お宮参りのご祈祷は必須?ご祈祷に込められた意味や料金について|こども写真館スタジオアリス|写真スタジオ・フォトスタジオ
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お宮参りのご祈祷は必須?ご祈祷に込められた意味や料金について

お宮参りは、赤ちゃんが生まれて1ヶ月を過ぎた頃におこなわれる日本伝統の行事です。お宮参りは神社に参拝するのが一般的ですが、ご祈祷は必ず受けなければならないのでしょうか。
そこで今回は、お宮参りではご祈祷をしてもらったほうが良いのかを、ご祈祷に込められた意味と合わせてご説明します。これからお宮参りを予定している方はぜひ参考にしてください。
お宮参りに込められた意味とは

そもそも、「お宮参りは生後1ヶ月を過ぎた頃におこなうもの」という認識はあっても、お宮参りのご祈祷の本来の意味をご存知の方は少ないのではないでしょうか?
お宮参りとは、赤ちゃんの健やかな成長や長寿を祈っておこなわれる行事のことを指します。医療が十分に発達していなかったために赤ちゃんの死亡率が高かった時代、神社でご祈祷することで「神様からの加護」を受け、元気に成長できるようにという祈りを込めて始まったとされています。
また、お宮参りは赤ちゃんが無事に生まれたことの感謝や赤ちゃんを守ってくれる神様への挨拶という意味も兼ねています。そのため昔は氏神(うじがみ)様という、赤ちゃんの生まれた土地を守ってくれる神様の祀られている神社でしかお宮参りはおこなわれていませんでした。
お宮参りのご祈祷をしなくても大丈夫?

お宮参りは基本的にはご祈祷をしてもらうのが望ましいです。しかし、天候が悪かったり神社が混雑していたり、時間がないなどさまざまな理由でご祈祷をしてもらうのが難しいというケースはあるでしょう。
そこで、ご祈祷なしでおこなうお宮参りの方法を2つご紹介します。ご祈祷をしてもらうお宮参りにこだわらず、ご家族の都合に合わせて適した方法を選びましょう。
ご祈祷なしの参拝方法
まず1つ目は、ご祈祷はせず神社に行って参拝だけおこなう方法です。最寄りの神社で参拝をした場合は、短い時間で済むので赤ちゃんやママに負担がかかりません。
お宮参りの参拝は「二礼二拍手一礼」。通常の参拝方法と変わりませんが、以下で手順を確認しておきましょう。
- 神前で二度深く、丁寧にお辞儀する
- 胸の前で両手を合わせ、ほんの少し右手を下におろして二度拍手を打つ。拍手し終わったら右手は戻す
- 胸の前で両手を合わせてお祈りする
- 最後にもう一度お辞儀する
写真撮影だけおこなう
2つ目は、神社に行かず写真撮影だけおこなう方法です。お宮参り本来の「神様の加護を受ける」「挨拶をする」という意味はなくなってしまいますが、赤ちゃんの成長を記録に残すという意味で、写真撮影だけおこなうご家族も増えてきています。
屋内スタジオであれば天候や気温は関係ないので、赤ちゃんやママへの負担も少なくて済みますし、1ヶ月を過ぎた頃の赤ちゃんを記念に残しておくには、良い思い出になるのでおすすめです。
また、祖父母に撮影した写真をプレゼントすれば思い出を共有でき、親戚や知人に赤ちゃんが生まれたことの報告としても利用できるでしょう。
お宮参りのご祈祷で発生する料金

お宮参りのご祈祷には、初穂料と呼ばれる祈祷料がかかります。当日バタバタしなくて済むように、以下を確認して事前に準備をしておきましょう。
ご祈祷の料金
ご祈祷の料金は、神社によって異なります。大きな神社であればホームページに記載されていることが多いので、事前にチェックしてみると良いでしょう。
しかし、小さい神社ではホームページがなく、電話で問い合わせても「お気持ちで結構です」と言われてしまうことがあります。「お気持ちで」と言われたときは、5,000円~1万円を目安に納めるようにしましょう。基本的には、5,000円で問題ないことがほとんどですが、実家や義実家の地元の神社であれば、祖父母に聞いてみるようにしましょう。
初穂料は、紅白の蝶結びの水引がついているのし袋に入れて納めます。ただし、神社によっては白封筒や茶封筒など、形式が決められているところもあるので、料金とともに事前に確認しておきましょう。のし袋の表面の上部には「初穂料」か「御初穂料」と書き、下部には赤ちゃんの名前を書きます。ご祈祷の際に呼び間違えられてしまう可能性もあるので、赤ちゃんの名前にはふりがなをふっておきます。
事前に予約できるのであれば予約しておく
お宮参りをする神社を決めた後は、事前に予約をしておきましょう。人気がある神社の場合は数ヶ月先まで予約が埋まっていることもあり、ご祈祷をおこなっている曜日や時間が決まっている神社もあります。
また、事前予約が不要でも受付が午前のみというケースもあります。神社に行ってからご祈祷を受けられないということのないようにするためにも、事前に確認と予約をしておきましょう。
お宮参りの一般的な流れ

