卒業袴に必要なもの一覧|便利な小物や色の組み合わせ方も|こども写真館スタジオアリス|写真スタジオ・フォトスタジオ

卒園式・卒業式の基礎知識

卒業袴に必要なもの一覧|便利な小物や色の組み合わせ方も

卒業袴に必要なもの一覧|便利な小物や色の組み合わせ方も

高校や大学の卒業式に袴を着ることに憧れる女性も多い傾向ですが、和装が縁遠くなった今、「どんなふうに袴を選んだらよいのか分からない」「袴を着るために必要なものって何?」と悩んでしまうことがほとんどでしょう。学生生活の最後の思い出となる大切な卒業式を、満足いく姿で迎えるためにも、袴について事前に学んでおくと安心です。

そこで今回は、卒業袴に必要なものをまとめました。場合によっては事前に用意べきものもあるので、直前になって困ることがないよう、ぜひこの記事を参考にしてください。

目次
なぜ卒業式に袴を着るようになったの?
卒業袴に必要なもの|袴姿
卒業袴に必要なもの|着付け小物
卒業袴に必要なもの|装飾品
卒業袴に必要なもの|あると便利なもの
卒業袴をレンタルするときに必要なものは?
卒業袴の選び方|色の合わせ方がポイント
卒業袴での記念写真をスタジオアリスで撮影しよう!
まとめ

なぜ卒業式に袴を着るようになったの?

なぜ卒業式に袴を着るようになったの?

卒業式といえば袴というイメージが定着して長い日本ですがその始まりは明治時代の中旬といわれています。袴は、通常の着物と比べて動きやすさもあり、女学生の制服として袴を取り入れる学校が多かったそうです。

そんな袴が卒業式の衣装として定着したきっかけといわれているのは、1987年放映の映画「はいからさんが通る」です。主演を務めたトップアイドル南野陽子さんの袴姿に憧れた一部の学生たちが、卒業式に袴を着るようになりました。それが気付けば全国的に広まり、定番化したようです。

つまり卒業式に袴を着るようになったのは、「特別な日だからこそおしゃれをしたい」という女性の気持ちによるところが強いということです。そのため卒業袴を着るときは、和装の基本マナーは押さえつつも、あまり難しくは考えずにおしゃれを楽しむのがおすすめです。

卒業袴に必要なもの|袴姿

卒業袴に必要なもの|袴姿

卒業袴を着るにあたって必要なものとして、ここでは袴姿そのものを構成する、着物や袴、衿と帯まわりなどをご紹介します。選び方についても触れているので、「お店やレンタルショップを覗いても、たくさんありすぎてどれを選んでいいのか分からない」という方も必見です。

二尺袖着物と袴

卒業袴は、着物と袴を組み合わせることでできるスタイルのため、セット商品以外では、着物と袴を別々にコーディネートして選ぶことになります。このとき合わせる着物は、袖丈が2尺(約76cm)であることから「二尺袖着物」とも呼ばれる小振袖を合わせるのが一般的です。しかし近年では袖丈が100cm~110cmほどある通常の振袖を合わせる方も増えています。

小振袖の場合は女学生らしい若く活発な印象に、振袖だと華やかな女性らしい印象を高めてくれるため、好みに合わせて選んでみるとよいでしょう。また、成人式の振袖を袴姿に活用する方も見受けられます。

衿と帯まわり

着物と袴などに比べると脇役に感じられる衿や帯ですが、袴姿はこれら小物の選び方だけで大きくイメージが変わります。近年ではレースやフリルが付いたものなども増え、デザインもとても豊富なので、自分らしさを引き立てるためにもこだわってみましょう。

また衿と帯には見せるパーツだけでなく、土台となり形を美しく見せてくれるパーツも必要なので、こちらも併せて押さえておきましょう。

  • 【衿まわりに必要なもの一覧】
  • ・伊達衿(だてえり)…見せるためのパーツ
  • ・半衿(はんえり)…着物の衿を汚さないためのパーツ
  • ・衿芯(えりしん)…衿の下に重ねることで形を整えるためのパーツ
  • 【帯まわりに必要なもの一覧】
  • ・袴下帯(半巾帯)…見せるためのパーツ
  • ・帯板(前板)…帯の下に重ねることで形を整えるためのパーツ

アンダーウエア

着物や袴の下には、専用のアンダーウエアを着用するとよいでしょう。見栄えを整えてくれるほか、寒さ対策もできます。

・肌着…下着の上に着用することで、着物や長襦袢(ながじゅばん)を汗や皮脂などの汚れから保護
・裾よけ…下着の上に着用することで着物や長襦袢を保護するほか、デザインによっては裾から見せておしゃれさをアップしても
・長襦袢…肌着の上に着用することで着物を保護する他、寒さ対策にも

