3歳の夏は浴衣で思い出を！夏の和装の種類と選び方のポイント

お子さまが3歳を迎えたのなら、お祭りや花火大会などの夏のイベントに浴衣を着させてあげてはいかがでしょうか。まだ幼いお子さまに、浴衣を着付けるのは大変そうと思うママパパも多いでしょうが、ちょっとしたポイントを押さえて選べば、お子さまも意外と嫌がることも少ないようです。

そこでこの記事では、3歳のお子さま向けの浴衣の選び方や基礎知識について紹介します。浴衣を着るだけで、夏らしい雰囲気はグンッとアップします。ぜひ、お子さまにも浴衣を着せ夏のステキな思い出を彩りましょう。

「うちの子は活発だし、浴衣なんて着るのを嫌がりそう」など、3歳のお子さまに浴衣を着させるにあたって、悩んでいるママパパもいるでしょう。

しかし3歳で浴衣を着させることには、さまざまなメリットがあります。ここでご紹介するメリットに引かれたのであれば、ぜひ浴衣を検討してみてください。

浴衣をはじめとした和装は日本の伝統的なものであることから、お子さまにもその文化に「触れさせてあげたい」と思うママパパは多いでしょう。しかし一般的な衣服に比べて、お値段やお手入れの面で「手を出しづらい」と悩むママパパも少なくありません。

実は、和装の中でも浴衣はかなりお手頃かつお手入れも簡単です。さらに3歳向けのものであれば、じっとしていられないお子さまを想定して作られているため、比較的安く、お手入れのしやすい素材で作られている傾向にあります。

逆にお子さまが大きくなるにつれてお値段も上がり、浴衣はより手を出しづらいものとなってしまうでしょう。「和装を着させてあげたい」と考えているのであれば、お子さまが小さなうちがおすすめです。

3歳といえば初めての七五三を迎えますが、七五三の際に着物を着せようと考えているのであれば、先に浴衣で和装の経験をさせてあげるのがおすすめです。

七五三でいきなり着物を着させようとすると、慣れない和装を嫌がったり、ぐずったりしてしまうお子さまもいます。浴衣で和装に慣れることで、着物に対する抵抗が少なくなるでしょう。

お子さまが浴衣に気分をよくしているようであれば、「これができるともっとステキなお兄ちゃん（お姉ちゃん）に見えるよ」などと声をかけ、以下のような和装ならではの注意点を教えてあげましょう。七五三でのトラブルを避けやすくなります。

• ・立ち上がるときや階段で裾を踏まないようにする
• ・歩幅は少し小さめにする
• ・着崩れ防止のため、しゃがみ込まない、襟を広げようとしない

3歳のお子さま用の浴衣は、古典的なスタイルの浴衣だけではありません。1枚の布ではなくセパレート式になっていて着付けが簡単なものであっても、多くのデザインから選べます。

いかにも浴衣らしいデザインのものもあれば、和洋折衷の現代的なデザインのものもある他、楽さを重視するのであれば甚平を選ぶのもよいでしょう。

現代ではさまざまな用途や好みに合わせた浴衣が簡単に手に入るため、3歳のお子さまであっても体格や性格に合ったものを選んであげれば、大きなストレスなく浴衣を着こなせるでしょう。

3歳のお子さまに浴衣を着させてあげたいと考えているのであれば、まずは大まかな種類選びから始めましょう。ここでは一般的な浴衣の他、セパレート浴衣や浴衣ドレス、さらには甚平について見ていきます。ぜひ、我が子にぴったりの浴衣を見つけ、夏の雰囲気を盛り上げましょう。

浴衣といえばこれというイメージのオーソドックスな浴衣は、もともとは入浴の際、それから湯上りに着るための和装です。そのため着物に比べると着付けが楽であり、身動きも取りやすいでしょう。

とはいえ、きっちりと着付けないと着崩れしやすいなど、現代的に改良された浴衣に比べると、少し手間がかかります。

3歳向けの浴衣であっても色柄はバラエティーに富んでおり、古典柄やモダンなものもあれば、キャラクターものまで選べるため、個性ある着こなしが楽しめるのがポイントです。

セパレート浴衣には、浴衣の上下が分かれるタイプのものと、ワンピースに上衣を羽織るタイプのものがあります。どちらも簡単に着付けられるほか、帯をきつく締める必要がないため、3歳のお子さまであっても長時間着用しやすいのがポイントです。

より動きやすいのは上下が分かれるタイプのセパレート浴衣のため、活発なお子さまにはこちらをおすすめします。一方、ワンピースタイプのセパレート浴衣は、普段着としても着回しやすいでしょう。

