安産祈願はお参りだけでもOK？気をつけたい点についても解説

「赤ちゃんが健康に産まれてきますように」「安産でありますように」と神様にお願いをする安産祈願は、古くからの風習のひとつです。神社でのご祈祷がメインですが、ご祈祷は欠かしてはならないものなのでしょうか。

今回は、安産祈願をお参りだけで済ませてよいのか、そもそも安産祈願に行くことは必須なのかという点について解説します。海外から入ってきた新たな安産祈願の方法も解説しているので、ご家庭に合ったスタイルを見付けて、赤ちゃんの誕生をお祈りしましょう。

戌の日の安産祈願は、日本に古くから伝わる伝統的な行事のひとつです。妊娠中のママは赤ちゃんが元気に産まれてくることを願い、神社でご祈祷を受けます。

まずは戌の日の安産祈願に関する基本的な情報や、安産祈願の流れを見ていきましょう。

六曜をはじめ、日本では暦にさまざまな意味が設定されています。そのひとつに干支があり、12日に一度巡ってくるのが「戌年」の「戌の日」です。「戌（犬）」は多産で出産も比較的大変ではないことから「安産の象徴」とされており、戌の日に安産祈願にいくとよいと言われるようになりました。

月によって異なりますが、戌の日があるのは毎月2回、もしくは3回です。2022年5月から2023年5月までの戌の日は、以下の表でチェックしておきましょう。

戌の日の安産祈願は、安定期といわれる妊娠5カ月ごろ戌の日に行くのが一般的です。赤ちゃんが無事に産まれてくることはもちろん、ママの身体も健康でありますようにという願いを込めてご祈祷を受けます。

昔ながらの風習では、戌の日の当日に行くのが一般的でした。しかし最近では、平日は仕事などで忙しい方も多いことから、各ご家庭で都合のよい日に神社に行くなど、時代とともにスタイルが変化しています。

安産祈願の流れは神社によって異なります。伝統的な流れを確認しましょう。

まず、神社に到着したら社務所でご祈祷の申し込みをします。用紙に記入をし、「初穂料（はつほりょう）」と呼ばれるご祈祷料と一緒に提出しましょう。前の人のご祈祷が終わっていない場合には、待合室で順番を待ちます。

順番が来たらいよいよご祈祷です。ご祈祷の前にはお祓いをしていただき、その後に安産祈願のご祈祷をします。最後に腹帯やお守り、お札などの授与品を受け取り、安産祈願は終了です。

「安産祈願＝神社でのご祈祷」という印象を抱く方も少なくありませんが、ご祈祷は必須ではありません。ママの体調やご家族のスケジュールに合わせ、ベストな方法で神様に安産をお祈りしましょう。

ここからは、安産祈願の方法や選択肢について見ていきましょう。

安産祈願のご祈祷をするかしないかは気持ちの問題という面もあります。「つわりがおさまらない」「ご祈祷の予約がいっぱいでスケジュールが合わない」といった場合には、お参りだけで済ませるのも悪くないでしょう。

お参りだけなら予約不要で、好きなタイミングに行けます。お天気や体調のよい日に、散歩がてら神社へお参りに行くのも安産祈願のひとつのスタイルです。

妊娠・出産を経験したママのなかには、つわりがひどかったり、上のお子さまの世話で忙しく、ご祈祷やお参りに行く時間が確保できなかったりするケースもあります。そのため、安産祈願にいきたくてもいけなかった方も少なくありません。

無理に時間を作ったり、つらい身体を動かしたりして安産祈願にいく必要はないため、場合によっては「安産祈願にいかない」という選択をするのもひとつの方法です。ママの快適なマタニティライフを最優先したうえで、神社に行くかどうかを判断するとよいでしょう。

