端午の節句の食べ物|意味や料理まで知っておきたい知識を紹介|こども写真館スタジオアリス|写真スタジオ・フォトスタジオ

端午の節句・こどもの日の基礎知識

端午の節句の食べ物|意味や料理まで知っておきたい知識を紹介

端午の節句の食べ物|意味や料理まで知っておきたい知識を紹介

端午の節句をお祝いする際に、どのような食べ物があるのかについて知りたいママパパも多いのではないでしょうか。端午の節句では、普段はなじみのない食べ物を用意する場合もあります。端午の節句でいただく食べ物には、それぞれに意味が込められているため、できれば食べる理由を知った上でお子さまをお祝いしたいものです。

そこでこの記事では、端午の節句の食べ物やその意味について解説します。地域によっても違いがあるため、事前に確認し端午の節句をお祝いしましょう。

目次
端午の節句で知っておきたい食べ物の知識
端午の節句の食べ物|代表的な行事食
端午の節句の食べ物|食材の意味やおすすめ料理
端午の節句の食べ物|地域によっても違うお菓子
端午の節句をお祝いしよう!おすすめの祝い方
端午の節句の記念撮影はスタジオアリスで!
まとめ

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桃の節句・端午の節句

端午の節句で知っておきたい食べ物の知識

端午の節句で知っておきたい食べ物の知識

端午の節句では、お子さまの成長を祈願し、食べ物を用意するのが習わしとされています。用意する食べ物に厳密なルールはありませんが、お祝いにふさわしいとされる食べ物や、地域ごとの縁起物とされている食べ物があるのも事実です。

まずは、端午の節句の起源や由来を把握し、食べ物を用意する意味について考えてみましょう。

端午の節句の起源と由来

端午の節句は約2300年前の中国がルーツとなっており、日本に定着したのは江戸時代に入ってからです。当時の日本では、天皇や貴族から武士へと政治の実権が移り変わっていきました。

そのような中で、「尚武の節句」と呼ばれる「男の子の成長を祈願する行事」が、やがて「端午の節句」として定着します。端午の節句は、五月人形やこいのぼりを飾り、男の子がたくましく育つようお祝いする行事です。

ちなみに、日本では、5月5日を「こどもの日」という国民の祝日に制定しています。端午の節句が男の子の成長を祈願する行事であるのに対して、こどもの日は「こどもの人格を尊重する日」「こどもの幸福を願う日」「母に感謝する日」などとして、性別に関係なくお祝いする日となっています。

端午の節句に食べ物を用意する理由

毎年5月5日に行われる「端午の節句」では、縁起がよいとされる食べ物を用意するのが一般的です。端午の節句はご家族や親戚でお祝い膳をいただき、男の子の成長を祈願して健康を願います。そういった風習がいまも受け継がれ、端午の節句には「縁起物」や「伝統料理」を用意するのが一般的になりました。

端午の節句の食べ物に細かな決まりはありません。お祝いの席ということで、お子さまの好きなメニューを並べてもよいでしょう。また、関東では「柏餅」、関西では「ちまき」といったように、地域で伝統の食べ物が異なる場合もあります。

生まれ月で変わる初節句

お子さまが初めて迎える端午の節句を、「初節句」と呼びます。端午の節句は毎年5月5日なので、生まれてから初めて5月5日を迎える日が初節句です。同じ年に生まれたお子さま同士であっても、何月に生まれたかによって、初節句を迎えるタイミングは異なります。

赤ちゃんの生まれた時期によっては、お宮参りよりも先に初節句を迎えるケースもあるでしょう。そのような場合には、赤ちゃんや産後のママの体調を考慮し、初節句を翌年にしても問題ありません。

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端午の節句の食べ物|代表的な行事食

端午の節句の食べ物|代表的な行事食

端午の節句で代表的なのは、柏餅やちまき、草餅といった行事食です。これらは、端午の節句のルーツとなった古代中国より伝わり、現在も日本の風習として残っています。

端午の節句の行事食は普段なじみのない食べ物もありますが、それらの食べ物には意味があります。端午の節句で用意する行事食を知るとともに、意味や由来を把握しておくとより食事を楽しめるでしょう。

子孫繁栄の願いを込めて「柏餅」

端午の節句で柏餅を食べるのは、「子孫繁栄を祈願する」「家系が途絶えないようにする」といった意味があります。柏餅に使われる柏の葉には、新しい芽が出た後に、古い葉が落ちていくという特性を持っています。この特性を家系に置き換え、「家系が途絶えることのない様子」に見立てて、縁起物として定着していきました。