卒業袴に必要なもの|着付け小物

卒業袴をきっちりと着こなすためには、着崩れを防止したり、シルエットを補正したりする以下のような小物をうまく使いましょう。

  • ・腰ひも…着崩れ防止やシルエット補正に、さまざま使用するので4本ほど準備するとよい
  • ・コーリンベルト…着崩れ防止やシルエット補正に、2本ほど準備するとよい
  • ・伊達締め(だてじめ)、またはマジックベルト…着崩れ防止をさらに強化するため、腰ひもに追加して使用
  • ・補正パッド、またはタオル…スタイルをずんどうに見せるために使用、一般的にはフェイスタオルが5枚ほどあれば十分
  • ・着物クリップ…着物を美しく着付けるため、着用時に使用

補正がどの程度必要かは選んだ着物や個人の体格、身長によっても異なるため、必要に応じて用意します。

卒業袴に必要なもの|装飾品

卒業袴に必要なもの|装飾品

卒業袴のコーディネートには、髪飾りや草履、バッグといった装飾品も必要です。装飾品は色柄、素材などさまざまなものがあります。ここからは選び方のポイントを見ていきましょう。なりたい雰囲気を思い浮かべながら、コーディネートしていくと理想の袴姿に近付けます。

髪飾り

髪飾りは、袴の色や着物の柄に合わせて選ぶのがポイントです。華やかで目を引くものであれば、大きな花をあしらったコサージュタイプの髪飾りは使いやすいでしょう。和装らしいイメージの強いつまみ細工やかんざしといったアイテムも上品でステキです。

草履・ブーツ

卒業袴の足元は、和装らしく草履を合わせて上品に仕上げるのはもちろんですが、ブーツを合わせてレトロモダンさを楽しむのもおすすめです。ブーツだと履き慣れていて歩きやすいことや、天候や足元が悪くても対応しやすいといったメリットもあります。

草履を選ぶ場合には、お祝い事にふさわしい華やかで光沢のあるデザインを選ぶだけでなく、天候に合わせて替えの足袋や雨よけカバーも用意しましょう。ブーツを選ぶ場合には、なるべくシンプルなシルエットのものを選ぶと、袴の雰囲気を邪魔しません。

巾着・バッグ

手に持つ巾着やバッグは、小ぶりなサイズ感で、着物や袴の色柄に合わせるとトータルコーディネートとしてまとめやすいでしょう。一般的な和装であればクラッチバッグをはじめとした今どきのバッグを合わせることもありますが、卒業袴に関してはレトロな印象の強い巾着袋やがま口バッグなどがおすすめです。

卒業袴に必要なもの|あると便利なもの

卒業袴に必要なもの|あると便利なもの

卒業袴を美しく快適に着こなすためのアイテムが、近年はさまざま発売されており、一般的な衣料品店やネットショップなどで簡単に手に入ります。必ず準備すべきというわけではありませんが、あると便利なものなので、お財布事情や状況に応じて準備しましょう。

体形補正のための和装ブラ

和装ブラとは、胸のボリュームを抑え、和装にあったスタイルに補正するためのブラジャーです。卒業袴は身体の凹凸が少ないずんどう体形のほうが映えるため、特に胸の大きい女性は着用を検討してみてください。和装ブラを着用するだけで、帯の上にバストが被さることなく、しわも寄りにくくなり、一気に印象が変わります。

防寒グッズ

卒業袴の美しさを損なわない防寒グッズとしては、首に巻くショールやストール、下に着込むインナーがおすすめです。インナーについては襟ぐりの開きが広く、袖の長さが5分丈ほどのものだと着こなしの邪魔になりません。

卒業シーズンといえば、まだまだ肌寒い日が続く時期です。卒業式を心から楽しむためにも、このような防寒グッズを取り入れましょう。

卒業袴をレンタルするときに必要なものは?

