【お宮参り】産着の柄の意味を男の子・女の子別に紹介!お役立ち情報も◎|こども写真館スタジオアリス|写真スタジオ・フォトスタジオ

【お宮参り】産着の柄の意味を男の子・女の子別に紹介!お役立ち情報も◎

vol.50【お宮参り】産着の柄の意味を男の子・女の子別に紹介!お役立ち情報も◎

お宮参りで赤ちゃんが着る産着には、たくさんの柄があります。どの柄もお子さまを思う気持ちを表現したものですが、込められている意味はさまざま。たくさんの柄の中から、どれを選ぼうか悩んだときには、柄の持つ意味に着目するのもひとつの方法です。

そこでこの記事では、代表的な産着の柄の意味を紹介します。男の子と女の子、伝統的な柄にどのような意味が込められているのか、見ていきましょう。

目次
お宮参りの産着の柄には意味が込められている
【お宮参り】男の子が着る産着の意味
【お宮参り】女の子が着る産着の意味
【お宮参り】男の子・女の子が着る産着の意味
お宮参りの産着に関するお役立ち情報
お宮参りの記念写真は産着で華やかに撮影しよう!
まとめ

お宮参りの産着の柄には意味が込められている

お宮参りの産着の柄には意味が込められている

お宮参りの赤ちゃんの正装とされる「産着」は、古くから伝わる歴史のある着物です。「祝着(のしめ)」「掛け着」などとも呼ばれます。

産着にはさまざまな柄がありますが、どの柄にも赤ちゃんの健やかな成長と健康を願う気持ちが表現されています。

お宮参りの産着を選ぶ際に、「この柄でないといけない」というルールはありません。柄の雰囲気や意味などを考慮しながら選びましょう。どの柄にしようかな......と、ご家族で選ぶ時間もステキな思い出になりますね。

【お宮参り】男の子が着る産着の意味

【お宮参り】男の子が着る産着の意味

男の子の産着の柄には、健やかな成長や将来への期待、たくましく育つことへの願いなどの意味が込められています。幸せな将来への願いを込めて産着を選ぶためにも、それぞれの柄の意味を理解しておきましょう。ここからは、男の子の産着によく使われる柄に込められた意味を紹介します。

兜(かぶと)

古墳時代から使用されてきたといわれ、歴史のある武具として知られている兜。兜とは、頭を防護するための武具のことです。その用途の意味になぞらえて、兜の柄の産着には、「災いから身を守る」という意味があります。

防具としての役割だけでなく、地位を誇示する役目を持つのも兜の特徴です。兜の柄には、「男の子の出世を願う」意味も込められています。

龍(りゅう)

空想の生き物として広く認知されている龍。「運気がアップする」「願いをかなえてくれる」「幸運を運んでくる」などといった、縁起のよい意味を持っています。

龍が天に昇る姿は飛躍を連想させることから、龍をあしらった産着の柄には「出世を願う」意味が込められています。

鷹(たか)

初夢に現れると縁起がよいものとしても有名な鷹。鷹は視力が発達しており、驚くほど遠くまで見渡せる特性があります。その特性を人々の生活になぞらえて、「先見の明(めい)を持てるように」という意味を持つのが鷹の柄です。

また、猛禽(もうきん)類の鷹は、獲物を捕らえる鋭い爪も特徴のひとつ。獲物をつかんで離さない力強さから、鷹の柄には「幸運をつかんで逃さないように」という意味も込められています。

鯉(こい)

端午の節句でおなじみの鯉は、出世を象徴する縁起のよい魚です。「鯉=出世」と認知されるようになったのは、中国の故事である「登竜門」が由来のひとつ。この中で、鯉は人間が流されるほど激しい川を上り、龍となり天に昇っていきます。

この故事が元となり、鯉が出世とひも付けられるようになりました。鯉が描かれた産着の柄には、「粘り強い努力で困難を乗り越えてほしい」という願いが込められています。

虎(とら)

男の子の産着の中には、勇ましさを感じられる虎があしらわれた柄があります。古くから虎は王者の象徴といわれており、縁起のよい生き物と考えられてきました。

「たくましく育つように」「強い人になりますように」といった力強い意味を持つのが、虎柄の産着です。

青海原(あおうなばら)

産着に描かれる青海原とは、いくつもの図や線が組み合わさり、大きな海に見える幾何学模様のこと。

青海原の柄には、「穏やかな暮らし」を願う気持ちが表現されています。また、「強い志で何事にもチャレンジする人に育ってほしい」という願いが込められているのも、青海原の柄の特徴です。

軍配(ぐんぱい)

