マタニティリングとは？指輪の意味や選び方、おすすめのデザインを紹介

安産祈願に贈る物といえば日本ではお守りが定番ですが、近年はマタニティリングを選ぶ方も増えているようです。いつでも身に着けられて、ふと目に入りやすいリングだからこそ、妊娠中という不安定になりやすい時期の支えにはぴったりのアイテムです。

今回はそんなマタニティリングについて、選び方やおすすめデザインなどを紹介します。マタニティリングを贈りたいパパやご家族、ご友人、またはご自身へのプレゼントを考えているママはぜひご一読ください。

マタニティリングは赤ちゃんを授かった記念にはめる指輪のため、出産後も大切なアイテムとなるでしょう。

まずは、マタニティリングとはどのような指輪なのか。まずはマタニティリングの概要を紹介します。マタニティリングの持つ意味や誰が贈るものなのか、どの指にはめるものなのかなど、マタニティリングに対する知識を深めましょう。

マタニティリングとは、赤ちゃんを授かった記念や、安産祈願のお守りとして身に着ける指輪です。妊娠中はホルモンバランスの影響からメンタルが安定しないこともありますが、そんなときこそ指輪が心強い味方として心の支えになってくれるという声も多く耳にします。

また無事にお子さまが生まれた後は、当時を思い出す記念品として取っておけます。お子さまが成長した際にプレゼントするのもステキなアイデアでしょう。

マタニティリングの贈り主は、特にこれといって決まっていません。パパからママへプレゼントすることもあれば、ご両親をはじめとしたご家族、ご友人から妊娠祝いを兼ねてプレゼントすることもあるでしょう。また自分のために記念品やお守りとして購入するママもいらっしゃいます。

婚約指輪や結婚指輪とは異なりカジュアルな指輪を選ぶ方が多いので、これといった形式にとらわれる必要はありません。

マタニティリングをどの指に着けるかについてもこれといったルールはありませんが、一般的には左手の小指に着けることが多いようです。

左手の小指に着けると、左手の薬指に着けた結婚指輪に寄り添うようなイメージになるのがポイントです。ご夫婦のきずなの証である結婚指輪と並べることで、ママパパとお子さまが仲良く寄り添っているような姿がイメージできます。

ちなみに、左手の小指に指輪を着けることは、「願いをかなえる」「人との信頼関係を深める」などの意味もあるそうです。このように「元気な赤ちゃんが生まれますように」という祈りを込めるのにもぴったりな指だといえるでしょう。

マタニティリングには、婚約指輪や結婚指輪のように決まった形式はありません。シンプルなものから華やかなものまで、好みに合わせてデザインを選ぶとよいでしょう。

ただし、マタニティリングならではの選び方や注意点がいくつかあります。ここでポイントを押さえ、失敗がないようにしましょう。

マタニティリングはフリーサイズ、もしくはサイズ調整が可能なものから選ぶことがおすすめです。妊娠中は、ホルモンバランスの関係から指がむくみやすくなるためです。

近年では、マタニティリング用の指輪を取り扱っているブランドやハンドメイド作品もあります。贈る場合をはじめ、選ぶにあたってサイズ感がハッキリしないときには、そのようなマタニティ向け商品から選ぶのもよいでしょう。

マタニティリングは子育て中にも心の支えになってくれるでしょう。そのため、産後も身に着けられるデザインがおすすめです。とがったパーツや大きいパーツを使ったものは、お子さまの肌を傷つけてしまう恐れがあるため避けたほうがよいでしょう。

また、小柄な方であれば特に、フリーサイズの指輪が産後に合わなくなることもあります。そのような場合には産後にサイズ調整することも考え、プラチナや18金のマタニティリングを選んでもよいでしょう。

妊娠後期に入ったら、マタニティリングも含め、指輪は外すのが無難でしょう。妊娠後期は特にむくみやすく、指輪を着けていることがつらくなったり、外せなくなってしまったりする恐れがあるためです。

また妊娠後期に入る前も、夜はむくみやすいので外しておくことをおすすめします。指のサイズをときどき確認して、サイズが大幅に変わっていないかチェックしておくとより安心です。

