お食い初めとは何のお祝い?歯固め石の準備や当日の流れも徹底ガイド|マタニティ、赤ちゃん、こどもの記念写真撮影ならこども写真館スタジオアリス|写真スタジオ・フォトスタジオ

お食い初めとは何のお祝い?歯固め石の準備や当日の流れも徹底ガイド

vol.12お食い初めとは何のお祝い?歯固め石の準備や当日の流れも徹底ガイド

生まれてから1歳になるまでには、赤ちゃんの成長をお祝いするさまざまな行事が目白押しです。そのひとつ、「お食い初め」は別名「百日祝い(ももかいわい)」とも呼ばれ、生後100日前後で執り行います。「これから食べることに困らない人生を歩むように」との願いを込めてするお祝いです。

今回は、お食い初めとは何か、お食い初めに関するさまざまな知識に加え、お食い初めの準備が大変なときの対処法、お食い初めの思い出をよりよく残す方法をご紹介します。お食い初めに必要なものや流れを知りたい方、お食い初めを簡単に済ませる方法を知りたい方はぜひ最後までチェックしてみてください。

目次
お食い初めとは?意味や由来
お食い初めに必要な準備やメニューは?
お食い初めの流れ
地域で異なるお食い初め
お食い初めの準備が大変!そんなときは
お食い初めの記念を残すならスタジオアリスで
まとめ

お食い初めとは?意味や由来

お食い初めとは?意味や由来

赤ちゃんが生まれてから100日のお祝いであるお食い初めは、100日間元気に育ったことへの感謝と、「赤ちゃんが一生食べ物に困らないように」「これからも元気に成長するように」という願いをかたちにしたお祝いの儀式です。

お食い初めは平安時代ごろにおこった行事だといわれており、当時は生後50日目に実施されていました。重湯にお餅を入れ、箸で赤ちゃんの口に少し含ませる、というものでしたが、お祝いをする日が生後50日目から100日目へ、食べ物がお餅からお肉やお魚に変わったといわれています。

この風習は時代を経て変化し、江戸時代にお膳に乗せたごちそうを食べさせるまねをする、現在のお食い初めのスタイルが確立されました。

「お食い初め」にはさまざまな呼び名があります。「百日祝い」「箸祝い」「箸初め」「箸揃え」など、地域によって呼び方はさまざまです。

お食い初めに必要な準備やメニューは?

お食い初めに必要な準備やメニューは?

お食い初めでは赤ちゃんに食べ物を食べさせるまねをします。儀式で使用する食器、お膳に載せる料理などをあらかじめ把握し、準備を進めましょう。

また、お食い初めでは同時に「歯固め」の儀式も行うため、歯固め用の石、もしくはその代用となるものを用意することも忘れてはいけません。

料理

お食い初めの料理の基本は「一汁三菜」で、汁物、焼き魚、煮物、香の物です。汁物は「良縁に恵まれるように」と願いを込め、はまぐりのお吸い物を用意します。焼き魚は「めでたい」にかけた縁起物の鯛が選ばれることが多く、尾頭付きのものを塩焼きにするのが一般的です。

煮物は旬の野菜を使ったり、子宝祈願を込めた里芋、紅白を表現するニンジンと大根を使ったりすることも多くあります。

香の物は「香」と「幸」をかけており、お漬物であれば特に「これでなければいけない」ということはありません。しかし、こちらも煮物と同様にめでたさを表現するため、紅白のなますを用意するご家庭も多いようです。

これらに加え、厄払いや魔除けの意味を持つお赤飯を用意しますが、地域によってはお赤飯ではなくおかゆや白米、栗ご飯、お餅などが主食として並ぶこともあります。

食器や祝い箸

お食い初めの際、食器や箸は特別なものを用意します。料理を載せるお祝い膳は、男の子は朱色の漆塗り、女の子は外側が黒の漆塗りで、内側が朱色の漆塗りの食器です。漆塗りのお膳のほか、素焼きの食器が使用されることもあります。

