初穂料は連名でもOK?お子さまの行事で役立つマナーを解説|こども写真館スタジオアリス|写真スタジオ・フォトスタジオ

お宮参りでのご祈祷

初穂料は連名でもOK?お子さまの行事で役立つマナーを解説

初穂料は連名でもOK?お子さまの行事で役立つマナーを解説

お子さまの節目のお祝い行事では、神社やお寺に出向きご祈祷を受けることがあります。その際に必要になるのが「初穂料」です。ごきょうだいのいるご家庭では、お子さま全員が一緒に祈祷を受ける場合もあります。その際、初穂料は連名にしても問題ないのでしょうか。

そこでこの記事では、お子さまの行事で渡す初穂料は連名で書けるのか、のし袋への書き方や渡す際のマナーなどを紹介します。お宮参りや七五三などの際の初穂料についてお悩みのママパパは、ぜひ参考にしてください。

目次
初穂料は連名にしてもいい?
初穂料を連名にするケース
初穂料を連名にする|のし袋の書き方
初穂料を連名にする|お渡しする際のマナー
初穂料に関するQ&A
お子さまの行事で初穂料以外に準備すべきこと
お子さまの行事の写真撮影はスタジオアリスで!
まとめ

スタジオアリスの
お宮参り(ニューボーンフォト)

初穂料は連名にしてもいい?

初穂料は連名にしてもいい?

お子さまが一人の場合、初穂料にはお子さま一人の名前を書きます。しかし、お子さまが双子の場合や、ごきょうだいが一緒のタイミングでご祈祷を受けるケースもあるでしょう。そのような際に、連名にしてもよいのか悩んでしまうこともあるでしょう。

まずは、初穂料は連名で書けるのか、その際の金額について見ていきましょう。

神社やお寺によって異なるが基本的にはOK

初穂料を連名にできるかどうかは、神社やお寺によって異なりますが、連名にしてはいけないという決まりはありません。これは、お子さまだけでなくママパパやご家族全員でご祈祷を受ける場合も同様です。

ごきょうだいなど複数人のご祈祷をお願いする場合は、連名で初穂料を渡してもよいかを事前に神社やお寺に確認しておくと安心です。

なお、ご祈祷では、祈祷後に記念品などをいただく場合があります。初穂料を連名にすること自体は問題なくても、記念品などが一人分しかいただけないこともあるため注意しましょう。

連名にした際の初穂料の金額

連名で初穂料を渡す場合の金額は、「一人当たりの初穂料×人数分」が基本です。初穂料が5,000円で、ご祈祷を受けるお子さまが2人の場合は、初穂料は1万円です。3人以上のお子さまが受ける場合も、同じように計算しましょう。

神社やお寺によっては、ごきょうだいでご祈祷を受ける場合の金額を設定しているところもあるようです。連名で初穂料を渡せるかの確認の際に、金額も確認しておきましょう。

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初穂料を連名にするケース

初穂料を連名にするケース

初穂料を連名にするタイミングは、お子さまが小さい間だけではありません。大きくなってからも、大人になってからもあります。ここでは、初穂料を連名にするケースをいくつか見ていきましょう。

同じ名字のごきょうだい

お子さまがまだ独立していない、結婚していない間は、同じ名字のごきょうだいとして名前を書きます。

その場合は、右側から年の順に名前を書き、それぞれ姓名で記載しましょう。例えば、お子さま2名の場合は右から鈴木太郎・鈴木花子、3名の場合は右から鈴木太郎・鈴木花子・鈴木次郎というように明記します。

結婚していなくても、お子さまご自身で生計を立てている場合は、連名ではなくそれぞれで初穂料を用意するのが一般的です。

結婚して異なる名字のごきょうだい

結婚して名字が変わった場合は、基本的には「初穂料を別で用意する」のが基本です。これは、ごきょうだいが2人、結婚しているお子さまが一人だった場合も、連名にはせず別で用意するのがマナーです。

神社やお寺によっては、名字が違っていても連名の初穂料を受け取ってもらえるところもあるようです。その場合は、名字が同じごきょうだいのように右から長子を明記し、それぞれの姓名を記載しましょう。

パパとお子さまで連名にする地域も

七五三などお子さまがご祈祷を受ける場合の初穂料は、お子さまの名前を書くのが基本です。しかし、地域によってはパパやママとお子さまを連名にすることもあるようです。

その場合の書き方は、右側にパパやママの姓名、パパやママの左側にお子さまの名前を明記します。注意点は、お子さまには名字が入らず、代わりに続柄が入ることです。例えば、長男であれば「長男 太郎」です。