安産祈願にいくか迷う際は、ママの体調を最優先に決めるのがおすすめです。ご祈祷の予約をしていても、妊娠中は急に体調が悪くなることもあります。そのような場合は無理をせず、日を改めてご祈祷にいく、別日にお参りだけする、神社に行くこと自体をやめるといった対応を柔軟に判断しましょう。

安産祈願はあくまでも風習であり、義務ではありません。安産祈願にいかなかったことで不安になるママもいますが、ご祈祷やお参りをしなくても元気な赤ちゃんを出産できたママは、もちろん大勢います。安心して出産を迎えましょう。

ここからは、安産祈願をお参りのみで済ませる場合に必要な持ち物や、お参りに適した服装などを解説します。人気の神社、有名な神社へ行く場合には、おなかへの負担がないようお参りの時間帯にも注意するとよいでしょう。

神社でのご祈祷には神様へのお礼・お供えとしてお渡しする初穂料が必要です。初穂料は神社によって金額が異なりますが、相場は5,000円から1万円くらいとなっています。また、ご祈祷の際には腹帯を持参するケースも多い傾向です。

お参りだけの場合は、初穂料や腹帯は必要ありません。お賽銭用の小銭、お守りやお札を受ける場合はその分のお金を持参しましょう。季節によっては暑さ・寒さへの対策ができるアイテムを持っていくと、天候による体調不良を避けられます。

徒歩でお参りにいく場合は荷物を最小限にまとめ、移動による負担を減らすよう心がけましょう。

お参りのみの場合でも、神社に行くことを意識したスタイルを心がけましょう。カジュアルすぎる服装や露出の多い服装は、避けたほうが無難です。落ち着いた色合いのパンツとトップス、ゆったりとしたワンピースなどであれば、きちんと感が出ます。

徒歩でお参りにいく場合は、歩きやすい靴がおすすめです。汚れたスニーカーでは服装とのバランスが悪くなるので、ヒールのないパンプスをチョイスすると、トータルコーディネートがうまくいくでしょう。

お参りに行く日や場所によっては、混雑が予想されることもあります。特に安産祈願で有名な神社は、戌の日や週末になると多くの参拝客で混み合うこともある注意が必要です。

神社によっては、ホームページに混雑しそうな時間帯を明記しているケースがあります。事前に情報収集しておいたり、比較的空いていることが多い平日の午前中を選んだりすると、人混みによる体調不良や、お参りに時間がかかるといった事態を避けられるでしょう。

ご祈祷を受けると、授与品として安産のお守りや腹帯などがいただけますが、お参りだけの場合は授与品がありません。その場合は、安産のお守りを購入（授与）すれば、神社を訪れて安産のお願いをした証になります。

安産のお守りは社務所などに用意してあるので、お参りだけの場合も授与してもらうとよいでしょう。いただいた安産祈願のお守りは、自宅の高い場所や神棚に飾ったり、お財布やバッグ、母子手帳ケースなど日頃持ち歩くアイテムにつけたりして大切に扱いましょう。

お参りにいく際には、母子手帳の持参をおすすめします。妊娠中の身体はデリケートなので、いつ、どんなことが起こるかわかりません。急な体調不良などに備え、妊娠していること、妊娠週数がどれくらいかなど、身体の状態がわかる母子手帳があると安心です。

安産祈願は昔ながらの風習というだけでなく、出産への不安を解消する目的も含まれています。最近は伝統的な神社でのご祈祷だけでなく、おなかにペイントを施すベリーペイントや、アメリカ発祥のイベントであるベビーシャワーなども、安産祈願の行事として人気です。

ここでは、にぎやかで楽しい新たな安産祈願の方法を紹介します。

安産のおまじないとして海外で人気のベリーペイントは、おなかにイラストを描くものです。肌にやさしい塗料を使用し、かわいいイラストやおしゃれな模様、赤ちゃんへ向けたメッセージ、妊娠週数などを描きます。