軍配と聞いて、相撲で行司が使用している道具を思い浮かべる方も多いのでは。現在は相撲のイメージが強い軍配ですが、古くは武将が指揮を執る際の道具でした。

軍配の柄には、「リーダーシップのある人に育ってほしい」「決断力や行動力を持つ人になってほしい」という願いが表現されています。

宝船(たからぶね)

宝船とは、七福神が乗る(または乗っている)宝を積んだ船のこと。金銀や米俵など、たくさんの宝とともに描かれる船の柄には「生涯にわたり物に困らず生きる」という意味があります。

また、宝船は「門出」を意味する柄のひとつ。人生の始まりをお祝いする意味を持つため、節目となるお宮参りにふさわしい柄です。

巴太鼓(ともえだいこ)

巴太鼓は、面などに勾玉(まがたま)のような「巴」の柄が3つあしらわれた太鼓を指します。「太鼓が鳴る」と「事が成る」をかけて、「成就」を意味する縁起のよい柄です。「物事を成し遂げる」「願いがかなう」といった意味を持ちます。

打ち手の小づち(うちでのこづち)

昔話の「一寸法師」に出てくるアイテムとして、広く知られている打ち手の小づち。打ち手の小づちは、願いをかなえてくれる魔法のようなアイテムです。打ち手の小づちを使って、主人公が青年となり幸せに暮らす話は、お子さまの成長と重なる部分がありますね。

ユニークな話になぞらえて、打ち手の小づちの柄には、「夢がかなうように」「健やかに成長できるように」「一生を困らずに生活していけるように」などの願いが込められています。

【お宮参り】女の子が着る産着の意味

【お宮参り】女の子が着る産着の意味

お宮参りで女の子が着る産着の柄には、将来への幸せを願うさまざまな意味が込められています。デザインを考慮することに加え、柄の意味を知った上で産着を選ぶと、より一層意味深いお宮参りになりますよ。ここからは、代表的な女の子の産着の柄と、その意味を紹介します。

御所車(ごしょぐるま)

御所車とは、平安時代に使用されていた牛車のこと。身分の高い人々の交通手段でした。きらびやかな御所車は、貴族社会を象徴する柄です。

御所車の柄には「玉の輿(こし)に乗る」「裕福な家に嫁ぐ」ことを願う意味が込められています。産着のほかにも、婚礼衣装をはじめとするお祝いの衣装に多く描かれていることも特徴的です。

鈴(すず)

鈴は、古くから神さまへ通じる手段として用いられてきました。神社でお参りをする際に、拝殿で鈴を鳴らしたことがある方も多いのでは。シャンシャンと響く鈴のきれいな音色には、穢(けが)れをはらって魔物や災いを避ける効果があると考えられてきました。

「神さまへ気持ちを伝える」という意味を持つのが、鈴の柄の特徴です。鈴には「縁起のよいことが起こるように願う」意味もあるため、お子さまの幸せを祈願するお宮参りにふさわしい柄といえますね。

牡丹(ぼたん)

百花の王と称される牡丹は、見る人に豪華な印象を与える花です。一輪でも圧倒的な存在を放つことから、「王者の風格」という花言葉を持つほど。牡丹の柄には、見た目からも連想できるように、「凛とした美しさをまとってほしい」という願いが込められています。

牡丹はお祝いにふさわしいとされる吉祥文様のひとつ。お子さまの節目をお祝いするお宮参りを、華やかに彩ってくれる柄です。

芍薬(しゃくやく)

大きな花びらが特徴的な芍薬は、風水において開運に用いられる縁起のよい花です。古くから漢方にも利用されている芍薬。見た目の美しさだけでなく、身体への効能を秘めている植物です。

また、すらりとした美しさから、古くは和風美人を指す言葉としても用いられていました。華やかな見た目とは裏腹に、「謙虚」や「つつましさ」などの落ち着いた花言葉を持つのも芍薬の魅力です。産着に描かれる芍薬の柄にも、「エレガントな雰囲気を持つ女性に育ってほしい」という意味が込められています。

鞠(まり)

鞠は、平安時代から続く蹴鞠(けまり)という球技で使われている球のこと。糸を縫い合わせて作られる鞠は、「縁結び」や「良縁」という意味を持ちます。

「丸く収まる」という縁起のよい状況を連想させてくれるのも、鞠の柄の特徴です。鞠をあしらった柄の産着には、鞠の丸々とした形をお子さまの成長とかけて、「すくすく大きく育ってほしい」という願いも込められています。

椿(つばき)

椿は、古くから気品がある花として貴族を中心に親しまれてきました。「控えめな優美」「至上の美」「完全な愛」など、椿は美しさや愛に関する多くの花言葉を持ちます。「厄よけ」や「長寿」の意味を持つのも、椿の特徴です。

