七五三での絵馬の書き方は?例文やポイント、保管方法を紹介|こども写真館スタジオアリス|写真スタジオ・フォトスタジオ

あれこれ気になる「七五三事情」

七五三での絵馬の書き方は?例文やポイント、保管方法を紹介

七五三での絵馬の書き方は?例文やポイント、保管方法を紹介

七五三のお祝いは、日本の伝統文化のひとつです。七五三の際、神社やお寺でご祈祷をすると、絵馬や千歳飴(ちとせあめ)などの授与品をいただくことがあります。

絵馬に願い事を書くことはなんとなく知っているものの、「絵馬の書き方にルールはある?」「家でも保管できるの?」などの疑問を持つこともあるでしょう。

そこでこの記事では、絵馬の書き方と記載時のポイントを紹介します。例文や保管方法、絵馬以外の授与品の飾り方なども併せて解説するため、お子さまの七五三を控えているママパパは内容を確認しておくと安心です。お子さまの成長を願う気持ちを絵馬につづり、七五三の行事をご家族揃って楽しみましょう。

目次
絵馬の意味と由来
七五三の絵馬の書き方|何を書く?
七五三で絵馬の書き方|ポイントや注意点
七五三の絵馬は奉納する?ご自宅で保管する?
七五三でいただく絵馬以外の授与品は?
お子さまの七五三はスタジオアリスにお任せ!
まとめ

絵馬の意味と由来

絵馬の意味と由来

七五三でご祈祷を受けるときも絵馬をいただくことがあります。絵馬に願いごとを書き、神社やお寺に奉納するのが一般的ですが、事前に絵馬についての知識を深めておくと、行事もよりスムーズに行えるでしょう。

また、絵馬の意味や由来についてお子さまに伝えることで、七五三の行事をより一層楽しめます。まずは、絵馬とはどのようなものかという点を深掘りしていきましょう。

絵馬とは

絵馬は、神社に納める木の板のことです。裏面には馬や神様の絵が描かれており、表面には神様への願いごとや願いがかなったお礼などを記載します。どのようなことを書くか、お子さまと一緒に考えておくとよいでしょう。

現在使用されている絵馬の多くは五角形で、頂点の部分にひもが通っているのが一般的です。なお、地域によっても形は異なります。それぞれの神社やお寺にちなんだ絵馬もあり、ハート型の絵馬なども人気があります。

絵馬の板の部分にお願い事を書いた後は、神社やお寺にある「絵馬掛け」とよばれる台にひもをかけてつるすのが一般的です。

絵馬の由来と歴史

古代の神々は「神馬(しんめ)」と呼ばれる馬に乗って人間界にやってくるとされていました。古代の日本人にとって馬は神聖な生き物で、神事の際にも生きた馬がお供えされていたといわれています。

やがて奈良時代前期になると、馬の形をした木や土である「馬形(うまがた)」を飾るようになりました。また、奈良時代後期にはこの文化が簡略化され、今のように木の板に馬が書かれた「絵馬」を使用するようになったといわれています。

絵馬の役割

室町時代では、「大絵馬」と呼ばれる大型の絵馬が主流でした。大絵馬は権力者が一族の繁栄を願うために作ったものです。

また、江戸時代になると庶民の間で「小絵馬」が使用されるようになりました。一族の繁栄だけでなく健康や長寿などさまざまなお願い事を記載するようになり、お願い事の内容に合わせて絵柄も変えられていったのです。

さらに、現代に入り絵馬を使用した祈願成就の文化が広まると、多種多様なデザインが使用されるようになりました。絵馬のデザインは時代に合わせて移り変わりましたが、祈願成就という絵馬の目的は今でもそのままの形で受け継がれています。

七五三の絵馬の書き方|何を書く?

七五三の絵馬の書き方|何を書く?

七五三でご祈祷をすると、絵馬や千歳飴といった授与品をいただくことがあります。実際に絵馬にお願い事を記載する際は、どのように書けばよいのでしょうか。ここでは、七五三での絵馬の書き方を確認していきましょう。

絵馬の書き方に決まりはない

七五三の行事目的と合わせて健やかな健康を祈願する方や、ここまで無事に成長できたことに対する感謝を絵馬に記載することが多いようです。ただし、絵馬の書き方に特別な決まりはありません。

「健康祈願」「合格祈願」などお願い事の内容を簡略化する方もいれば、「〇〇が上手になりますように」「〇〇小学校に入学できますように」といったように具体的な目標を書く方もいます。書く内容や書き方よりも、お子さまの将来を思いながら心を込めて書くことが大切です。

七五三の絵馬の例文

絵馬の書き方に厳密な決まりはなく、比較的自由に記載できるようになっています。「できるだけ失礼がないようにしたい」「一般的にどのようなことが書かれるのか知りたい」という場合は、以下の例文を参考にしてみるとよいでしょう。

「〇〇がこの先もずっと健康でいられますように」
「今後もすくすくと成長できますように」
「幸せな人生を歩めますように」
「大きくなったら、〇〇になれますように」
「〇〇小学校の受験に合格できますように」