柏餅は、主に関東地方で主流です。

邪気払いに「ちまき」

ちまきは古代中国から伝わった行事食だといわれています。中国で人望の厚い「屈原(くつげん)」という政治家が亡くなり、人々が供養のために葉で米を包み川へ投げたのがちまきの始まりです。その後、「健康」や「厄よけ」を祈願するものとして、端午の節句にちまきを食べるようになりました。

一言でちまきといっても、地域によって大きく異なります。西日本では甘さのあるちまきが、東日本では「おこわ」のようなちまきを主流とします。このように、各地域で味にも違いがあるのがちまきの特徴です。

邪気払いに「草餅」

端午の節句に「草餅」を食べるのも風習のひとつです。草餅とはヨモギの葉を突き込んで作られたお餅を指します。ヨモギ独特の香りを持っており、緑色の見た目をしているのが草餅の特徴です。

端午の節句の始まりとされる古代中国では、「5」という数字は不吉であり、忌避されていました。そこで不吉な日とされる5月5日に、薬草であったヨモギを使い厄よけとした風習が、現在まで残っています。そのため、端午の節句に食べる草餅には、「子供の災厄を払う」という意味があります。

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端午の節句の食べ物|食材の意味やおすすめ料理

端午の節句の食べ物|食材の意味やおすすめ料理

男の子の成長を祝う行事とされている端午の節句では、お祝いにちなんだ料理を食べます。お祝いにふさわしい食べ物として料理に使われるのが、「縁起物」や「旬」の食べ物です。たとえば、魚料理も代表的な縁起物のひとつとされており、端午の節句ではちらし寿司などで魚を使うケースを多く見受けられます。

ここからは、端午の節句で食べられている食材を見ていきましょう。おすすめの料理も紹介するので、端午の節句をお祝いする際の参考にしてください。

筍(たけのこ)料理

端午の節句の代表的な食べ物に、「筍料理」があります。筍は大きく真っすぐに成長するという特性から、「こどもの成長を祈願する」縁起のよい食べ物として、お祝いの料理に取り入れられてきました。また、筍は5月が旬であることも、端午の節句の料理に使われる理由に挙げられます。

筍にはさまざまな調理方法がありますが、端午の節句では、煮物にしたり炊き込みご飯にしたりするのがおすすめです。

鰹(かつお)料理

5月5日の端午の節句では、5月を旬とする食べ物も好まれる傾向があります。そのひとつとして、鰹を使った料理があります。鰹には、「かつ」という文字が含まれており、縁起がよいとされています。

また、「勝つ男」と語呂合わせできることから、男の子の成長を祈願する端午の節句にふさわしい縁起物とされてきました。端午の節句のメニューとして取り入れる際には、かつおのたたきがおすすめです。 お子さまにはかつおの竜田揚げなどにすると食べやすいでしょう。

鯛(たい)料理

端午の節句に限らず、縁起物として好まれているのが、鯛料理です。たいは、「めでたい」と語呂合わせできることから、縁起のよいお祝いの定番料理として食べられています。また赤と白のカラーも、縁起がよいと言われる理由のひとつです。

鯛には華やかなイメージもあるため、ご家族が集まってお祝いをする食卓にも映えるでしょう。端午の節句では、鯛のかぶと煮や塩焼き、鯛めしがおすすめです。

鰤(ぶり)料理

鰤は出世魚で、古くから縁起のよい食べ物として親しまれています。出世魚とは、成長する段階で名前が変化する魚の名称です。鰤は、ワカシ、イナダ、ワラサというように、成長に合わせて呼び名が異なります。

このような出世魚は、「出世」や「活躍」を祈願する縁起物とされているため、男の子のお祝いで食べるケースが多い傾向です。

鰤にはさまざまな調理方法がありますが、鰤の照り焼きや鰤大根といったメニューは、お子さまも食べやすく端午の節句の食卓にもピッタリです。

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端午の節句の食べ物|地域によっても違うお菓子

端午の節句の食べ物|地域によっても違うお菓子

端午の節句の代表的なお菓子に、柏餅やちまき、草餅などがありますが、地域ごとでも違いがあります。ここからは、地域ごとに用意される代表的なお菓子を見ていきましょう。お菓子の意味や由来についても紹介します。