また、赤ちゃんに食べさせるまねをする祝い箸は、八寸(およそ24cm)の柳の白木箸です。家族もお正月などに使用する祝い箸を使ってごちそうを食べさせます。

漆塗りのお祝い膳は男女で色が異なるため、きょうだいの性別が違う場合は用意する食器は別のものです。そのため、最近は素焼きの食器だけでなく、お祝い膳に合ったおしゃれなベビー用食器をお祝い膳に使用するご家庭も増えています。

歯固め石

歯固めの儀式は、赤ちゃんに丈夫な歯が生えるように願いを込めて行うものです。丈夫な歯は長寿に結びつくと考えられていたため、こういった儀式が生まれました。

歯固めの儀式では角のない丸い小石(通称:歯固め石)を使用します。お食い初めの際には、この歯固め石も一緒に準備をしておきましょう。

歯固め石の入手方法はさまざまで、お宮参りに行った神社で借りてくる、河原で拾う、お店で購入する、碁石を使うなどの選択肢があります。神社や河原で拾った石は、必ず熱湯消毒をしてからお膳に並べましょう。

また、歯固め石は食べ物で代用することもでき、栗の実やタコ、アワビ、梅干し、紅白餅などが石の代わりに使用されることもあります。石を使う場合にはどのように入手するか、食べ物で代用するならどの食べ物を選択するかなど、家族で話し合って決めるとよいのではないでしょうか。

お食い初めの流れ

お食い初めの流れ

お食い初めは赤ちゃんの健やかな成長や一生食べ物に困らないことを祈願する儀式です。しきたりにのっとってスムーズに進められるよう、お食い初めの手順を確認しておきましょう。注意すべき点は、参加者によっては役割があることです。ただし、現在ではその風潮も薄らいでいるので、一般的な流れということで確認するのがおすすめです。

お食い初めの方法

お食い初めでやることは大きく2つ、お食い初めの儀式と歯固めの儀式です。どちらも参加者の中で最年長の人がするとよいといわれており、多くの場合、両家の祖父母がその役割を担います。

儀式を進めるのは、赤ちゃんが男の子なら男性、女の子なら女性の年長者です。もし祖父母や親戚を呼ばず、ママとパパと赤ちゃんだけでする場合にはパパが務めるのがよいといわれています。

お食い初めのときには赤ちゃんと食卓を囲み、大人もごちそうを食べることが多く、また家族そろっての記念写真を残すことも少なくありません。そのため、お祝い膳や歯固め石などの準備だけでなく、お食い初めならではの赤ちゃんに着せる着物やドレスのようなデザインの特別なお洋服も用意しておくとよりお祝い気分が演出できるでしょう。

儀式の順番

お食い初めでは年長者が赤ちゃんにお祝い膳の料理を食べさせるまねをしますが、箸をつける順番があります。順序は以下の通りです。

ご飯→汁物→ご飯→魚→ご飯→汁物

赤ちゃんの口元に料理を持っていくときは、赤ちゃんが誤飲をしないよう十分注意しながら儀式を進めましょう。また、地域によっては最後にお赤飯を一粒だけ食べさせるところもあります。しかし、生後100日前後の赤ちゃんは離乳食が始まっていないケースも多く、ご飯粒がのどに引っかかる可能性もありますので、無理に食べさせる必要はありません。

お食い初めの儀式が終わったら、歯固めの儀式に移ります。歯固めの儀式は歯固め石にお箸の先をつけ、それを赤ちゃんの歯茎もしくは口元にちょんちょんと当てたら完了です。お食い初め、歯固めの儀式の順序などは地域によって違う場合もあります。

地域で異なるお食い初め

地域で異なるお食い初め

お食い初めは日本全国で行われる赤ちゃんの行事ですが、地域によって内容が異なることもあります。地域独特のお食い初めの方法やメニューがあれば、そちらを取り入れるのもよいのではないでしょうか。ここではお食い初めの地域差について見てみましょう。