ポトッと花が落ちる椿の様子から、武士の時代には縁起が悪いとされていた時期もありました。しかし、そういった時代を除き、椿は昔も今も縁起がよい植物として愛されています。

桜(さくら)

日本の春を華やかに彩る桜は、「五穀豊穣(ほうじょう)」や「繁栄」の象徴とされています。お花見という文化で長く親しまれてきた桜は、新たなスタートを連想させてくれる明るい柄です。お宮参りは赤ちゃんの誕生を神さまに報告する行事。桜の持つ「物事の始まり」という意味とマッチしますね。

また、桜の柄の産着には、桜の花のように「周囲から愛される美しさをまとってほしい」という意味も込められています。

菊(きく)

さまざまなデザインに取り込まれており、日本人になじみ深い花として親しまれてきた菊は、縁起のよい花としても有名です。菊は、「長命」「不老不死」「健康」「厄払い」など、福のある意味を持ちます。

「高貴」という花言葉を持っていることも特徴のひとつ。菊は秋を代表する花ですが、お宮参りの産着の場合、季節を問わず菊の柄を取り入れて問題ありません。お祝いにふさわしい吉祥模様であるため、お宮参りにもぴったりの柄ですね。

兎(うさぎ)

兎はツキを呼ぶ動物として親しまれてきました。兎は、ぴょんぴょんと跳ねるその特徴から、「飛躍」や「跳躍」という縁起のよい意味を持ちます。

後ろ足が長く、坂を登るのが得意なのも兎の特性のひとつ。その特性を物事に当てはめ、「とんとん拍子に進む」様子を連想させてくれるのも、兎の柄の魅力です。ほかにも、「(長い耳が)福を招く」「(免れるの漢字に似ているため)災いから逃れられる」などの幸せを願う意味も持っています。

蝶(ちょう)

ひらひらと舞う美しい蝶は、多くの人々を魅了する生き物です。その見た目の美しさの通り、産着の蝶の柄には「美しい成長」という意味が込められています。

生まれてから幼虫の時期を経て、さなぎになってから美しい成虫へと姿を変える蝶。完全変態を遂げる神秘的な生態から、「不老長寿」や「立身出世」を願う意味もあります。

鶴(つる)

古くから長寿の象徴として親しまれてきた鶴。折り紙で千羽の鶴を折ると、長命が期待できるという風習もあります。また、鶴はつがいで過ごすため、夫婦の絆が強い鳥としても有名です。

そういった鶴の特性から、鶴の柄は「長寿を授かる」「よいパートナーに恵まれる」などの意味を持ちます。

【お宮参り】男の子・女の子が着る産着の意味

【お宮参り】男の子・女の子が着る産着の意味

お宮参りの産着の柄には、男女の区別なく使われている柄があります。そういった柄には、成長や生命力が表現されていて、力強い意味が込められていることも特徴です。ここからは、男の子と女の子どちらの産着にも使われている、代表的な柄の意味を紹介します。

松竹梅(しょうちくばい)

松竹梅は、お祝いごとのシンボルとして用いられてきた植物です。松、竹、梅のそれぞれには、お子さまの成長を願う気持ちと重なる、生命力の強さがあります。

<松>
厳寒の中で葉をつけ、痩せた土地でも成長する強さを持つ

<竹>
成長が早くて常緑を絶やさない。しなりがあって折れにくく、生命力が強い

<梅>
厳寒を耐え、春の始まりに美しい花を咲かせる

束ね熨斗(たばねのし)

束ね熨斗の熨斗(のし)とは、熨斗鮑(のしあわび)のこと。昔はアワビを「不老長寿の薬」として重宝しており、贈りものには乾燥させて細く切り分けたアワビを添える習慣がありました。

束ね熨斗は、切り分けたアワビをいくつか重ねた縁起のよい状態を指すもの。たくさんの熨斗をあしらった束ね熨斗は、「周囲からの祝福を得られる」「幸せを分かち合える」「長生きできる」などの意味を持ちます。

お宮参りの産着に関するお役立ち情報

お宮参りの産着に関するお役立ち情報

一生に一度のお宮参りは、ステキな産着を選んでお祝いしてあげたいものです。お宮参りの産着を選ぶ際は、柄以外にも着目したいポイントがあります。また、産着を用意する方法もいくつかあるため、知っておくと産着選びの幅が広がりますよ。ここからは、お宮参りの産着に関するお役立ち情報を紹介します。

お宮参りの産着の色はどう選ぶ?