北海道や青森県「べこもち」

白黒2色のカラーが特徴的なべこもちは、北海道や青森県を中心に、端午の節句の定番として親しまれています。べこもちは、黒砂糖を混ぜてつくられたお餅で、「牛」のカラーと同じであることから、牛(べこ)と呼ばれるようになったといわれています。

また、米粉を使用していることから、「べいこ」と名付けられたという説もあります。最近では、色や形のバリエーションが増えており、いろいろなべこもちが楽しまれています。

山形県「笹巻」

端午の節句の定番ともいわれている「ちまき」を笹で巻いたのが、「笹巻」と呼ばれるお菓子です。山形県を中心に端午の節句で食べる風習がありますが、同じ山形県でも、地域によって作り方が異なることがあります。笹巻は、きな粉と砂糖、またはきな粉と黒蜜をかけて食べるのが一般的な食べ方です。

長野や岐阜県「朴葉巻」

朴(ホオ)の木の葉にお餅を巻き、蒸し上げて作ったお菓子を朴葉巻と呼びます。朴の木には抗菌効果があることから、長野県や岐阜県を中心とした地域では、昔から食器の代わりとして使用されていたそうです。朴葉巻は朴の若葉を使用するため、木の葉のよい香りを楽しめます。

新潟県「笹団子」

笹団子は、新潟県を中心とした地域で端午の節句に用いられるお菓子です。笹団子は名前のとおり、笹の葉で包まれたお餅を指します。お餅の中にはあんが入っており、食べると厄を払う効果があるとして、地域では広く親しまれているお菓子です。お祝いだけでなく、地域の銘菓としても販売されています。

徳島県「麦団子」

大麦の粉でお団子を作り、山帰来という植物の葉で包んだお菓子を「麦団子」と呼びます。麦団子は、徳島県を中心に端午の節句で食べられているお菓子です。端午の節句の時期が稲刈りの時期であることから、収穫した小麦でお団子を作り、こどもの成長を祝ったのが由来とされています。

長崎県「鯉生菓子」

長崎県を中心とした地域で、端午の節句の伝統菓子とされているのが、練り切りを使った「鯉生菓子」です。鯉生菓子は、本物の鯉に似せて作られています。上流へ向かっていく特性から鯉は縁起のよい魚とされており、こいのぼりなどと同じように男の子の成長を祈願する縁起物とされるようになりました。

宮崎県「鯨ようかん」

宮崎県を中心とした地域では、米粉で餅を作り、その中にあんを詰めて蒸したお菓子を「鯨ようかん」と呼びます。鯨ようかんはもちもちとした食感が特徴の銘菓です。賞味期限が短いことから、「さしみ」と呼ばれることもあります。 鯨のように大きく成長してほしいという願いを込めて、地元で食べられているお菓子です。

鹿児島県「あくまき」

あくまきは「ちまき」の一種であり、鹿児島県を主流として親しまれているお菓子です。その名前のとおり、灰汁に漬けたもち米を使用するため、濃い茶色のカラーが特徴となっています。外側には灰汁で漬けた竹の皮を使用しているので、ほんの少し苦さの残る独特な味わいです。

沖縄県「ちんびん・ぽーぽー」

沖縄県では端午の節句に「無病息災」を願うお菓子として、「ちんびん」や「ぽーぽー」という食べ物が用意されます。「ちんびん」は小麦粉に砂糖を混ぜたものを薄く焼いたお菓子ですが、販売しているお店や作る人によって味はさまざまです。「ぽーぽー」は、小麦粉とアンダンスーを使って作られた伝統菓子を指します。

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端午の節句をお祝いしよう!おすすめの祝い方

端午の節句をお祝いしよう!おすすめの祝い方

端午の節句をお祝いする際に、何を用意すればいいかという点に加えて、お祝いする日程の決め方についても気になる方も多いようです。端午の節句は四季を彩る五節句のうちのひとつなので、できればお祝いに適している日にちを考慮した上で、お子さまをお祝いできるとよいでしょう。

また、お祝いの日にちが決まったら行事食の準備とともに記念撮影もしておくとお子さまの成長を年々残せます。

お祝いをする日にちの選び方

端午の節句をお祝いする際は、なるべくなら縁起のよい日を選びたいものです。端午の節句は5月5日の当日、または前日の夜にお祝いするのがよいとされています。 しかし、ご家族の予定が合わないなどで、当日や前日に食事会を開けない場合もあるでしょう。祖父母と一緒にお祝いをするなど、食事会の人数が増えるほど、予定を合わせにくいものです。