七五三で絵馬の書き方|ポイントや注意点

七五三で絵馬の書き方|ポイントや注意点

七五三で絵馬を書く際は、「誰が記載してもよいの?」「子どもの名前も記載するの?」といったように、気になることが出てくるものです。

ここでは、絵馬を記載する際のポイントや注意点を紹介します。七五三当日の焦ることなくスムーズに対応するためにも、事前に疑問点を解決しておきましょう。

お子さまが書いてもOK

絵馬は基本的に購入した方「本人」が、ご自身でお願い事を記載するのが一般的です。そのため、七五三の場合は、絵馬を受け取ったお子さまがお願い事を記載することになります。

ただし、「まだ字が書けない」というケースや「お願い事が思いつかない」というときもあるでしょう。そのような場合は、保護者の方が代筆しても問題ありません。お子さまの健康や成長を願いながら、絵馬に思いを込めましょう。

また、お子さまにお願い事を聞いて、その内容を代筆するのも方法のひとつです。将来の夢ややりたいことなどを願うケースが多いようです。

縦書き・横書きどちらでもOK

絵馬は、縦書きと横書きのどちらでも記載可能です。日本の伝統文化にならうと縦書きが主流ですが、横書きが一般的となった現代社会では横書きで記載する方も少なくありません。

また、お願い事を記載するペンにも特別な決まりはありませんが、油性ペンを使用するとよいでしょう。水に強いため雨が降ったときにも安心です。ペンや書き方によってご利益が変わることはないといわれています。

名前や住所は簡略化して記載すると安心

神様に見つけてもらいやすいよう「住所」や「名前」、「日付」などを記載するのが伝統的な方法です。

ただし、個人情報が流出する恐れがあるため「名前はイニシャルだけにする」「住所は都道府県までにする」といったように対策をすることも最近では多いでしょう。

また、神社によっては個人情報保護シールを購入できるケースもあります。名前や住所が記載されていない、あるいはシールで隠されているからといって、お願い事がかないにくくなるわけではありません。

七五三の絵馬は奉納する?ご自宅で保管する?

七五三の絵馬は奉納する?ご自宅で保管する?

七五三で絵馬を授与されたときは、すぐに奉納せずご自宅に持ち帰ることもあります。神社には絵馬を飾るための絵馬所がありますが、ご自宅ではどのように飾るのがベストなのでしょうか。ここでは、絵馬の正しい飾り方や保管方法を確認していきます。

絵馬の奉納の仕方

絵馬を書いた後、境内の絵馬所に飾るのが一般的な奉納方法です。絵馬所には金属製のL字フックや木製の棒などが設置された「絵馬掛け」があり、絵馬の上部に付いているひもを引っ掛けてつるします。

ただし、神社や地域などにより、飾り方が異なる場合があるため注意しましょう。例えば、絵柄が表になるように飾ることもあれば、裏側に来るように飾るケースもあります。飾り方が分からないときは、神社を管理する宮司さんや同じ地域に住む親戚などに事前に確認をしておくとよいでしょう。

ご自宅での保管方法

七五三のご祈祷を受けた際にいただく絵馬は、厄よけの意味を込めてご自宅に持ち帰る方も少なくありません。しかし、絵馬は本来神様にお供えするものです。

ご自宅で飾る際は、人の目線よりも高い位置に飾りましょう。神棚や床の間などの清らかな場所に飾るのが望ましいとされています。

また、お神札や破魔矢(はまや)など、他にもいただいた授与品があれば一緒に飾るとよいでしょう。

1年後の返納も忘れずに

七五三で絵馬をいただいてから一定期間が経過したときや、絵馬に書いた願いごとが成就したときは神社やお寺に返納するとよいでしょう。目安期間は約1年です。

神様にお守りいただいたお礼を伝えるとともに、感謝の気持ちを込めて絵馬を奉納しましょう。

神社やお寺では絵馬のようなご利益があるものを、年に数回おたき上げしています。また、どんど焼きで燃やして、厄を落としとするケースもあるようです。炎の中に入れることで「邪気を払い、天に返す」という意味があります。

七五三でいただく絵馬以外の授与品は?

七五三でいただく絵馬以外の授与品は?

七五三でいただくのは絵馬だけではありません。絵馬以外にも、千歳飴やお守りなどさまざまな授与品をいただけるケースが多いでしょう。

授与品もそれぞれに意味や役割を持っており、ご利益のある大切な品です。それぞれにどのような意味があるかなど知識を深め、正しく取り扱えるとよいでしょう。

破魔矢(はまや)

破魔矢(はまや)とは魔よけをするといわれている矢のことです。日本では破魔矢を使用して弓矢を射る「破魔打(はまうち)」という文化があります。

この儀式で使用した矢を持ち帰り子どもの健康祈願をする風習が生まれ、現代でも縁起物として七五三で配布されています。

いただいた破魔矢は、人の目線よりも高く清浄な場所に飾りましょう。飾る方角としては、南向きか東向き、あるいはその年の「凶」とされる方角に飾るとよいといわれています。ただし、厳密なルールやマナーはないため、ご自宅の状態に合わせて飾って問題ありません。