日本ではまだなじみ深いものではありませんが、妊娠中のイベントとしてベリーペイントを楽しむママも増加傾向です。ベリーペイントは妊娠後期のおなかが大きな時期にするものなので、つわりなどが落ち着いてから実施できるのもよい点だといえます。

アメリカ発祥のイベントであるベビーシャワーは、家族や友人が主催するパーティー形式の安産祈願方法です。妊娠7カ月~8カ月ごろに開催し、食事やゲーム・歓談をしながら、赤ちゃんが無事に誕生することをお祈りします。

お部屋に飾りつけをしたり、ゲストがおめかしをして参加したりと、お誕生日会のような楽しい時間を過ごすことが可能です。自宅やレストランで、少人数から結婚式のような大人数で実施し、複数回開催できるのもベビーシャワーの特徴でしょう。

華やかなマタニティドレスに身を包み、妊娠中の大きなおなかを撮影するマタニティフォトは、赤ちゃんとママがつながっていた証を残せるものです。マタニティフォトは撮影中の楽しみがあることはもちろん、将来、お子さまが成長したときに「安産を願ってもらえた」「愛されて生まれてきた」ということを写真で伝えられるメリットがあります。

マタニティフォトは小物や衣装、シチュエーションの工夫によって個性的な1枚に仕上げることが可能です。プロカメラマンによる撮影なら、ご夫婦、ご家族でのショットをきれいに残せるので、検討してみるとよいでしょう。

スタジオアリスではお子さまの撮影だけでなく、妊娠中のママの思い出を美しく残せるマタニティフォト撮影も実施しています。ママ1人での撮影はもちろん、お子さまやパパとの撮影もステキに仕上がる魅力が盛りだくさんです。

最後に、スタジオアリスのマタニティフォトが多くのママに選ばれる理由を紹介します。

スタジオアリスのマタニティフォトは、1日先着20名様に限り、撮影料が無料になります。早めのご予約や空いている日のご予約で、ぜひお得に撮影をお楽しみください。

なお、撮影料無料キャンペーンは、妊娠6カ月以上のママが対象です。マタニティフォト撮影が初めての方に向けたサービスのため、2回目以降の方は撮影料が必要です。あらかじめご了承ください。

※キャンペーン内容は予告なく変更になる場合がございます
（参考：『マタニティフォト』)

各店舗にはマタニティフォト撮影で人気のマタニティドレスを用意しており、無料でレンタル可能です。神秘的な写真や、お姫様のようなかわいい写真を残したい場合にご活用いただけます。

もちろん、お持ち込みのマタニティドレスやワンピース、またはご家族でのリンクコーデでの撮影も承っておりますので、さまざまな衣装での撮影をお楽しみください。

（参考：『マタニティフォト』)

ごきょうだいがいる場合には、スタジオアリスに用意している和装や洋装の衣装を無料でレンタルいたします。ママと一緒にドレスアップしたり、ママをエスコートする王子様に変身したりしながら撮影できるため、よりイベント感を高めた写真に仕上げられるでしょう。

マタニティフォト撮影に合わせて、ごきょうだいのお誕生日や七五三などの節目の記念写真撮影をすることも可能です。育児でなかなか記念写真撮影の時間を確保できないママは、スタジオアリスで複数のイベントを効率よく写真に残してみてはいかがでしょうか。

（参考：『撮影メニュー』)

神社でのご祈祷は、日本の伝統的な安産祈願の方法です。ママの体調やご家族のスケジュールが合わない場合は、お参りのみで済ましたり、ベリーペイントやベビーシャワーといった海外発のスタイルで安産をお祈りしたりするとよいでしょう。

スタジオアリスでは、妊娠中の記録を残すマタニティフォト撮影をお楽しみいただけます。ごきょうだいやパパと一緒に、赤ちゃんへの思いを寄せたステキな写真を撮影できますので、ぜひご活用ください。

ご予約はWEBから簡単にできます。みなさまのご来店をお待ちしております。

＼WEB撮影予約サービス／ スタジオアリスの
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