お宮参りで着物を着る際の授乳方法とは？必需品や注意点も紹介

お宮参りを迎える頃は授乳期真っただ中、着物を着てお祝いしたいけれど授乳がネックになり迷っている方も多いのではないでしょうか。しかし、着物で授乳する方法やポイントを押さえておけば、着物を着てのお参りも可能です。

そこで今回は、授乳期間中に着物でお宮参りをするときのポイントや、準備しておくと助かるアイテムについてまとめました。お宮参りだけでなく、授乳中に着物を着る予定のあるママも必見の内容です。

お宮参りは、男の子であれば生後31日目∼32日目、女の子ならば生後32日目∼33日目に行うのが伝統的です。無事に生まれたことへの感謝と成長への願いを込め、神社やお寺にお参りをしたり会食の席を設けたりしてお祝いします。

おめでたい日には着物を着たいと思っていても、授乳やお世話のことを考えて迷っているママも多いのでは。まずはお宮参りの服装について、情報をチェックしておきましょう。

着物を着ていても授乳をすることは可能です。ただし、授乳用の着物はなく、着る前やお参りのあと、もしくは着たままで授乳することになります。

和装の場合、色留袖や訪問着、色無地、落ち着いた付け下げといった着物が人気です。慣れない着物で授乳は不安……という場合も、コツを押さえておくことでスムーズに対応しやすくなるでしょう。

洋装であれば授乳口の付いたフォーマルな服装がおすすめです。派手すぎず落ち着いた中にも華やかさの感じられる服装を選ぶと、お祝いに花を添えられます。ボタンやビジューなど赤ちゃんを傷つける恐れのある装飾は避けましょう。

授乳服以外を選ぶときは、シャツと合わせたセットアップやシャツワンピース、胸元がクロスしたカシュクールなどを着用すると授乳の心配はなくなります。多少母乳で汚れたとしても、和装と比較するとクリーニングしやすい点はメリットといえるでしょう。

産後はこれまでと服のサイズが変わっていることも多く、事前に準備していた衣装では合わない可能性があります。フォーマルな授乳服を着用する機会も限られているため、授乳期間はレンタル衣装もおすすめです。

特に着物の場合、レンタルは購入よりも費用を抑えられるのもポイント。お宮参りのために衣装を用意するときは、レンタル衣装も選択肢のひとつに加えておくとよいでしょう。

お宮参りをする生後1カ月前後は授乳もお世話も大変な時期。しかし、授乳期間中でも着物を着ての参拝は可能です。授乳の仕方やタイミングなどはある程度決めておき、ぬかりのない準備を心がけましょう。ここからは、着物を着る場合の授乳方法として、代表的な5パターンを紹介します。

身頃の両脇の下にあるあきを「身八ツ口」といい、ここを利用して授乳できます。肌着の脇下は、あらかじめ切り開いておきましょう。

着物のおはしょりから布を引き出し、身八ツ口を大きく開いて授乳するとスムーズです。着物に母乳が付着しないよう、やわらかいタオルやガーゼハンカチなどで保護するとよいでしょう。

着物の衿（えり）を開き、胸を出して授乳する方法もあります。ただし、着崩れするため、自分で着付けができる、または着付けができる方が同行する場合に使える手段です。

着物の衿を上前、下前の順に開き、長襦袢と肌襦袢も同様に開きます。授乳後は開いたときと逆に着物を直していきましょう。裾やおはしょりも着崩れる場合があるため、しっかり伸ばして整えます。

授乳方法として、殺菌した哺乳瓶などにさく乳しておくのも選択肢のひとつ。パパや同行のご家族も授乳のお世話ができるのがメリットです。普段から哺乳瓶を使っていない赤ちゃんは、哺乳瓶に慣れておくことが必要です。

また、さく乳した母乳は雑菌が繁殖しやすくなるため、長時間置くのは避けましょう。常温で25度以下であれば3時間∼4時間以内に飲み切るのが理想です。

赤ちゃんがミルクも飲めるのであれば、お宮参りだけでなく少し遠出のお出かけをする際にも授乳の心配はぐっと減ります。今後ミルクとの併用を考えている場合は、お宮参りの前にミルクを飲ませる機会を作って慣れさせておきましょう。

特に、お宮参りの時期が夏場ならば、その都度調乳できるミルクのほうが安心です。赤ちゃんの好みもあるため、事前にミルクの好みを知り、調乳に慣れておきましょう。

着付け前に赤ちゃんにたっぷり母乳を飲ませておくパターンも◎。お宮参りの間は授乳しないと、きっぱり決めてしまう方法です。

お参りのあとに会食の予定がある場合は、開始前に着替えてから授乳します。とはいえ、長時間たつと胸の張りが気になるかもしれません。着付けの直前にたっぷり授乳し、着物の汚れ防止に母乳パッドも多めに用意しておきましょう。

着物を着て授乳する際の必需品とポイントをまとめました。母乳のみでお世話をする方、ミルクを使う方どちらにも役立つ内容です。スムーズにお世話ができるよう、パパやご家族とも情報を共有して、お宮参りの準備を進めましょう。

着物を着ると決めたら授乳の必需品を準備しましょう。授乳方法によって持ち物は変わります。あらかじめ授乳の仕方を決めておきましょう。ミルクの場合、荷物はやや多めになるかもしれません。ミルクはかさばらない液体ミルクを利用するのもひとつの手です。

着付けを依頼する場合は、着たままで授乳する旨を伝えて、きつく締めすぎないように着付けてもらいましょう。身八ツ口から授乳する場合は、肌着の脇下を切り開いておくのも忘れないようにします。以下にポイントをまとめました。

