卒業袴はいつ決める？おすすめの時期や選び方のポイント

卒業式といえば袴を想像する方も多く、袴姿での卒業式は華やかかつ、学生らしさが引き立ち特別感のある思い出が残せます。卒業式に向けて袴をレンタルする場合、事前の予約が必要ですが、普段なかなか着用する機会がないため、いつごろまでに予約しておけばよいのか分からない方もいらっしゃるでしょう。

そこでこの記事では、卒業袴の予約の時期について解説します。着物と袴の選び方、事前に準備しておくとよいことについてもまとめました。卒業袴をいつ決めるべきかお悩みの際は、ぜひ参考にしてください。

袴には、さまざまなデザインや組み合わせがあります。卒業式に袴を着用したい場合、予約のピークを過ぎてしまうと、他の方の予約で埋まってしまい自分好みのデザインを見付けられなくなることもあります。

納得のいく姿で思い出に残る卒業式を迎えたい方は、袴のレンタルに適した時期を把握しておく必要があるでしょう。まずは、予約がピークを迎える時期や、新作の揃う時期を確認してきましょう。

袴を着るイベントの定番となっているのが卒業式です。小学生から大学生まで、年齢にかかわらず、袴で卒業式を迎えたいと思う方は多くいらっしゃいます。卒業シーズンといえば3月が一般的です。着用時期は3月ごろと考えておきましょう。

多くの場合、3月20日ごろに卒業式をする傾向がありますが、それぞれの学校によって卒業式の日程は異なります。卒業式に袴の着用を考えている方は、年間予定表などで卒業式がいつなのかをチェックしておくと、袴を準備するための予定が立てやすくなります。

卒業式の日程を確認したら、次は袴レンタルの予約を取りましょう。多くの方が袴レンタルを予約するのは、夏休みの終わりごろです。8月後半~9月にかけて、袴を決める方が多い傾向にあります。

この時期は、袴の新作が登場する時期でもあります。トレンドを押さえた袴姿で卒業式を迎えたいと考えている方は、予約がピークを迎える時期よりも前に、袴を決めておくのがおすすめです。

4月ごろに、袴を豊富に取り揃える店舗も珍しくはありません。というのも、卒業式に着用された袴が返却されるのは3月末ごろです。4月になると、店舗側は新年度の卒業生に向けて、新たな商品をラインアップしていく傾向にあります。

そのため、4月ごろに袴を決めておくのもひとつの方法です。この時期から袴を決める方は少数派ですが数多くの袴から自分好みの1着を選べるメリットがあります。しかし、1年という長い時間で好みが変わってくることもあります。特に色や柄などにインパクトのあるものを選ぶ際は、十分注意しましょう。

卒業式へ向けて袴を予約する場合、12月や1月ごろにはすでに多くの方が予約しており、選べるデザインが少ないこともあります。2月ごろになると、多くの方が予約を終えているため、自分に合うサイズがない恐れもあるでしょう。

卒業式のギリギリになるほど、自分好みの袴を探すのが難しくなります。そのため、袴は余裕を持って予約しておくのがおすすめです。カタログをチェックしてお気に入りの袴を見つけたら、できるだけ早い時期に予約を済ませておきましょう。

袴は、振袖などの着物に合わせて着用します。まずは着物を選び、そのあとに着物と合う袴を選ぶのがおすすめです。袴と同様に、着物にもさまざまなデザインがあります。着物と袴の組み合わせによって、着用後のイメージは大きく変わってくるので、事前にどのようなイメージに仕上げたいかのリサーチをしておきましょう。

組み合わせに迷ったら、着物の種類や色のイメージなどを考えてコーディネートを考えてみるのもよいでしょう。また、ご自身の肌や髪色に合った色を選ぶことも大切です。ここからは、着物と袴を選ぶ際のポイントを見ていきましょう。

卒業式の袴には、二尺袖（にしゃくそで）を合わせるのが一般的です。二尺袖とは、振袖の一種です。振袖には複数の種類がありますが、その中の小振袖（こふりそで）を指します。裾部分が二尺で作られており、動きやすいのが二尺袖の特徴です。軽やかなので、かわいらしく若々しい雰囲気を演出できるのも二尺袖の魅力でしょう。