そういった場合には、端午の節句の前後10日を目安として、食事会の日にちを決めるとよいでしょう。最近は六曜にはとらわれず、ご家族の予定を優先する傾向にあります。もし、六曜を参考にする場合には、以下をチェックしておくとよいでしょう。

〈六曜の一覧〉

大安 (朝)吉(昼)吉(夕)吉
友引 (朝)吉(昼)凶(夕)吉
先勝 (午前)吉  (午後)凶
先負 (午前)凶 (午後)小吉
赤口 (朝)凶(正午)吉(夕)凶
仏滅 (朝)凶(昼)凶(夜)凶

上記は、六曜の中でよいとされる順に明記しています。六曜を参考にする場合、仏滅を避けてお祝いの日にちを決めるとよいでしょう。

赤ちゃんの食べ物はどうしたらいいの?

端午の節句で縁起がよいとされる食べ物の中には、赤ちゃんの離乳食に使えない食材もあります。そのような場合は、無理に縁起物を取り入れずに、普段の離乳食でお祝いしても構いません。

たとえば、野菜のペーストで離乳食を彩ったり、野菜をこいのぼりの形にしたりなど、普段食べている食材でお祝いできる方法を考えましょう。食べられるものの中でも、鮮やかな色の食べ物を選べば、華やかな離乳食のプレートでお祝いできます。

お子さまの節目に記念撮影もおすすめ

端午の節句は男の子の成長を祈願するものですが、お子さまの節目でもあります。ご家族にとっても楽しい行事となるため記念写真撮影をしておくのもおすすめです。端午の節句で記念に残る写真を撮りたいと考えるママパパは、和装での撮影もおすすめです。

ご自宅でのセルフ撮影はもちろんですが、フォトスタジオなどを利用すると、さまざまな衣装やセットでの撮影が可能です。節目となる機会にステキな記念写真を残したいママパパは、ぜひフォトスタジオを利用するとよいでしょう。

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桃の節句・端午の節句

端午の節句の記念撮影はスタジオアリスで!

端午の節句の記念撮影はスタジオアリスで!

端午の節句では、祖父母や親族を集めお子さまの成長をお祝いすることも多いでしょう。健やかに成長してほしいというママパパの気持ちとお子さまの歩みを、ぜひ写真というカタチで残しましょう。

スタジオアリスでは、端午の節句にぴったりな撮影プランをご用意しています。スタジオでの写真撮影に迷っているママパパは、ぜひスタジオアリスの撮影プランをご利用ください。

鎧兜や刀と一緒に節句ならではの撮影を!

スタジオアリスでは、鎧兜や刀といった伝統的なお飾りと一緒にお子さまを撮影できます。端午の節句は、古くから伝わる男の子の伝統行事です。豪華なお飾りと雰囲気のある衣装でステキな一枚を撮影しましょう。

また、スタジオアリスは衣装のラインアップも豊富に揃えております。金太郎や桃太郎、羽織やタキシードといった端午の節句にぴったりな衣装をご用意し、端午の節句ならではの写真を撮影します。

(参考:『桃の節句・端午の節句』)

初節句におすすめ「55コレ」

初節句におすすめ「55コレ」

端午の節句のお写真を特別な形で残したいママパパには、「55コレ」がおすすめです。55コレは、初節句を迎えるお子さまにおすすめのコレクションです。ご自宅用におすすめの「シンプル」、祖父母へのプレゼント用のアイテムなどが付いた「スタンダード」、ボリューム満点の「スペシャル」の3つのプランから、ママパパがお好きなプランを選択できます。

端午の節句をテーマにした、菖蒲の花や兜のかわいいイラストがデザインされた「増えデジプリント」でお子さまの成長の記録を残してみてはいかがでしょうか。

(参考:『55コレ』)

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まとめ

まとめ

端午の節句では、特別な食べ物でお子さまをお祝いします。その中には「縁起物」や「旬」が含まれており、それぞれに意味や願いが込められています。

食べ物に込められた意味や願いを確認しながら準備することで、より端午の節句のお祝いが感慨深いものとなるのではないでしょうか。

お子さまの成長の節目でもある端午の節句は、ご家族で記念写真を撮っておくのもおすすめです。スタジオアリスでは、端午の節句にふさわしい衣装やお飾りをご用意しています。ステキなお写真をお子さまの成長の記念として残したいママパパは、ぜひスタジオアリスをご利用ください。

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