安産祈願はいつする？お参りの流れや場所・日にちなど詳しく解説

赤ちゃんが無事に生まれてきてくれるように、安産祈願をする方は多いでしょう。母子ともに健やかに過ごしたいものですが、具体的にいつお参りをするのか、ご祈祷は必要なのかといった疑問も出てきます。

安産祈願は古くから続く行事のため、何かと不安になるママパパは多いのではないでしょうか。赤ちゃんが無事に生まれてくれることが第一ですが、ママの体調も考慮しましょう。

この記事では、安産祈願をいつ・どこで・何をするのか、お参りの流れや服装などを紹介します。

妊娠してから初めて安産祈願に行くため、いつ何をするか隅々まで分からないという方もいらっしゃるでしょう。安産祈願には、帯祝いや戌の日といった単語が出てきます。

それぞれ安産祈願には欠かせない概念のため、まずは安産祈願の成り立ちを確認しましょう。

安産祈願の具体的な内容は、帯祝いと呼ばれるご祈祷がメインです。帯祝いの日には、あらかじめ用意した腹帯とともに安産祈願のご祈祷をします。ご祈祷によって、心身ともに清らかに出産に備えられるでしょう。

安産祈願が無事終わったあとは、ご家族（ママパパやごきょうだいのみの場合が多い）だけでお祝い膳をいただきます。お祝い膳をいただくまでがセットとして扱われるケースが多いため、安産祈願を行う日は時間に余裕を持つことが大切です。

安産祈願は、懐妊の日から数えて5カ月目の戌の日に行います。細かく日程が指定されていますが、実際にはその日の予定をずらせないケースもあるでしょう。5カ月目の戌の日以外にも適した日はあります。

年賀状でなじみのある干支は、月日にも取り入れられています。12日ごとに戌の日がやってくるため、1カ月のうちに2日ないしは3日、戌の日が来ることを覚えておきましょう。

2022年8月から2023年4月までの戌の日は、下の表を参考にしてください。安産祈願は懐妊5カ月目から6カ月目が望ましいとされています。戌の日と体調、予定のバランスが大切です。

妊婦さんの体調や一緒に行くご家族の予定が合わないなどの理由で、戌の日に安産祈願ができないケースも考えられます。特に体調は細かな変化であっても重要です。

安産祈願は妊娠5カ月目がよいとされていますが、6カ月目までを目安にお参りにいくことをおすすめします。戌の日はひと月に2〜3回あるため、予定が合いそうな戌の日をピックアップしておきましょう。ご祈祷が難しい場合は、お参りだけでも問題ありません。

安産祈願と聞くと、神社やお寺を思い浮かべる方が多いでしょう。神社とお寺のどちらでも受けられるのか、また受けられるのであればどちらの方がより適しているか気になるかもしれません。

ご祈祷を必ず受けるべきなのか、お礼参りはいつするのかなど細かな部分も紹介します。事前に十分に確認し、安心して安産祈願をしましょう。

安産祈願は、神社もしくはお寺でするのが一般的です。祈願先は神社とお寺のどちらでも問題ありません。自分に合っていると思う場所で安産祈願を受けることをおすすめします。

• ・予約が必要か
• ・平均の待ち時間はどれくらいか
• ・駐車場はあるか
• ・家、駅から近いか

祈願先を決める際は、上記のポイントに気を配ってみましょう。妊娠した状態だと長距離の移動や長時間の待機が難しい可能性もあります。

安産祈願ではご祈祷も受けるのが一般的ですが、時間がない、体調が思わしくない場合はお参りだけでも問題ありません。寺社にお参りした上で、お守りや腹帯を購入する方も多くいます。

ご祈祷自体は15~20分くらいで終わる場所が多く、予約をしなくてもご祈祷は可能です。しかし、お正月のような忙しい時期や人気の神社やお寺では、ご祈祷の待ち時間が長くなる可能性もあります。体調が万全のときに行きましょう。