むくみが強くて指輪を着けるのがつらかったり、指輪が得意でなかったりする場合には、ネックレスのチェーンに通してマタニティリングを楽しむのもおすすめです。ネックレスとして扱うのは紛失防止のためにも効果的です。

ただし、マタニティリングに用いられる指輪には、リングに隙間の空いたデザインも多い点にご注意ください。チェーンに通して身に着けたいのであれば、初めからそのような視点でマタニティリングを選ぶようにしましょう。

気を付けていても、マタニティリングが指から外せなくなってしまうこともあります。そんなときはまず、ハンドソープやクリームを使って摩擦を減らした状態で抜けるかを試してみましょう。

それでも取れなかったときには手をぬるま湯で温めながらマッサージして、むくみを取った上でもう一度、ハンドソープやクリームを使って試してみてください。

どうしても取れず、かつ指がうっ血している状態なのであれば、指輪の切断も検討しましょう。

ここでは、マタニティリングにおすすめのデザインをいくつか紹介します。指輪の構造デザインや、装飾に用いられる宝石など、人気のデザインを知り「どのようなマタニティリングにするか」のイメージを膨らませましょう。

ここで紹介するのは、あくまで一般的に好まれるデザインです。思い入れのある宝石や好きな色など贈り主やママの好みに合わせても、もちろん大丈夫です◎

オープンリング、またはフォークリングとも呼ばれる指輪のデザインは、リングの一部が空いています。指輪にもよりますが、サイズ調整が利くタイプも多く、むくみ方によって指の太さが日々変動する妊娠中にも着けやすいでしょう。

前面が空いたデザインや、背面が空いたデザインもあり、後者であれば一般的な指輪とパッと見では変わりません。シンプルなものから、石を使ったものなどさまざまです。

チェーンリングとは、ネックレスのようにチェーン状になっている指輪のことです。ネックレスと同じくアジャスターでサイズ調整が利く指輪もあり、マタニティリングとして使いやすいでしょう。

装飾だけでなくチェーンの太さによって印象が変わり、細身のチェーンほど上品に、太くなるほどカジュアルな印象になります。普段の服装とのコーディネートも考えて、デザインを選ぶとよいでしょう。

6mm以下の小さな真珠「ベビーパール」が用いられた指輪は、マタニティリングとして人気を集めています。ベビーという名前を冠しているのはもちろん、パールには「健康、長寿、純潔、円満」といった宝石言葉があるためです。

赤ちゃんが無事に生まれてくるように祈りを込めて、また生まれた後も円満な家庭で健やかに育つように……そんな祈りに思いをはせながら、指輪を選んでみましょう。

ベビーパール以外では、ママの誕生石や赤ちゃんの出産予定日に合わせた誕生石をマタニティリングの装飾に選ぶ方もいらっしゃいます。出産予定日に合わせた誕生石であれば、いずれお子さまにプレゼントするのにぴったりの指輪になるでしょう。

またシルバーアクセサリーが好きな方であればシルバーを選んだり、とてもポップでカジュアルなビーズリングを買ったり作ったりする方もいます。定番に縛られず、「喜んでもらえるか」や「好みであるか」などを主軸にして、マタニティリング選びを楽しみましょう。

安産祈願や妊娠記念も兼ねてマタニティリングの購入を考えているのなら、その他の祈願方法や妊娠記念イベントについても押さえておきましょう。

気軽にできる方法や、ちょっとしたパーティー感覚で楽しめてママの気分転換になる方法もあるので、取り入れられそうなものがあればぜひチャレンジしてみてください。

帯祝いとは、妊娠5カ月ごろに迎える戌（いぬ）の日に行う伝統儀式です。ちょうど安定期を迎えるころに神社やお寺にいき、安産祈願のご祈祷を受け、「岩田帯」や「祝い帯」と呼ばれる腹帯をママが巻くのが正式な流れとされています。

神社やお寺によっても対応は異なるため、ご祈祷は受けられるのか、腹帯は持参するのかなど事前に確認しておくと安心でしょう。

ベリーペイントとは、「belly＝おなか」からきているもので、妊婦さんのおなかにペイントを施すことで安産祈願をするといった海外発祥のおまじないです。

特に凝ったペイントに仕上げたいのならアーティストに依頼して、そうでなければパパやおなかの赤ちゃんのごきょうだいなどがペイントするのもよいでしょう。

セルフでペイントする場合には、フェイシャル用やボディ用の絵の具やクレヨンを用意するのがおすすめです。ペイントが完成した後は、ぜひ記念写真を撮影して形に残しましょう。