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初穂料を連名にする|のし袋の書き方

初穂料を連名にする|のし袋の書き方

初穂料はのし袋に入れて渡します。のし袋には封筒タイプの簡易的なものもありますが、初穂料を包むのし袋は上包みと中袋で構成されているものを選びましょう。

ここでは、のし袋の上包み・中袋の書き方と、安産祈願、お宮参り、七五三それぞれの書き方を紹介します。

上包みの書き方

上包みは、中袋を包む「のし袋の表面」に当たる部分です。中央にある水引を境に上段・下段と分けられます。

上段に書くのは「初穂料」や「御初穂料」などの名目です。下段にはお子さまの姓名を記載しましょう。注意点は、どちらも中央に書くこと、お子さまの名前は名目よりも小さな字で書くことです。全体のバランスを意識しましょう。

中袋の書き方

中袋は、お金を入れる袋です。上包みと違い、表裏両方に記載します。

表面に書くのはお渡しする金額です。中央のやや上側に、大字(旧字体)を使って金額を記載します。初穂料を5,000円とする場合の書き方は「金 伍阡円」、一万円の場合は「金 壱萬円」です。

裏面には住所とお子さまの姓名を書きます。左下に縦書きで書き、できれば郵便番号から書くようにしましょう。

安産祈願の場合

安産祈願は、妊娠5カ月前後に赤ちゃんとママの健康と、無事に出産ができることを祈願する古くからある風習です。戌の日と大安が重なる日に多くの方が参拝されます。

安産祈願の場合は、上包みの目録は「初穂料」「御初穂料」「玉串料」、下段にはママパパの名前を書きます。夫婦連名の場合は右側に夫の姓名、その左側に妻の名前、もしくは姓のみとなるため注意しましょう。中袋に書く名前は、上包み同様連名もしくは姓のみで構いません。

お宮参りの場合

お宮参りは、生後1カ月前後に氏神様に赤ちゃんが無事生まれたことを報告する日本の伝統行事です。

お宮参りの場合は、上包みの目録は「初穂料」「御初穂料」、下段にはお子さまの名前を書きます。中袋に書く名前もお子さまです。

七五三の場合

七五三は、3歳・5歳・7歳に成長したことへの感謝とお祝いをする行事です。七五三は満年齢・数え年どちらでもできるため、ごきょうだいがいるご家庭では一生に行うことが多く、連名になる可能性が高い行事でもあります。

七五三の場合は、上包みの目録は「初穂料」「御初穂料」、下段にはお子さまの名前を書きます。中袋に書く名前もお子さまです。連名にする場合は、長子を右側に書きましょう。

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初穂料を連名にする|お渡しする際のマナー

初穂料を連名にする|お渡しする際のマナー

初穂料を渡すときにもマナーがあります。のし袋を選ぶところから始まり、文字を書く文具、お金の入れ方までさまざまです。お子さまのお祝いの節目ということで、マナーを心得た上で参拝ができるとよいでしょう。

のし袋はご祝儀用を使う

のし袋にはさまざまな種類があり、用途や金額によって使い分けることがマナーです。初穂料ではご祝儀用ののし袋を使います。水引は「紅白」のもの、結び方は「ちょう結び」を選びましょう。

ちょう結びには「何度繰り返しても喜ばしい」という意味があり、出産祝いや七五三、合格祝いなどに用いられます。

結婚式などに用いられるあわじ結びや結び切りは、一度だけのお祝いに用いられます。お子さまのお祝いは何度あっても喜ばしいことであるため、ちょう結びの水引を選ぶとよいでしょう。

筆ペンか毛筆で書く

のし袋は毛筆で書くのがマナーです。墨や筆を用意する必要はなく、筆ペンであれば問題ありません。筆ペンは濃い黒(濃墨)を選びます。グレーのような薄い黒(薄墨)は、香典に使われるため使用しないようにしましょう。この他、万年筆やボールペンなどの硬筆もマナー違反です。

近年ではサインペンが使われることもあるようですが、筆ペンがあればそちらを使用するようにしましょう。

「大字」で金額を書く

金額は大字(旧字体)を使います。数字の書き方はインターネットで調べられるので、分からない場合は確認しましょう。よく使われるものの書き方は以下の通りです。

1
2
3
5

3,000円の場合は「参阡円」、5,000円の場合は「伍阡円」、一万円の場合は「壱萬円」と記載します。また、金額の前に「金」を入れましょう。

金額は事前に確認しておく

初穂料の金額は、神社やお寺で設定されている場合があります。また、七五三やお宮参りなど目的によって金額が異なる場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。