無事に赤ちゃんが生まれた後は、お礼参りも欠かさず行いましょう。お礼参りでは赤ちゃんが生まれた報告を兼ねて、受け取ったお守りや腹帯を返納します。

お礼参りは産後1年以内に行うのが通例です。しかし産後の肥立ちや真夏真冬の天候など、状況が優れない場合は様子を見た上で行いましょう。

希望すれば腹帯を返納した後にいただける神社もあります。腹帯は上質な生地でできているため、神様に失礼のない方法、範囲で再利用することも考えてみましょう。

安産祈願がどのような流れで進むのか、事前に流れを知っておくとよりスムーズに当日を迎えられるでしょう。安産祈願やお参りの流れを紹介します。

腹帯はいつ購入するのか、初穂料をいつ渡すのかといった疑問も解決するでしょう。腹帯に関しては事前に準備しておいた方がよい場合もあります。

安産祈願と深い関わりがある腹帯ですが、いつ購入すべきか、また身に付けていくべきなのかは気になるポイントです。こちらは体調や都合に合わせて問題ありません。安心感から腹帯と一緒にご祈祷を受ける方が多くいます。

必ず腹帯を身に付けなければいけない決まりはなく、腹帯を巻かずに別途ご祈祷をしてもらうことも可能です。事前に持っていなくても、神社に用意があれば当日腹帯を用意できるでしょう。こちらは前もって確認しておくことをおすすめします。

当日に戸惑うことがないように、事前に安産祈願の流れを確認しておきましょう。安産祈願の大まかな流れは以下の通りです。

• ・受付を済ませる
• ・ご祈祷まで待機する
• ・ご祈祷を受ける
• ・授与品を受け取る

受付は数分で済ませられますが、待機時間は時期や神社にもよるため、事前に確認しておきましょう。ご祈祷ではマナーを重んじます。神主や僧侶の指示に従うことはもちろん、時間には余裕を持っていきましょう。

初穂料は安産祈願を受ける際に納めるものです。神社やお寺によって初穂料は異なりますが、5,000円から1万円が一般的な相場です。また、初穂料を「いくらから」と設定している所もあるため、足を運ぶ神社やお寺が決めている場合は、ホームページ等で確認しておきましょう。

神社やお寺によっては、腹帯のあり・なしや、さらし帯またはコルセット型などを選べます。内容によって初穂料も変わるため注意しましょう。

安産祈願は神社やお寺で行うため、服装にも気を付ける必要があります。ご祈祷を受けないお参りだけの方も、神社やお寺に行く際には身なりには気を付けましょう。

ここでは、ママの服装や用意するもの、マナーを紹介します。

神社やお寺を訪れるときは、きれいめでかつ楽な服装を選びましょう。服装に関しては神社やお寺それぞれで異なるケースもあるため、電話で確認できる場合は確認してみるのもおすすめです。

特にご祈祷を受ける場合は、ラフな服装は好まれません。バミューダパンツのような服装も禁止されているケースが多く見られます。落ち着いた色、デザインのワンピースなどがよいでしょう。体を締め付けず、季節に合わせた服装がおすすめです。

当日になってから焦ることがないように、安産祈願の際に必要なものは出発前にそろえておきましょう。持ち物の例には以下のものが挙げられます。

• ・初穂料
• ・さい銭
• ・腹帯
• ・母子手帳
• ・大きめの手提げ袋

初穂料やさい銭、腹帯は安産祈願で必要になるものです。腹帯を持っていない場合は神社に腹帯の用意があるか、事前に尋ねておきましょう。

安産祈願が終わった後は授与品をいただきます。複数の入れ物に分かれているケースもあるため、大きめの手提げ袋があるとよいでしょう。

神社やお寺に行って安産祈願をすることは、精神的にも安らぎを得られるでしょう。しかし、妊婦さんは体調の変化にも敏感でいる必要があります。

場合によっては、誰か同伴者がいる方がよいケースもあるでしょう。パパや両親も安産祈願に行くべきなのか、形式とママの体調の両方からおすすめの方法を紹介します。

安産祈願は、古くは妊婦さんと実母でお参りすることが一般的でした。しかし、現在は必ずしもそうしなければならないわけではありません。

共働き家庭の場合、夫婦の都合が合わないこともあるでしょう。そういったご家庭では、ママ一人でお参りに行くこともあるようです。もちろん、夫婦そろってお参りに行くご家庭もありますし、両家のご両親を呼んでお参りに行くご家庭もあります。