男の子の場合、黒や紺などの落ち着いた色を選ぶ方が多い傾向です。落ち着いた色をベースにすると、柄が引き立つ魅力があります。どの季節でも合わせられる点も、落ち着いた色が多くの方に選ばれる理由でしょう。

女の子の場合、定番の赤やピンクが人気です。赤は魔よけの色としても用いられているため、意味を考慮して選ぶケースがあるかもしれませんね。また、神聖なイメージの白も人気の色です。白は刺しゅうや金箔(きんぱく)が映え、ゴージャスな雰囲気を演出できます。

お宮参りで産着の下に着る服は?

お宮参りの正装では、産着の下に白羽二重を着るのが伝統です。白羽二重とは、白色の絹で織られた光沢のある内着のこと。

近年は、産着の下にベビードレスを着るケースも多く見られます。また、ロンパースやカバーオールなどの普段着の上から、産着を羽織るケースも珍しくありません。夏にお参りする場合は、暑さ対策として軽装を選ぶのも◎。

お宮参りの産着を用意する人は?

地域差はありますが、ママ側の祖父母が産着を用意するのが習わしとされ、パパ側の祖父母は初穂料を用意するのが一般的でした。

しかし近年は、ママパパで赤ちゃんの産着を用意するケースも見られます。背景として、最近は産着のレンタルが普及しており、手軽に産着を用意できる点などが挙げられます。

お宮参りの産着は購入?レンタル?

近年は、レンタルで産着を用意するご家庭が増えています。産着の購入価格は、2万円~20万円ほど。金額には差がありますが、決して安い買い物ではありません。一方で、レンタル価格は1万円~2万円ほど。質の高い産着を購入するよりも価格を抑えて用意できる点がメリットです。

レンタルは呉服店の実店舗をはじめインターネットでも取り扱いがありますが、対応しているフォトスタジオを活用するのも賢い選択。産着のレンタルから記念写真の撮影まで、手間をかけずに準備できる点が魅力です。

お宮参りの記念写真は産着で華やかに撮影しよう!

お宮参りの記念写真は産着で華やかに撮影しよう!

お宮参りは、赤ちゃんの健やかな成長を願う伝統的な行事です。赤ちゃんにとっても、ご家族にとっても、特別な行事となるお宮参り。特別な行事は美しい写真にして残しましょう。

スタジオアリスでは、特別な日をステキに彩るお手伝いをしています。安心の撮影環境と充実のサービス、そしてハイクオリティーな記念写真は、スタジオアリスにお任せください。

スタジオアリスなら産着も洋装も◎多彩な衣装が魅力

スタジオアリスなら産着も洋装も◎多彩な衣装が魅力

スタジオアリスでは、豊富な撮影用衣装を取り揃えております。メンテナンスが行き届いた清潔な衣装は、何着着てもOK。洋装・和装・キャラクター・着ぐるみなど、業界最大級のラインアップからお好きな衣装をお選びいただけます。

一生に一度のお宮参りは、たくさんの記念を残したいと考えているママパパも、スタジオアリスならかないます。ぜひ、さまざまなテイストの写真を撮影してくださいね。

(参考:『お宮参り(ニューボーンフォト)』)

お出かけ用産着も無料!異なるデザインを楽しもう!

お出かけ用産着も無料!異なるデザインを楽しもう!

スタジオアリスでは、お宮参り撮影のご予約をいただいた方に、無料で産着をお貸し出ししています。「準備する時間がない」とお悩みのママパパも安心です。スタジオアリスは美しく伝統的な産着をご用意していますので、この機会にぜひお宮参り撮影と無料レンタルをご活用ください。

レンタルの産着は、撮影日の翌日(正午)までに返却いただければOK。小物も付いており、準備の手間がかかりません。

(参考:『お宮参り(ニューボーンフォト)』)

初めての赤ちゃん撮影も安心!

初めての赤ちゃん撮影も安心!

スタジオアリスでは、赤ちゃんとご家族が安心してご利用いただける環境をご用意しています。慣れない環境に緊張してしまっても大丈夫。経験を積んだ笑顔プロが、赤ちゃんのステキな表情を撮影します。

また、各店舗に授乳室とベビーベッドも完備。赤ちゃんもご家族も安心・快適な環境で撮影をお楽しみください。

(参考:『スタジオアリスの赤ちゃん撮影』)

まとめ

まとめ

お宮参りの産着の柄には、お子さまの健康や成長、明るい将来を願う意味が込められています。どの柄にもそれぞれに特別な意味があるため、デザインに加えて柄の持つ意味にも着目してみるとよいですね。

スタジオアリスは伝統的な産着をはじめ、さまざまな撮影用の衣装を取り揃えております。撮影をご予約いただいた方に向け、お宮参り用の産着の無料レンタルサービスも実施中です。初めての記念写真撮影は、快適な撮影環境とお得なサービスが揃った、スタジオアリスをぜひご利用ください。

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