ごきょうだいでご祈祷を受ける場合は「金額×人数」が基本です。ごきょうだいでご祈祷を受ける場合の初穂料が設定されていることもあるので、こちらも併せて確認しておきましょう。

なお、安産祈願やお宮参り、七五三の初穂料は、5,000円~1万円が相場です。

紙幣は肖像を表の上にして入れる

お金の入れ方や向きにも注意しましょう。中袋の表面(金額を書くほう)にお札の表(肖像のあるほう)がくるようにし、肖像が上になるように入れます。

肖像を下にした入れ方は、お葬式などの香典での入れ方になるため注意しましょう。お札を複数枚入れる場合は、お札の向きを揃えるようにします。

初穂料に入れるお札は、必ず新札にしなくてはいけないというわけではありません。しかし、初穂料は神様にお渡しするものです。できれば新札を用意するのが好ましいと言えるでしょう。また、新札を用意できない場合はなるべくきれいなお札を入れるようにしましょう。

のし袋は「ふくさ」に包んで渡す

ふくさは、初穂料やご祝儀、香典などのし袋や金封を包む布のことです。日本では、素手で贈呈品を渡すことは失礼だと考えられてきました。そのため、初穂料はふくさに包んで渡すことが一般的なマナーです。

また、ふくさは慶弔で色が使い分けられています。慶事ではピンクやオレンジの暖色系、薄紫など華やかな色を選びましょう。

初穂料をお渡しする際は、まずは神社などが用意している申込用紙を記入します。その後にふくさからのし袋を出し、のし袋をふくさの上に乗せ、相手に正面がくるよう向きを変えて渡しましょう。

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初穂料に関するQ&A

初穂料に関するQ&A

初穂料はお金に関することでもあるため、書き方や渡し方以外にも疑問に思うことが出てくるでしょう。神社やお寺へのご祈祷は頻繁にするものでもないため、分からないことがあるのは当然です。

お子さまのお祝いはお子さまが幼いうちは特に多くあるものです。早い段階で疑問を解決し、安心してお子さまの節目を迎えましょう。

初穂料とは?玉串料との違い

初穂料と玉串料はどちらも神さまにささげるものですが、使われるシーンが異なります。初穂料は、元々「その年に初めて収穫した作物」を指していました。現在では、ご祈祷への感謝の意を込めてお渡しします。

一方の玉串料は、元々「紙垂(しで)の付いた榊(さかつき)の枝」を指し、神前に奉納するものです。現在は、榊の代わりにお金を奉納します。

初穂料は感謝の意を込めるという点から、安産祈願やお宮参り、七五三だけでなく、交通安全祈願や厄除祈願などさまざまな場面で使用できます。

ただし、葬儀や通夜では使えません。お葬式では「玉串料」または「御榊料」などを使用しましょう。

初穂料を支払う人は?

お子さまの行事でお渡しする初穂料は、この人が支払うといった決まりはありません。安産祈願を含め、ママパパだけで出向く場合はママパパが用意しますが、祖父母が同行する場合は祖父母が用意することもあります。

また、地域やご家庭によってはお子さまの衣装代などをママ方の祖父母が用意し、初穂料と食事会の費用はパパ方の祖父母が用意するケースもあるようです。地域の風習、ご家族の考え方によってもマナーは異なるため、事前に確認しておくとよいでしょう。

初穂料を夫婦やご家族と連名にする場合は?

お子さまの行事以外にも、ご家族でご祈祷を受けることもあるでしょう。夫婦連名で初穂料をお渡しする場合は、右に夫の姓名、夫の左に妻の名を書きます。名字は夫のみ明記します。

ご家族全員の場合は、人数によって少し異なります。のし袋に書くのは3名までを基本とし、それ以上は別紙に全員の名前を書くのがマナーです。

3人家族であれば右からパパの姓名、その左にママの名前、ママの左にお子さまの名前を書きます。3名以上の場合はパパの姓名を書き、その左に「他家族一同」と記載しましょう。

のし袋は必ず必要?