すでに成人式用に中振袖（ちゅうふりそで）を購入していらっしゃる方は、中振袖と袴を合わせても問題ありません。ただし、華やかさがアピールできる反面、袖の重さで動きにくさを感じてしまうこともあります。着用の際は注意しましょう。

どの色の着物を選ぶかによって、着用したときのイメージは当然変わってきます。どんなイメージのコーディネートで卒業式に参加したいかを考えて、袴に合わせる着物の色を決めるのもよいでしょう。着物の色から伝わるイメージは、以下を参考にしてみましょう。

• ・ピンク　「かわいらしい」「柔らかい」
• ・オレンジ　「明るい」「爽やか」
• ・赤　「活動的」「情熱的」
• ・黄　「軽やか」「前向き」
• ・白　「清らか」「神聖」
• ・青　「知的」「爽やか」
• ・緑　「穏やか」「癒やし」
• ・紫　「優雅」「上品」
• ・黒　「シック」「大人」

色の濃淡によってもイメージは変わってきます。基本的に濃い色は強さや落ち着いたイメージがあり、淡い色はやさしさや女性らしいイメージがあります。

ご自身の肌や髪色によっても、似合う着物は変わってきます。以下を参考に、自分の魅力を引き立たせてくれる色を選ぶのもおすすめです。

〈肌別｜似合う着物〉

〈髪色別｜似合う着物〉

着物と袴を合わせるときには、同系色か反対色かを意識するのがポイントです。同系色とは、オレンジと黄、緑と黄緑などの近い色の組み合わせを指します。色の変化を円で表した色相環をチェックすると、同系色が分かりやすいでしょう。

同系色を組み合わせると、まとまりのあるコーディネートになります。品のよいイメージを演出したいときにも、同系色でまとめるのがおすすめです。

反対色は、色相環でいうと向かい合う色を指します。例えば、紫と黄、青とオレンジなどは反対色です。反対色は、個性的なコーディネートを演出できる特徴があります。インパクトのある袴姿にしたいときには、反対色がおすすめです。

袴の決め方には、柄を基準に選ぶ方法もあります。自分好みの柄を選ぶのもよいですが、それぞれの柄には意味が込められています。また、柄によっておすすめのコーディネートも変わってくるものです。着物や袴によく使われる柄の意味を知った上で、トータルコーディネートをするのもステキでしょう。

袴姿で卒業式に参加する場合、着付けやヘアセット、装備品についても決めておく必要があります。直前になって慌ててしまわないよう、着付けに必要な小物も用意しておきましょう。ここからは、着付けやヘアセットの予約など事前に準備すべきことについて確認していきましょう。

袴を着用して卒業式に参加する場合、当日に着付けをしてもらう必要があります。着付けをプロにお願いする場合には、美容院を予約したり、着付け師に依頼したりする必要があります。多くの卒業生が卒業式に着付けをお願いするため、早めに予約しておかないと美容院の予約が取れなくなる可能性もあります。できるだけ早めの行動が安心でしょう。

また、当日のヘアセットについても考えておく必要があります。着付けとヘアセットのプランを用意している店舗であれば、当日はスムーズに卒業式を迎えられるでしょう。

袴に合わせる装備品も忘れずに準備しておきましょう。髪飾りは、着物や袴のデザインに合わせて選びます。必須ではありませんが、髪飾りを付けることでヘアスタイルも華やかに見せられるでしょう。なお、ヘアスタイルに合うものを選びたい場合には、事前に美容院で打ち合わせしておくのもおすすめです。

袴を着用する場合、バッグの用意も必要です。袴に巾着バッグを合わせると、かわいらしいコーディネートになります。その他、がまぐちバッグやビーズバッグ、成人式用に用意したバッグを合わせてみてもよいでしょう。

卒業式の当日までに、履物も用意しておく必要があります。卒業式の袴には、草履やブーツを合わせるのが一般的です。ブーツの種類に決まりはありませんが、黒の編み上げブーツが王道でしょう。ブーツを合わせると、モダンな雰囲気を演出できます。レトロなコーディネートを楽しみたい方にもブーツがおすすめです。

袴に草履を合わせる場合、フォーマル感を意識できるとよいでしょう。かかとが高く、袴に合うデザインがおすすめです。袴に草履を合わせると、上品な雰囲気が引き立ちます。和装ならではの古典的なイメージを演出したい方も、草履を合わせるのがおすすめでしょう。