仕事ややるべきことが多くて、一緒に安産祈願に行く日程を決められないケースも十分に考えられます。特にママが忙しいときは体調も崩しやすく、妊娠5カ月目にパパや両親と予定を合わせた上で安産祈願に行くのが難しくなるかもしれません。

このような場合は、ママの体調を最優先に考えましょう。ママが安産祈願に行ければ望ましいのですが、難しい場合はご家族がママの代わりに行くのもひとつの解決策です。

安産祈願をしたその日は、お祝い膳をいただくことが恒例となっています。忙しい方はお祝い膳を見合わせるのもひとつですが、時期や場所、メニューを調整すればお祝い膳が簡単になるかもしれません。

自宅で開催する場合におすすめのメニューなど、安産祈願後のお祝い膳について紹介します。お祝い膳は記念写真にもぴったりです。

お祝い膳を考えている場合、いつどこでやるかを前もって決めておきましょう。安産祈願当日にお祝い膳ができればベストですが、都合が合わないことも考えられます。当日に開かなければいけない決まりはありません。都合の合う日がよいでしょう。

場所は安産祈願した神社周辺のホテルやレストランがよい選択肢になります。安産祈願とお祝い膳を同時に済ませられれば、ママの負担も少ないでしょう。自宅でする場合は、尾頭付きの鯛（たい）や筑前煮、紅白なますなどのメニューがおすすめです。

神社やお寺に行ったときや腹帯を用意したタイミングは、記念写真のことを考える方も多いでしょう。しかし神社は撮影禁止の場所もあり、人混みもあることから写真撮影が難しいといえます。

安産祈願後にお祝い膳を囲んで写真撮影をすれば、写真映えのする料理とともに落ち着いて記念写真が撮れるでしょう。5カ月目以降のふっくらとしたおなかを写真に残す絶好の機会のため、写真撮影に適しています。

安産祈願は妊娠5カ月目を目安に行われます。この時期はママの体調も安定してきており、写真撮影にもぴったりの時期です。

自宅で記念写真を撮るのもよいですが、マタニティフォトを撮れる時期は人生でも貴重なタイミングといえるでしょう。かけがえのない瞬間を思い出としてきれいに残すためにも、写真スタジオでの撮影がおすすめです。

スタジオアリスでは、妊娠したママが安心して写真撮影に臨めるように、充実した環境を整えております。マタニティフォトにはやさしくあたたかな雰囲気がぴったりです。

ママパパにご満足いただけるマタニティフォトのために、スタジオアリスでは白を基調とした温もりあふれるナチュラルテイストのスタジオセットを用意しています。

その他、スタジオアリスではさまざまな安心安全への取り組みを実施しています。下記URLからもご覧いただけます。

（参考：『スタジオアリスの安心安全への取り組み』)

スタジオアリスは、ママパパにもうれしい特典が盛りだくさんです。1日先着20名様に限り、撮影料3,000円（税込3,300円）が無料になります。写真撮影に使うマタニティドレスも無料でレンタル可能です。

対象は妊娠6カ月以上の方です。なお、マタニティフォトの撮影は、2回目以降通常料金になるためご注意ください。

マタニティフォトの詳細については、下記URLからご確認ください。

（参考：『マタニティフォト』)

安産祈願は妊娠5カ月目の戌の日に行われます。腹帯と用意し、赤ちゃんが健康に生まれてきてくれることを願う由緒ある行事です。

古くからある行事のためルールが多いように感じられるかもしれませんが、予定の調整や腹帯の有無など、ママの体調に合わせた安産祈願ができます。安産祈願をする際には、事前に一緒に行くご家族の予定や、お祝い膳の有無を確認しておきましょう。

スタジオアリスでは、お客様ひとりひとりに合ったステキなマタニティフォトを撮影しています。写真撮影にご興味がある方は、スタジオアリスのWEB予約ページをぜひご覧ください。

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