ラインアップを取り揃えています。お客様ひとりひとりの好みに合った着物やドレスをきっと見つけていただけるでしょう。

着付けからヘアセット・メイクまでトータルでサポートしており、プロのスタッフがお客様の美しさを最大限に引き出すコーディネートをご提案します。最高のウエディング撮影体験を心ゆくまでお楽しみください。

スタジオアリスHALULUではウエディングにおすすめの商品を集めたセットメニューをご用意しており、お得に結婚写真を残していただけます。さまざまなプランがあるため、予算に合わせた選択が可能です。スタジオアリスHALULU限定のフォトアルバムや、結婚式をおしゃれに飾るウェルカムボードなど、魅力的な商品を取り揃えています。

結婚写真の撮影方法にはスタジオ撮影とロケーション撮影があり、結婚式に写真を使用したい場合は約3ヵ月前に撮影を済ませておくのが安心です。写真業者を選ぶ際は、衣装の豊富さや予算に合ったプランがあるかどうかを確認しましょう。

スタジオアリスHALULUではお客様のご希望に沿って柔軟に対応し、最高の思い出作りをお手伝いしています。充実したサービスを利用して、すてきな和装の結婚写真を残しませんか。撮影のご予約はこちらからが簡単です。

＼WEB予約はコチラ／WEB撮影予約サービス