のし袋を必ず使わなくてはならないというわけではありませんが、お祝い事の際の神聖な儀式ということで、のし袋に入れるのがマナーです。初穂料はご祈祷の際に祭壇に祭ることがあります。そのため、のし袋に入れないと受け取ってもらえない神社・お寺もあるようです。

中には現金のまま受け取ってくれる神社やお寺もありますが、できるだけのし袋に入れてお渡しするようにしましょう。

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お子さまの行事で初穂料以外に準備すべきこと

お宮参りや七五三などのお子さまの行事では、初穂料以外にも準備しなくてはならないものがあります。まずは、お子さまやママパパ、ごきょうだいなど参列者の衣装です。

また、ご祈祷が終わった後の食事会のセッティングも必要になります。これらは当日に用意できるものではないため、事前に準備しておきましょう。

お子さまの行事では、記念として写真撮影をするご家庭も多い傾向です。お宮参りはお子さまごとにタイミングが異なりますが、七五三は多くの方が同じタイミングとなります。七五三の時期は多くのフォトスタジオで混雑が予想されます。写真撮影を考えている方は、こちらも早めに予約をしておきましょう。

お子さまの節目となる行事の写真撮影は、フォトスタジオでの撮影がおすすめです。ママパパによるセルフ撮影となると、脚立を用意したりシャッターチャンスをうかがったりと、儀式に集中できないこともあるでしょう。

プロに任せることで、お子さまの儀式に集中できるだけでなく、写真の仕上がりも満足がいくものとなるでしょう。

お子さまの行事の写真撮影はスタジオアリスで!

お子さまの行事の写真撮影はスタジオアリスで!

お子さまの成長をお祝いする行事は、写真撮影をする絶好のタイミングです。スタジオアリスでは、お宮参りや七五三などの行事に合わせたプランを多彩にご用意しています。

それぞれの行事に合わせた衣装やセットもご用意しているため、お子さまの節目にピッタリの写真が仕上がるでしょう。

衣装を無料でレンタルできる

スタジオアリスでは、業界最大級の約500着の衣装をご用意しています。人気ブランドの衣装やディズニー衣装なども揃っており、基本的に何着着ても無料です。

下記URLでは、年齢・サイズ、種類やイベントを選択して衣装の検索が可能です。目移りしてしまいそうな豊富な衣装の中から、お子さまにぴったりの衣装をお探しください。

(参考:『衣装を探す』

笑顔のプロと楽しく撮影

小さなお子さまの機嫌はコロコロと変わるものです。そのため、笑顔で写真撮影に挑めるか不安になるママパパも多いでしょう。スタジオアリスには、研修を受けたスマイルマイスターが各店舗に在籍しております。

お子さまを笑顔にするだけでなく、衣装選びや写真選びのアドバイスをしますので、ママパパも楽しく撮影できるでしょう。

また、スタジオアリスでは快適に撮影ができるよう、衛生面・安全面にも取り組んでいます。授乳室やベビーベッドもご用意していますので、赤ちゃんとの撮影も安心です。赤ちゃんの機嫌やペースに合わせて撮影しますので、当日はリラックスして撮影にチャレンジしてみてください。

(参考:『赤ちゃん撮影を楽しもう!』

お宮参りや七五三のプランもご用意

スタジオアリスのお宮参りプランをご予約いただくと、お参り用の祝着(のしめ)も無料でレンタル可能です。スタジオでの祝着(のしめ)、神社やお寺での祝着(のしめ)姿、2つのシーンで本格的な和装を楽しめると好評いただいております。

七五三プランには、かわいくカッコよくおめかしができるヘアセットも含まれているので、衣装とともにトータルコーディネートが楽しめるでしょう。また、ディズニー和装やポケモン衣装もご用意しています。大好きなキャラクターの衣装を着れば、お子さまも自然と笑顔になるでしょう。

(参考:『お宮参り(ニューボーンフォト)』

(参考:『スタジオアリスの七五三』

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まとめ

まとめ

お子さまのお祝い事でご祈祷する際は初穂料を準備する必要があります。初穂料は、連名で用意しても問題ありません。ただし、のし袋の書き方、お札の入れ方、神社やお寺への渡し方にはマナーがあるため、事前に確認しておきましょう。

お子さまの成長は非常に早いものです。節目ごとのお子さまの姿を記念写真として残すことで、お子さまが大きくなった後もご家族みなさまで思い出を振り返られるでしょう。

スタジオアリスでは、お子さまのお祝い事の記念を写真という形で残すお手伝いをしています。お子さまの節目、ご家族のきずななどを写真という形に残しましょう。WEB撮影予約サービスもご用意しています。そちらもぜひご利用ください。

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