なおセパレート浴衣は女の子向けのものが中心であり、男の子向けの販売はあまり多くありません。結果としてデザインの幅が少し狭くなり、どちらかというと古典的な色柄デザインのものが多く見られます。

浴衣ドレスとは、裾がスカート風に広がっている浴衣のことを主に指します。レースやリボンがあしらわれていて洋風の要素が強いデザインのものあれば、古典的な和柄デザインで和モダン要素が強いデザインもあり、お子さまやママパパの好みに合わせて選べるでしょう。

和洋折衷であるからこそ、草履やげたでなく、お子さまが履き慣れたサンダルとのコーディネートでもマッチしやすいのもメリットです。

なお浴衣ドレスには一体型ワンピースタイプのほか、上下で分かれたり、ワンピースに上衣を羽織ったりするセパレートタイプのものがあります。

上下が分かれているほか、下がズボン式であることから洋服と大きく変わらない甚平は、動きやすく、浴衣に比べると軽いこともあり、着やすさはダントツでしょう。

甚平といえば男の子用の簡易的な和装というイメージがありましたが、最近では女の子用の甚平も増えています。和装らしさは少し減ってしまいますが、浴衣を着るときといえば、おそらく夏祭りや花火のときなど楽しいイベントのときでしょう。楽しい思い出づくりを優先するのであれば、甚平はおすすめです。

3歳のお子さま向けに浴衣を用意するのであれば、ここでご紹介する買い方と選び方を押さえましょう。さまざまな観点から浴衣選びをすれば、お財布の面でも、お子さまのご機嫌の面でも、悩みが減るよいお買い物ができるでしょう。

3歳のお子さまであれば、まだまだその成長は著しく、3~4歳の1年間であっても身長は約7cm伸びると言います。

そのため今の身長にぴったりのサイズで購入しては、来年にはもう着られない恐れがあるでしょう。毎年買い替える予定がない限りは、ワンサイズ上を購入するのがおすすめです。

なおワンサイズ上のものを選ぶと、どうしても裾が長くなってしまって危ないため、浴衣の裾上げは必ずしましょう。場合によっては肩上げや腰上げも検討してみてください。

3歳ごろのお子さまにとって、じっとしていることは困難です。着付けに長時間かかっては、それだけで気分を損ねてしまう可能性があります。着付けた後に関しても、走り回ったり、疲れてしゃがみこんだりしてしまうお子さまが一般的です。

そのため3歳のお子さまに選ぶのであれば、着付けしやすさ、動きやすさ、着崩れしづらさを重視するのが無難でしょう。基本的にはオーソドックスな浴衣よりも、セパレート浴衣や浴衣ドレス、甚平などがおすすめです。

ちなみにワンピースに上衣を羽織るタイプのセパレート浴衣は、上下が分かれるタイプよりも内側に熱がこもりやすいため、暑がりのお子さまには上下セパレートをおすすめします。

着用シーンに合わせた選び方とは、たとえば以下のようなものがあります。

• ・花火大会やお祭りなど人混みの多いイベント…見失いにくいように目立つ色柄にする
• ・外食や写真撮影など比較的短時間で済むもの…店舗や背景セットに合わせてオーソドックスな浴衣やシンプルな浴衣ドレスなど

写真撮影など、比較的しっかりとした格好をしなくてはいけないときには、ワンピースに上衣を羽織るタイプのセパレート浴衣もおすすめです。撮影中をはじめピシッとしていないといけないときには上衣を羽織らせ、終わったあとは脱がせることで、お子さまに負担をかけません。

「もったいないので普段でも着用させたい」と考えているのであれば、甚平がおすすめです。夏の普段着として、もしくはパジャマとしても活用できます。

3歳以降のお子さまについて、浴衣の目安サイズ表を用意しました。

こちらは平均身長と体格に合わせた目安サイズ表です。年齢や対応身長に関してはあくまで目安と考え、お子さまの体形や身長の伸び率などを加味し、ワンサイズ上の浴衣を選ぶことをおすすめします。

３歳のお子さま用に浴衣を用意し、着させるのであれば、いくつかの浴衣ワードを押さえておくとよいでしょう。基礎知識として覚えておくことで、購入や手入れの際に戸惑いが少なくなります。また周りのママパパに浴衣について相談するときにも、内容を共有しやすいでしょう。

「おはしょり」とは、着付けたときにちょうど帯の下に平行に出る見￥布の部分のことを言います。腰の部分で浴衣を折り返し、帯の下に出すことでおはしょりは作られますが、作る理由は丈を調整するためと、見栄えをよくするためです。