着物を着付けるときには、着付けに使う小物を用意する必要があります。当日になって小物が足りない事態に陥らないよう、前もって必要な小物をチェックしておきましょう。着付ける美容室によって、必要な小物には違いがあります。

小物を必要以上に用意してしまうケースを防ぐためにも、着付けの際に必要な小物は、事前に美容室に確認しておきましょう。レンタルする店舗によっては、着付けの際に必要な小物がすべてセットになっているケースもあるため、セット内容も確認しておくと安心です。

卒業式をする3月は、地域によっては寒さを感じてしまう時期です。卒業式を快適に過ごすためには、防寒対策をしておくと安心です。肌着やスパッツ、レギンスを着用すると、寒さを軽減できるでしょう。

肌着は、襟の広いものを着用するのがポイントです。スパッツやレギンスは七分丈を選ぶと、裾から見えてしまう心配がありません。また、股上の浅いスパッツやレギンスは、お手洗いに行きやすいメリットがあります。

足袋を合わせる場合には、足袋インナーで足元の防寒対策をしておくとよいでしょう。地域によって気候は異なりますから、当日の天気をチェックした上で、気候に応じた防寒対策をしましょう。

卒業式は袴を着用するよい機会です。袴姿でステキなお写真を撮影しましょう。スタジオアリスでは、袴をレンタルして記念写真撮影ができます。手軽にご家族での和装を楽しめるのもスタジオアリスならではです。ここからは、スタジオアリスの卒業記念の撮影について紹介いたします。

スタジオアリスの「高校・大学卒業袴プラン」は、卒業の記念をステキな写真で残したい方にぴったりのプランです。「高校・大学卒業袴プラン」では、撮影用衣装と着付け小物をスタジオアリスでご用意します。そのため、撮影当日は手ぶらでOKです。

撮影料3,000円（税込3,300円）に着物とお支度代7,000円（税込7,700円）、さらに大切な思い出を形として残せる「高校・。大学卒業コレクション」39,800円（税込43,780円）が付いたセットがおすすめです。一生の思い出に残る卒業の記念を本格的なお写真で残しましょう。

（参考：『成人式、卒業袴（高校・大学）』 )

スタジオアリスでは、高校と大学を卒業する方に「高校/大学卒業コレクション」で3つのプランを展開しています。シンプルプランは卒業の記念を残したい方にぴったりのプランです。データ付きのスタンダードプランなら、ご家族やご親戚に卒業の記念をスムーズにお渡しできます。

スペシャルプランは、ステキなお写真をたくさん思い出に残したい方におすすめのプランです。美肌加工による美しい仕上がりを楽しめるのもスペシャルプランの魅力です。ご予算にぴったりのプランを選び、大切な思い出を形に残しましょう。

（参考：『高校/大学卒業コレクション』 )

卒業の記念にご家族の思い出を残したい方は、ぜひ「パパママ着物フォトプラン」をご利用ください。

手軽に利用できると多くの方から好評をいただいている「パパママ着物フォトプラン」は、お父さま、お母さまの着物も小物も一式レンタルが可能です。着付けも付いているので、撮影当日は手ぶらでご来店いただくだけで、ご家族揃って和装の記念写真撮影ができます。

お子さまが卒業を迎えて成長をお祝いする機会に、和装ならではの特別感のある1枚を記念に残しましょう。撮影予定日の1週間前までにご来店していただき、お好きな着物をご予約ください。※持ち込み着物も対応可能な店舗がございます。詳しくはご利用予定の店舗までお問い合わせください。

（参考：『家族みんなで楽しもう！パパママ着物フォト』 )

袴で卒業式に参加する場合、袴レンタルの予約がピークとなる8~9月ごろまでに予約を済ませておくと、自分好みのデザインの袴をレンタルできます。また、袴の受け付けが始まる4月ごろに予約しておくと、豊富なデザインからお気に入りを選べるメリットもあるでしょう。ただし、早すぎる時期に予約してしまうと、卒業式までに好みが変わってしまうこともあるので注意しましょう。

スタジオアリスでは、袴のレンタルと記念写真撮影がセットになったプランを展開しています。ご家族の記念写真撮影におすすめの「パパママ着物フォトプラン」もご用意していますので、卒業という節目に、一生の思い出に残る1枚を撮影しましょう。

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