北海道・東北地方

北海道や東北などの地域では、お赤飯に甘納豆を入れる地域が多い傾向です。小豆ではなく甘納豆を使用することで、甘くておいしいお赤飯が炊き上がります。

また、北の冬は厳しいため、赤ちゃんの生まれた季節によっては、生後1か月のお宮参りとお食い初めをまとめて行うこともあるようです。

関西・四国地方

関西地方には、香の物を梅干しにする家庭が多くあります。また、関西・四国地方では歯固め石ではなくタコを使うことも多いようです。

歯固めの儀式にタコを使う理由は2つあります。第一にタコは硬い食べ物なので、タコを食べられるくらい丈夫な歯が生えるように、もうひとつは「食べることに、困らない」の頭文字「た」「こ」をとっているそうです。

九州・沖縄地方

九州地方では博多を中心に、「ぽっぽ膳」と呼ばれるお膳を使用する地域が多くあります。ぽっぽ膳は樹木を薄くして、丸く曲げて作った足のついた器です。博多地方ではお祝の席でこの器を用いることがよくあります。

沖縄地方はもともと本州あたりとは異なる文化圏です。したがって、お食い初めをする習慣がなかったといわれています。しかし最近は、沖縄県内の料亭などでもお食い初めプランを用意しているところが増えてきて、お子さまのお祝いとして定着している傾向です。

お食い初めの準備が大変!そんなときは

お食い初めの準備が大変!そんなときは

お食い初めは大切なお子さまの成長をお祝いする行事のひとつですので、しっかりと準備をして当日を迎えたい、盛大に開催したいと思うママパパは多いのではないでしょうか。

しかし、日々の家事や育児に追われていると、思うように準備が進まない、お祝い膳に加え大人の料理を準備するのも大変に感じることもあるかもしれません。そこで、この章ではお食い初めの思い出を残したいけど、自分でさまざまな準備をするのは難しい、できるだけ無駄の内容に済ませたいという場合の対処アイデアを3つ紹介します。

お店でお食い初めをする

お食い初めを簡単に済ませたいなら、お店を利用する方法があります。外食なら赤ちゃんのお祝い膳はもちろん、出席者の料理も準備する必要がありません。生まれたばかりの赤ちゃんを抱えてはなかなか外食できないママにも、日頃のご褒美になること間違いなしです。

和食の料亭には「お食い初めプラン」を用意しているお店もあるので、確認してみましょう。お祝い膳や歯固め石も内容に含まれているプランなどの用意があるお店の利用がおすすめです。一度しか使わない食器や石にお金をかける必要もありません。赤ちゃんが過ごしやすい和室の個室の用意があるお店やお食い初めのプランがあるお店が特におすすめです。

お取り寄せを利用する

赤ちゃんを連れての外食は難しい、近場で良いお店が見つからないという場合には、お取り寄せの料理を利用するのもおすすめです。お取り寄せをすれば、慣れている自宅で手軽にお食い初めができるので、赤ちゃんもママパパもリラックスした時間を過ごせます。

近所のお気に入りのお店のものテイクアウトするのもよいでしょう。また、最近はインターネットで普段は食べられないちょっと高級な料理をお取り寄せするのもトレンドです。インターネットでお取り寄せできるお祝い膳には、料理と食器、歯固め石など必要なものがセットになっているものが多く売られています。

記念写真撮影のみで済ませる

お食い初めは赤ちゃんの節目の行事ですが、風習にとらわれ無理にしなければいけない、ということはありません。

昨今はお食い初めをはじめ、行事をする、しないという選択は自由です。さまざまな理由からお食い初めをしない、もしくはできないというケースもあるでしょう。

しかし、お食い初めは赤ちゃんの歯が生え始めるといわれる3ヵ月の頃、成長著しい時期のお祝い事です。儀式はしないまでも、その時期の姿を残したいと考えるママパパは多くいます。そうした場合は、赤ちゃんの撮影に慣れているフォトスタジオでの記念写真撮影がおすすめです。