安産祈願のために開催するパーティーのことを「ベビーシャワー」と呼びます。ベビーシャワーはアメリカから始まった文化であり、日本でもSNSがきっかけで急速に広まりました。

安定期以降に開催することが多いですが、これといった決まりはないため、誰が、いつ開催しても誰を呼んでも構いません。妊婦さんの体調に配慮し、気軽に楽しめる短時間のパーティーにするのがおすすめです。

パーティーの内容も自由ですが、美味しい料理やスイーツを食べながら楽しくお話をするといったカジュアルなものが一般的でしょう。妊婦さんへのプレゼントを用意したり、赤ちゃんにちなんだミニゲームを用意したりすることもあります。なお、妊婦さんご自身が開催するケースもあるようです。

マタニティフォトは妊娠記念にぴったりです。おなかの中で大切な赤ちゃんを育んでいる時間はとても貴重であり、赤ちゃん本人はその姿を見られません。だからこそマタニティフォトとして残しておくことはおすすめです。

また、成長していくにつれて子育てで悩む時間も訪れるでしょう。そんなときに、マタニティフォトを眺めて心を癒やすママパパも多いようです。

マタニティフォトは、ママだけでなく、パパやおなかの赤ちゃんのごきょうだいと一緒に家族写真を撮影するのもおすすめです。ご家族の歴史を残す上でステキな記念になるのではないでしょうか。

マタニティの時期は、喜びだけでなく、不安な気持ちももちろん湧いてくるものです。しかし、人生でそうそう経験することのない妊娠期間です。できることなら、マタニティリングを着けたり、安産祈願をしたりと、その時期にしかできないことをやっておきましょう。

いつかはきっと今の気持ちすべてを懐かしく思い出す日がやってきます。そんな日のために、今の姿を美しく残すマタニティフォトを撮影してみませんか。

マタニティフォト撮影をするのなら、妊娠7カ月~9カ月ごろがおすすめです。一般的に安定期に入る時期で、ママやおなかの赤ちゃんへの負担が少ないでしょう。

また大きなおなかを撮影する上でも、妊娠7カ月~9カ月ごろはぴったりです。おなかと添えた手だけなど部分写真も映える時期なので、マタニティリングもしっかりと記念写真に残せます。

（参考：『スタジオアリスのマタニティフォト』)

スタジオアリスのマタニティフォト撮影では、ママ用のマタニティドレスを無料でお貸し出ししております。また、おねえちゃんやおにいちゃん向けの撮影用衣装のレンタルも無料です。

マタニティドレスは3WAY仕様になっていて、「二の腕が気になるから隠したい！」や「おなかを出すのはちょっと恥ずかしい……」といった要望にも応えられるデザインです。

また、スタジオアリスのマタニティフォト撮影には、インテリアとして最適のウォールデコレーションカードやオリジナルミッフィーデザイン出生届セットのプレゼントをはじめとした限定特典が満載です。

（参考：『マタニティフォト』)

「アフターマタニティフォト」とは、お子さまが生まれたあとに撮影する記念写真のことです。お子さまひとりで撮影するのもよいですが、ぜひとも家族写真にもチャレンジしてみてください。

マタニティフォトと似たポーズで撮影すれば、ご家族の変化や成長が感じ取られるステキな記念写真に仕上がります。ご家族のきずなをぜひ形に残してみましょう。

マタニティリングは記念品としてはもちろん、安産祈願のために贈っても喜ばれるアイテムです。大変な時期を過ごすママの強い味方になってくれる存在でもあるので、ぜひママを応援するため、もしくはご自身を鼓舞するために購入してみてはいかがでしょうか。

また、マタニティフォトの撮影はマタニティ時期の気分転換にも最適です。妊娠期間をより思い出に残るものにしたいと考えているのなら、ぜひスタジオアリスをご利用ください。お得な特典をご用意して、ご家族の記念の1ページを残すお手伝いをいたします。

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