• ・少しゆったりと着付ける
• ・タオルで胸の隙間をなくす
• ・腰ひもは伸縮するゴムタイプの腰ベルトを使う
• ・帯は高すぎない位置で締める

母乳で着物が汚れた場合は染み抜きなどの専門的なクリーニングが必要なため、できれば汚さずに済ませたいものです。着物を汚さないためのポイントを紹介します。

• ・タオルやガーゼなどを多めに持参する
• ・母乳パッドの固定しやすい和装ブラをつける
• ・母乳パッドはいつもより多めに入れ、予備も持参する
• ・レンタル着物の場合は、着物保険に入っておく

「授乳はママの担当」という雰囲気はNG。パパや同行するご家族のサポートも大切です。授乳中は授乳ケープをかぶせてあげる、タオルやミルクの準備など、パパをはじめご家族が協力できることはたくさんあります。ママが安心して授乳できるように、ご家族も当日のスケジュールを頭に入れて、積極的にサポートしましょう。

赤ちゃんを連れてのお参りは大変ですが、1日のスケジュールを決めて授乳できるポイントを把握しておくと、比較的スムーズに過ごせるでしょう。ここからは、着物でのお宮参りについて、より具体的な注意点を紹介します。

お宮参りの1日の流れを把握し、授乳するタイミングを決めておきましょう。一般的なお宮参りのスケジュールと授乳タイミングを紹介します。

• 1.着付け※着付け直前にたっぷり授乳を
• 2.移動→お宮参り
• 3.記念写真撮影※授乳のタイミング
• 4.洋服に着替える※授乳のタイミング
• 5.会食

会食の予定があるときは、開始前に洋服に着替えておくのがおすすめです。また、着付けの場所から参拝先やフォトスタジオまでの距離がある場合は、さく乳した哺乳瓶の持参やミルクとの併用を考えるとよいかもしれません。

神社やお寺、フォトスタジオ、会食をするレストランなど、立ち寄る予定の場所に授乳室があるかも大切なポイントです。事前に調べておきましょう。専用スペースがないときは、授乳できそうな場所を見つけておきます。

なお、参拝先や会食会場などを決める際に迷ったときは、授乳スペースが設けられていることを選ぶ基準にするのもよいでしょう。

母乳で育てているママが着物を着てお宮参りをするときは、ママの負担を少しでも軽くするのが成功のコツです。例えば、お参りする神社やお寺は、自宅や着付けをする場所から近いほうが移動の負担がかかりません。お参り先で何かあった際も自宅に戻って仕切り直すことができます。ご祈祷の予約ができれば、待ち時間も短縮できるでしょう。

お参りから記念写真撮影、会食といったスケジュールを組む場合、1日中着物で過ごすとどうしてもお世話に時間がかかってしまいます。その点洋装でのお参りは、普段と変わらず授乳もお世話もできてスムーズです。何かと気楽な洋装で参拝し、記念写真を撮るときは着物で……というパターンもおすすめです。

着物を着て赤ちゃんと一緒に写真を撮るのは何かと大変です。スタジオアリスには赤ちゃんとご家族のステキな表情を撮影するプロが揃っています。赤ちゃんとママ、ご家族が安心して撮影を楽しんでいただけるように、全力でサポートいたしますので安心してご利用ください。

（参考： 『ニューボーンフォト』)

スタジオアリスには、ベビーベッドや授乳室など、赤ちゃんのお世話をしながら撮影できる設備が充実しています。また、スタジオ内は季節を問わず空調の効いた快適な空間と清潔な環境を保ち、お客さまへ安心・安全な撮影環境を提供できるように努めております。

そして、スタッフ全員が赤ちゃん撮影のプロフェッショナル。赤ちゃんのご機嫌を見ながら無理なく撮影を進めます。

（参考： 『スタジオアリスの赤ちゃん撮影』)

お宮参りの衣装に洋装を選んだママパパは、着物を着ての記念写真撮影にチャレンジしてはいかがでしょうか。スタジオアリスのパパママ着物フォトプランは、ご家族揃って和装の写真を残せると大好評です。

お客さまのご準備はヘアセットとメイクだけ。着物と小物はすべてセットとなっており、着付けもスタッフがいたします。ママパパの和装は、準備が大変だから……とあきらめる必要はありません。がなかなか実現が難しい、ご家族揃って着物姿の写真を撮るチャンスです。

（参考： 『家族みんなで楽しもう！パパママ着物フォト』)

スタジオアリスではお宮参り撮影をご利用いただいたご家族に、選べるプレゼントキャンペーンを実施中。ご購入金額に応じてデザインフォトやウォールデコレーションカード、フレーム付きフォトなどの中からご希望のアイテム1点をプレゼントいたします。

また、スタジオアリスでお宮参り撮影をご予約いただくと、お出かけ用の祝着（のしめ）レンタルを無料でご利用いただけます。お参りと撮影で2着の着物を楽しめるお得なプランです。

（参考： 『お宮参り（ニューボーンフォト）』)

お宮参りは授乳期間中のお祝い。着物を着てのお参りは、お世話に時間がかかったり、持ち物が予想外に増えてしまったりと大変なこともあるかもしれません。しかし、事前の準備とご家族の協力があれば大丈夫。授乳のタイミングも考えながら、スムーズなお参りを実現させましょう。

スタジオアリスはお子さまとご家族の今を切り取り、写真というカタチで生涯忘れられない思い出を残します。着物でお祝い写真を撮りたい授乳中のママも、お世話のための設備が整ったスタジオアリスなら安心です。節目の記念写真撮影はスタジオアリスにお任せください。

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