また、飾り終えた破魔矢も約1年を目安に、神社やお寺で奉納します。納札所に持参するか、おたき上げ・どんど焼きなどの行事の際に持っていきましょう。

千歳飴

千歳飴は七五三の代表的な授与品のひとつです。千歳には「千年」「長い年月」といった意味があり、長寿を祈願する縁起物として七五三で配布されています。

千歳飴は最長1メートルの細長い形状をしているのが特徴です。「千歳飴のように細く長く、そして粘り強く成長していきますように」との願いが込められています。

いただいた千歳飴はそのまま食べる他、細かくカットすれば料理の際にも使用可能です。千歳飴を使用した手作りおやつやドリンクを用意すれば、お子さまにも喜ばれるでしょう。なお、千歳飴は切ったり砕いたりしてもご利益には影響がないといわれています。

お守り

お守りは、ご祈祷を受けた方を厄から守るためのものです。七五三を終えた後は、カバンに付けるなどしてできるだけお子さまの近くに置いておくとよいでしょう。持ち歩かない場合は、絵馬や破魔矢などと同様、人の目線よりも高く清浄な場所に飾っておきます。

なお、お守りも他の授与品と同じように、いただいてから1年程度経過したらおたき上げや焼納にて供養するのが一般的です。引き続きお守りを身につけたいときは、古いものを奉納する際に新しいものと交換しましょう。

お子さまの七五三はスタジオアリスにお任せ!

お子さまの七五三はスタジオアリスにお任せ!

七五三はお子さまの成長を祈願する日本の伝統行事です。神社やお寺でお参りするだけでなく、ご家族で食事会を開いたり記念写真を撮影したりすることもあります。

七五三のお祝いの記念写真撮影はスタジオアリスにお任せください。スタジオアリスでは七五三だけの特別な撮影メニューをご用意しています。

(参考:『七五三』

衣装が豊富だからピッタリの一着が見つかる!

衣装が豊富だからピッタリの一着が見つかる!

撮影用衣装の品揃えは約500種類です。着物や袴からドレス、タキシード、ディズニー和装までさまざまな種類をご用意しています。お子さまの魅力にピッタリと合う衣装を見付け、成長の節目を記録しましょう。

さらに、着付けやヘアセットが付いてくる点も多くのママパパからご好評いただいているポイントです。事前に別の場所で用意をしておく必要はありません。

撮影当日はご自宅からそのままスタジオアリスにお越しいただくだけで、写真撮影を開始できるため、準備の手間もかからず気軽に撮影にチャレンジできるでしょう。

(参考:『衣装を探す』

お出かけ用着物レンタルで絵馬と記念写真も◎

お出かけ用着物レンタルで絵馬と記念写真も◎

「お出かけ用着物レンタル」は、スタジオアリスで前撮り撮影をする方のみが利用できる、お参り用着物のレンタルプランです。衣装の数は約200種類で、豊かなバリエーションの中からお気に入りの一枚を選択できます。

撮影用衣装とお出かけ用着物は、違う衣装を選べます。撮影中は白の着物、お参り時はピンクの着物といったように、2度のタイミングで違う着物を楽しむのもおすすめです。草履や小物一式もセットになっています。

(参考:『お出かけ用着物レンタル』

お誕生日と一緒にお祝いする七五三

お誕生日と一緒にお祝いする七五三

お誕生日と七五三を一緒にお祝いできる「Happy Birthday 七五三」のプランもご用意しています。「お誕生日」と「七五三」の2大イベントを一緒にお祝いする豪華な内容で、Happy Birthday 七五三だけのスペシャルな撮影や限定セットの利用が可能です。

Happy Birthday 七五三では、洋装1着、和装1着、お誕生日撮影用1着の合計3着を着用できます。また、注文した分の画像をデータでお渡ししているのも魅力のひとつです。SNSにアップしたり、ご家族に送ったりとさまざまな用途にご利用ください。

(参考:『Happy Birthday 七五三』

まとめ

まとめ

七五三では、絵馬や千歳飴、破魔矢などが授与されます。絵馬の書き方には特別な決まりはありません。お子さまがお願い事や絵を記載する、あるいは保護者の方が代筆するといった方法が主流です。

なお、絵馬は本来神社に奉納するものです。ご自宅で保管する場合は神棚など人の目線よりも高く清らかな場所に飾れるとよいでしょう。

七五三では、お参りだけでなくご家族での会食や記念写真撮影をするケースもあります。お子さまの大切な記念行事である七五三の写真撮影は、スタジオアリスにお任せください。子ども写真のプロが、お子さまのすてきな姿とかわいらしい笑顔を逃すことなくキャッチし、思い出に残る写真に仕上げます。ご予約はWEBからがスムーズです。スタッフ一同、みなさまのお越しをお待ちしております。

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