オーソドックスな浴衣でない限り、基本的におはしょりに関して気にする必要はないでしょう。

「へこ帯」と「角帯」は、どちらも男性用の帯です。へこ帯はカジュアルシーンにのみ用いられますが、角帯はフォーマルからカジュアルシーンまで幅広く用いられます。

浴衣はどちらかというとカジュアルシーンに適した和装であるため、どちらの帯を選んでも差し支えないことがほとんどでしょう。

「肩上げ」とは、和装の袖丈（裄）をちょうどよいサイズに調整するため、肩部分を縫い合わせることを言います。一方、「腰上げ」は、裾丈をちょうどよいサイズに調整するため、腰部分を縫い合わせることです。

裾丈の調整であれば裾上げも可能ですが、どちらの方法を選ぶかは浴衣のデザインによります。

「しじら」とは、織物の織り方の一種です。シボと呼ばれる凹凸がよく目立つ織物で、浴衣や甚平によく用いられるため、その名前を知らなくても見たことがある方や着たことがある方は多くいます。

軽さや通気性の高さが特徴です。中でも有名なものには、徳島県の伝統工芸品でもある「阿波しじら織」があります。

「絞り浴衣」とは、絞り染めという技法で染められた生地を使って作られた浴衣を指します。絞り染めにはさまざまな技法がありますが、伝統工芸とされる「有松絞り」を代表に、憧れる方も多くいるでしょう。

絞り浴衣全体の特徴としては、凹凸ある立体感から生まれる高級感や清涼感が魅力です。また、絞りの技術によって生まれた高級感もあり、肌触りのやわらかさも特徴です。

3歳のお子さまの浴衣姿は、普段着とは異なり、かわいらしくステキなものです。どこか大人っぽさも感じられるその姿を記念に残したいと考えているのであれば、ぜひスタジオアリスをご利用ください。スタジオアリスでは、衣装をレンタルしているだけでなく、持ち込みにも対応しております。

スタジオアリスでは、7歳ごろまでであれば、浴衣や着物といった和装の持ち込みを歓迎しております。さらには着付けに関しても無料サービスで提供しているので、「せっかくだから本格的な浴衣を購入したいけど、着付けができるか不安……」といったケースでもご安心ください。

なお、浴衣や着物に合わせた小物の持ち込みももちろんOKですが、小物のみのレンタルも可能です。小物だけでなく背景セットもさまざまあるため、写真撮影そのものがお子さまも楽しめる夏のイベントになることでしょう。

また、3歳のお子さまの七五三撮影もスタジオアリスにお任せください。スタジオアリスでは、複数の商品をまとめてお得に購入できる「七五三セット」をご用意しております。

衣装・着付け・ヘアセット・撮影・商品が全て含まれており、「シンプル」「スタンダード」「スペシャル」の3つのプランからお選びいただけるのがポイントです。

「シンプル」はご自宅に飾ったり、思い出を残したりするのに最適です。「スタンダード」「スペシャル」では、祖父母や親戚へのプレゼントにぴったりなアイテムも選べます。

（参考： 『スタジオアリスの七五三』)

スタジオアリスでは着物やドレス、タキシードなど、約500着もの撮影用衣装をご用意しています。その数は業界最大級です。中にはディズニーキャラクターや、ポケモンキャラクターをモチーフとした衣装もあります。

撮影用衣装は何着着ても原則無料です。「せっかくなので浴衣以外でも記念写真を残したい」という際には、ぜひお気軽にお声がけください。

（参考： 『衣装を探す』)

スタジオアリスでは、感染症対策をはじめ、さまざまな観点から安全面への配慮を徹底しています。お子さまが着用されるブラウスやシャツ、襦袢やタイツ、靴下といったものは使用ごとに洗濯。足袋については、お子さまごとに専用のものを用意し、撮影後はプレゼントしています。

設備や器具の消毒や、換気も随時行う他、スタッフの健康管理や手指の消毒も徹底しているため、小さなお子さまでも安心してご来店いただけます。

（参考： 『スタジオアリスの安心安全への取り組み』)

3歳の夏の思い出づくりには、浴衣はぴったりの衣装です。しかし、まだまだじっとしていることが難しい3歳のお子さまです。長時間の着用になるようであれば、オーソドックスな浴衣よりもセパレート浴衣や甚平などが無難かもしれません。

もしも「きちんとした浴衣や和装で我が子の大人っぽいところを記念に残したい」と考えているのであれば、プライベートではなく、フォトスタジオでの写真撮影がおすすめです。

スタジオアリスであれば和装のレンタルおよび着付けにも対応しています。とっておきの一枚を思い出として残す際は、ぜひスタジオアリスにお任せください。

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