お食い初めの時期は、お宮参りやハーフバースデーの時期とはまた違った成長の過程を写真に残せるチャンスになります。スタジオ撮影なら、カメラマンによるクオリティの高い写真、家族そろってのショットを残すことが可能です。

また、お食い初めの時期の赤ちゃんにぴったりの衣装やセットがそろっているので、一度しか使わないものにお金をかけずに済むのもメリットだといえます。

お食い初めの記念を残すならスタジオアリスで

お食い初めの記念を残すならスタジオアリスで

お食い初めの記念をしっかりと残したいとお考えでしたら、スタジオアリスの「百日祝い(お食い初め)撮影」がおすすめです。スタジオアリスなら、こども撮影スタジオならではのサービスやクオリティで、赤ちゃんもご家族も楽しく撮影していただけます。ここでは、スタジオアリスの百日祝い撮影、赤ちゃん撮影の魅力を紹介します。

お祝い膳や和装で本格的なお食い初めの写真が残せる

お食い初めの写真は、本物そっくりのお祝い膳を前に、華やかな和の背景で撮影できます。お祝いの撮影にふさわしい祝着(のしめ)もカラー、デザインともに豊富で、赤ちゃんのお顔や雰囲気にぴったりの1着が見つかるでしょう。

自宅や外食でお食い初めをした方もしていない方も、スタジオ撮影で一生の思い出を、鮮やかに残してみてはいかがでしょうか。

(参考:『百日祝い(お食い初め)』)

笑顔を引き出すプロが家族写真も素敵に撮影

スタジオなど普段とは違う場所、環境では赤ちゃんもご家族も緊張してしまうこともあるかもしれません。お食い初めの記念写真撮影は、笑顔を引き出すプロであるスタジオアリスのスタッフにお任せください。赤ちゃんもお義兄さんお姉さんも大人のみなさまも、リラックスしながら撮影をお楽しみいただけます。

また、店内には授乳室やおむつ換えスペースも完備しておりますので、慣れない場所でもゆったりと赤ちゃんのお世話が可能です。撮影だけでなく、衣装選びから撮影、お写真選びまでをスタッフが丁寧にサポートさせていただきますので、分からないことはぜひお気軽にお尋ねください。

(参考:『スタジオアリスの赤ちゃん撮影』)

豊富な衣装でお着替えを楽しんで

お食い初め撮影用の祝着(のしめ)はもちろん、スタジオアリスの衣装はデザイン、サイズともに豊富です。ドレスやタキシード、赤ちゃんの体型を生かした着ぐるみ、ペチパンツなどの中から、お気に入りの衣装をお選びいただけます。

人気が高いのは、ポケモンやディズニーの人気キャラクターとコラボしたスタジオアリスオリジナルの衣装です。ピカチュウやプーさんの着ぐるみを着て、人気キャラクターの背景で撮影をすれば、アニメの世界に入り込んだようなワクワクを体験していただけます。

また、スタジオアリスでは肌に直接触れる衣装は使用するごとに1着ずつ殺菌灯で消毒をしているので、衛生面も安心です。デリケートな赤ちゃんのお肌を考慮しておりますので、ぜひさまざまな衣装での撮影をお楽しみください。

(参考:『スタジオアリスの赤ちゃん撮影』)

まとめ

まとめ

生後100日のお祝いであるお食い初めでは、お祝い膳を食べさせるまねをする儀式に加え、歯固めの儀式も同時に行います。料理や衣装の準備などが負担になることもあるため、外食やお取り寄せを活用する、お食い初めはしないで記念写真撮影のみで済ませるといった選択をするご家庭も少なくありません。

スタジオアリスのお食い初めの記念となる写真撮影では、豊富な衣装とお食い初めにぴったりのセットで、生後3か月の赤ちゃんのさまざまな表情を残すことが可能です。

赤ちゃん、そしてご家族の皆様が快適に撮影できるよう、スタッフ一同心を込めてご対応させていただきます。スタジオアリスの撮影予約はWEBからも簡単に可能ですので、ぜひご利用ください。

(参考:『WEB撮影予約サービス』)

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