お宮参りのご祈祷はどのような流れでおこなわれるのでしょうか?以下でお宮参りの流れや、どのタイミングでご祈祷をおこなうのかをご紹介します。
- 1.鳥居
- 鳥居をくぐるところから参拝は始まります。鳥居の前では中央から少し右か左に寄り、一礼してからくぐります。
- 2.参道
- 参道も中央を歩くことは避けましょう。参道の中央部は「正中」という神様の通り道なので、端を歩くのがマナーです。
- 3.手水舎
- 本殿に向かう前に、手や口を清めましょう。右手で柄杓を持って左手をすすぎ、左手に持ち替えて右手をすすぎます。再度右手で柄杓を持って左手に水を溜めたら、その水で口をすすぎ、左手をもう一度すすいで、柄杓を立てて柄を清めます。柄杓を柄杓置きに伏せて置けば終了です。
- 4.受付
- 社務所や総合受付など、お宮参りの受付窓口で申請用紙に記入して受付をしましょう。初穂料はここで納めます。
- 5.待合室
- ご祈祷までの時間は、待合室で過ごします。授乳やオムツ替えは、待合室で済ませておきましょう。ただし、授乳スペースやオムツ替えスペースが用意されていない待合室もあります。事前に確認しておくとスムーズでしょう。
- 6.祈祷
- 家族みんなでご祈祷を受けましょう。
- 7.授与物の受け取り
- 神社によって異なりますが、ご祈祷後にはお札やお守り、お食い初めの器一式などを用意してくれるところもあるので受け取ります。
ご祈祷の基本的な流れ

ご祈祷をおこなう際、基本的な流れは以下のようになります。
- 1.昇殿(しょうでん)
- 待合室でご祈祷の準備が整うまで、待機します。順番が来たら、神職の方の案内に従って社殿に移動します。
- 2.修祓(しゅばつ)
- 神様をお招きする前に、ご祈祷をする人の心身を清めます。神職の方が穢れを清める祓詞(はらえことば)を述べ、大麻(おおぬさ)などで参拝者を祓い、穢れを除きます。
- 3.祝詞奏上(のりとそうじょう)
- 修祓の後は、祝詞奏上に移ります。神様を称え、ご加護をお願いします。
- 4.御神楽(おかぐら)
- 巫女により御神楽がおこなわれます。雅楽に合わせ巫女が舞い、神様に楽しんで頂く意味があります。
- 5.玉串奉奠(たまぐしほうてん)
- 榊などの枝を紙垂(しで)や木綿で巻いたものが玉串です。神様に対しての供物的な意味があり、玉串に祈りを乗せて神様に捧げます。
- 6.神職挨拶・神酒拝戴(しんしゅはいたい)
- 参拝する神社によっては、神職の方に合わせ拝礼をします。報鼓が鳴らされご祈祷は終了します。その後、盃に入った神酒を飲みます。お酒が飲めない人は飲む仕草で問題ありません。
お宮参りのご祈祷を受けるときの注意点

お宮参りのご祈祷を受けるときには、いくつかの注意点があります。代表的な3つの注意点をご紹介するので、参考にしてください。
赤ちゃんがぐずってしまった際の対策
ご祈祷中、赤ちゃんがぐずってしまう可能性があります。立ってあやすことも難しいので、赤ちゃんの気をそらせるためにも音の出ないおもちゃを用意しておくと良いでしょう。
気温の変化への対策をしておく
ご祈祷をおこなってもらう際、気温の変化に対応できるように準備をしましょう。時期によってご祈祷をおこなう本殿や社殿内の気温が、暑いことや寒いこともあります。暑い時期ではハンディクーラーや保冷シート、寒い時期ではブランケットなどを用意しておくと良いでしょう。
赤ちゃんやママの体調には注意する
1ヶ月を過ぎた頃の赤ちゃんはまだ体力がありませんし、産後のママの体調もまだ本調子ではなく、安定していないことがあります。特に赤ちゃんにとって、お宮参りは生後初めての外出となるケースがほとんどなので、十分注意を払ってお宮参りをおこないましょう。
もし少しでも赤ちゃんやママの体調が悪くなったら、無理にお宮参りをせず体調が万全なときにおこないましょう。
ご祈祷の有無関係なしに、お宮参りを良い思い出に

お宮参りのご祈祷は、神様への感謝や挨拶、加護を受けるためにおこなわれる行事です。しかし、事情がある場合はご祈祷なしのお宮参りでも問題ないとされています。今回ご紹介したご祈祷なしのお宮参りの方法を参考にして、無理のない範囲で、みんなが幸せな気持ちになれる方法を選びましょう。
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