卒業袴はそう何度も着るものではないため、レンタルする方も多いと思いますが、レンタルに含まれるセット品はお店によって異なります。一般的には、インナーや装飾品、ブーツなどは自前での用意が必要になるでしょう。直前に用意していては間に合わない可能性があるため、卒業袴をレンタルする際には、早めの確認と準備を心掛けましょう。

一般的には卒業を迎える年度の9月~10月ごろが、予約のピークシーズンです。予約があまり遅くなると選べる袴の種類も減ってしまうため、ピークシーズンを迎える前の予約をおすすめします。

卒業袴の選び方|色の合わせ方がポイント

卒業袴の選び方|色の合わせ方がポイント

袴の楽しみといえば、袴と着物の配色コーディネートです。同じ着物を選んだとしても、袴の色の合わせ方によってイメージはガラッと変わるので、「可愛らしく見せたい」「大人っぽく見せたい」など、求める印象に合わせてコーディネートを完成させましょう。

同色系で品よくまとめる

同系色で合わせた袴姿は、上品なイメージのコーディネートです。先に着物を選んでから、着物に使われている色の袴を選ぶことになるため、初心者でもコーディネートしやすいといったメリットもあります。

同色系でも、選ぶベースの色によっても印象は大きく異なります。桜色やベージュといった暖色系であれば柔らかくかわいらしい印象に、水色や紫色など寒色系であれば大人っぽくスタイリッシュな印象に仕上がるでしょう。

着物と袴は同色系でまとめながらも、衿や帯にだけは反対色や派手な柄を持ってくるといった小技を利かせるのもおすすめです。

反対色でおしゃれに仕上げる

簡単におしゃれな印象のコーディネートに仕上げたいのであれば、反対色コーディネートがおすすめです。例えば着物が赤系なら袴は緑系、着物がオレンジ系なら袴は青系といったものが反対色コーディネートの一例ですが、「色相環」をチェックすることで、誰でも簡単にメリハリのあるおしゃれコーデが可能になります。

反対色コーディネートはどこか個性的な印象になるため、和洋折衷の着こなしが特にマッチします。ブーツやベレー帽、レース手袋など、人と違う小物を取り入れて遊びたいおしゃれ上級者さんにもぴったりでしょう。

ワントーンですっきり見せる

白なら白一色、黒なら黒一色といったワントーンで仕上げた袴コーディネートも、最近はやっています。同系色で着物と袴を組み合わせたとき以上に統一感が生まれるワントーンコーデは、高い上品さを保ちながらもどこか洗練された個性を放ちます。

中には着物がレース地で作られていたり、衿(えり)にリボンがあしらわれていたりなど、洋装の要素をプラスしたハイセンスなセット商品もあります。モードっぽさやスタイリッシュさが引き立つため、「ほかの人と絶対に被りたくない」というこだわり派の方におすすめです。

卒業袴での記念写真をスタジオアリスで撮影しよう!

卒業袴での記念写真をスタジオアリスで撮影しよう!

普段はなかなか着ることのない袴です。せっかくなら卒業というこの機会に、いつも以上に美しいあなたの姿を記念写真として残しませんか?スタジオアリスであれば、準備も楽ちん、お値段もお得に、卒業袴での記念写真撮影が可能です。

「高校・大学卒業袴プラン」なら卒業袴に必要なものが揃う!

スタジオアリスの「高校・大学卒業袴プラン」は、衣装持ち込みでの撮影にも、衣装レンタルにも対応しています。衣装レンタルを利用されるのであれば、振袖と袴はもちろん、着付け小物など、必要なものがすべてレンタル可能です。手ぶらで気楽に袴姿の記念写真を残せちゃいます。

卒業式は洋装で済ませるつもり、または洋装で済ませてしまったという方にもおすすめです。

(参考:『高校・大学卒業袴プラン』 )

卒業の記念アイテムなら「高校・大学卒業コレクション」

卒業の記念アイテムなら「高校・大学卒業コレクション」

スタジオアリスでは、高校や大学を卒業される方向けのセット商品をご用意しています。セット内容は3種類あるプランによって異なりますが、保存にぴったりの上質なアルバムや、飾れるおしゃれなフォトフレームなど、さまざまです。

より美しく仕上がる美肌プリント付きのプランもあるので、あなたのこだわり&お財布事情に合わせて満足のいくセットをぜひお選びください。

(参考:『高校/大学卒業コレクション』 )

まとめ

まとめ

卒業式という記念すべき日を袴姿で迎えるためには、事前にしっかりと袴着用時に必要なものを確認しておきましょう。袴は着物の上に履くもので和装のひとつです。正しい着こなしのためには必要なものがたくさんあります。

また普段から着用するものではないことから、「卒業式のためだけに揃えるのは大変」や「もったいない」と感じる方も多いでしょう。そんなときには、スタジオアリスでの衣装レンタルおよび撮影がおすすめです。「卒業袴で記念写真を残すのが一番の目当て」という方は、ぜひスタジオアリスを利用して、プロならでは美しいご自身の写真を手に入れてみてはいかがでしょうか。

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